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「ZOZO」ブランドで「ビジネススーツ」発売 ZOZOSUIT活用で「肩傾斜や体形の左右差も考慮」

スタートトゥデイの前澤友作社長

ファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイは、プライベートブランド「ZOZO」の商品ラインアップを拡充する。7月3日、初のフォーマル商品となるメンズの「ビジネススーツ」と「ドレスシャツ」のセット(2万4800円、以下税込/期間限定価格)などを発売する。

同社のプライベートブランドは、スマートフォンを活用する採寸用スーツ「ZOZOSUIT」で身体を計測したデータを基に、顧客のサイズにぴったりの衣服を注文できる。製造側があらかじめ大量にサイズを用意する「パターンオーダー」とは異なり、顧客の肩傾斜や体形の左右差なども考慮できるのが特徴だ。

新商品のビジネススーツは、ウール生地を使用。柄とカラーは無地(ブラック、ダークネイビー、チャコールグレー)、へリンボーン(ネイビー、ダークネイビー、ライトグレー、チャコールグレー)を用意する。

14色展開のドレスシャツは、首や肩、胸囲、袖丈、袖口、着丈、手首に加え、襟の大きさや高さ、ポケットの大きさ、位置などをミリ単位で調整する。

両製品はセットで提供するが、今後は単品での販売も予定している。

この他にも同日、ZOZOSUITの採寸データを活用できるメンズの「VネックTシャツ」(1200円)、「クルーネックポケットTシャツ」(1500円)、「ストレートデニムパンツ」(4900円)、ウィメンズの「VネックTシャツ」(1200円)と「オックスフォードシャツ」(3900円)、「ストレートデニムパンツ」(4900円)、「スキニーデニムパンツ」(4900円)も発売する。

●ZOZOSUITを“行き届かせ”、プライベートブランドを拡充

同社は1月末、まずTシャツ、デニムパンツの2商品でプライべートブランドの展開を始めた。当初は、伸縮性のあるセンサーを内蔵するZOZOSUIT(旧ZOZOSUIT)による計測データを活用する予定だったが、「予約数に対してスーツの生産数が追い付かない状況」(同社)が続き、配送遅延が生じていた。「(当時)プライベートブランド事業の成功への確信が薄かった原因は、ZOZOSUITを満足に大量生産できなかったことによるものだ」(同社)

しかし4月末、ZOZOSUITの仕様を変更し、全身にドット状のマーカーを施し、スマホのカメラで採寸する方式に。旧型と比べてよりコストを抑え、今期(2018年4月〜19年3月)に600万〜1000万着のZOZOSUITを無料配布するとの方針を打ち出した。ZOZOSUITの配布数は7月3日時点で55万3179枚。

ZOZOSUITを大量生産できる見通しを立てた上で、プライベートブランドの品目数を拡充し、売上増を狙う。19年3月までに10〜20品目を用意する考えだ。顧客のサイズに応じたオーダーに対応すれば、過剰な在庫数を抑えられるとし、従来の通販事業以上の利益率を上げられる可能性もある。

同社の18年4月〜19年3月の連結業績予想は、売上高が1470億円(前年比49.5%増)、純利益が280億円(同38.9%増)の見通し。

提供元:ITmedia NEWS

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