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ユングフラウ鉄道はスイス観光のハイライト!お手軽に「雪と氷の世界」へ


ユングフラウ鉄道は、1912年に創業したヨーロッパで最も標高の高い場所を走る登山鉄道。麓からは2つの鉄道を乗り継ぎますが、クライネ・シャイデック駅でユングフラウ鉄道に乗車します。ユングフラウヨッホには標高3,451mのスフィンクス展望台があり、雪と氷の世界が堪能できますよ。ここでは麓から半日もあればお手軽に楽しめる、スイスきっての人気路線「ユングフラウ鉄道」とその魅力をご紹介。(PR)

ユングフラウヨッホ駅までは3つの登山鉄道に乗り換え!

写真:熊乃 久間

ユングフラウは標高4,158mあり、アルプスの中でも屈指の人気を誇る山。登頂の難しい山とされていて、かつては登山家しかその眺めは堪能できませんでしたが、現在は鉄道で一気に上まで登ることができるようになりました。
展望台のあるユングフラウヨッホ駅へ行くには、3つの登山鉄道を乗り継いでいきます。起点となるのは麓にあるインターラーケン。ここからオーバーラント鉄道(BOB)とヴェンゲルンアルプ鉄道(WAB)、そしてユングフラウ鉄道(JB)の3つの登山鉄道を乗り継いでいく壮大なルートです。

写真:JUNGFRAUJOCH TOP OF EUROPE

まずはインターラーケン・オスト(東)駅からオーバーラント鉄道に乗車。次のツヴァイリュッチネン駅で切り離され、前方の車両はラウターブルンネンへ、後方はグリンデルワルトへと向かいます。どちらも最終的にクライネ・シャイデック駅でユングフラウ鉄道に合流。
ラウターブルンネンもしくはグリンデルワルトの駅から、クライネ・シャイデック行きのヴェンゲルンアルプ鉄道に乗り換えます。グリンデルワルド経由なら、右側の進行方向反対席へ。車窓からは迫力満点のアイガー(標高3,970m)の切り立った崖が眺められますよ!

写真:JUNGFRAUJOCH TOP OF EUROPE

クライネ・シャイデック到着後は、駅舎の反対側にあるユングフラウ鉄道に乗り込み、最終目的地ユングフラウヨッホへ。列車は、団体専用列車もしくは団体用と一般客用が混載する編成。公式ホームページでは座席を予約することが出来るので、混雑が予想される時は事前に用意しておきましょう。

ヨーロッパで最も高い位置にある鉄道駅を結ぶ

写真:JUNGFRAUJOCH TOP OF EUROPE

大勢の観光客を乗せた列車は、終着駅のユングフラウヨッホまでわすが9.3kmの路線を、標高差1,393mの急勾配で走行。クライネ・シャイデックからアイガーグレッチャー駅までは名峰や氷河、初夏なら高山植物の花々、冬なら銀幕の世界が車窓から楽しめます。座席は進行方向右側がおすすめ。

写真:JUNGFRAUJOCH TOP OF EUROPE

しばらく行くと世界遺産認定エリアへと突入し、標高2,320mのアイガーグレッチャー駅で3分ほど停車。夏はここからクライネ・シャイデック駅(写真)までハイキングがおすすめ。下り道を歩きながらアイガーと氷河の絶景を眺められるコースで、約1時間ほどで下山できます。

写真:JUNGFRAUJOCH TOP OF EUROPE

アイガーグレッチャー駅を出発した列車はトンネルに突入。終着駅「ユングフラウヨッホ」まで、ひたすらトンネルを登って進みます。
途中にある「アイスメーア」駅は展望台からガラス越しに氷河が見学できる人気スポット。現在は「アイガーヴァント」駅で停車せず、アイスメーア駅のみ停車します。
2017年からは新型車両が導入されたことで、座席数が増え、ユングフラウヨッホまでの運行時間を52分から35分へと大幅に短縮されています。

トップ・オブ・ヨーロッパの楽しみ方

写真:JUNGFRAUJOCH TOP OF EUROPE

ユングフラウヨッホ駅に到着し、エレベーターで展望台へと出てみましょう。周りは一面氷の世界!これはアレッチ氷河と呼ばれています。氷河の上の岩峯にちょこんと顔を出して建つのが「トップ・オブ・ヨーロッパ」。
ここからは天候や季節に関係なく1年中、ユングフラウの景色がパノラマで望めます。館内には、ユングフラウ鉄道の歴史をパネルなどで展示した「アルパイン・センセーション」や氷河トンネルに氷の彫刻を配した「アイス・パレス」などアトラクションも充実。

写真:熊乃 久間

ショップでは、ここでしか入手できないレアなアイテムをチェックしましょう。ユングフラウ鉄道社が運営する「トップ・オブ・ヨーロッパ ショップ」では、ユングフラウのロゴ入りのダウンや腕時計、ナイフ、小物など、日本で使える実用的なものが揃っています。
日本でもお馴染みのリンツ社のショップ「リンツ・スイスチョコレート ・ヘブン」では、ユングフラウのシールが付いた特別パッケージを販売。店内では人気チョコレート「リンドール」の試食も行っているので、スイスの味を堪能しつつ選ぶことも!

写真:熊乃 久間

館内ではスイス料理のレストラン、フードコートなどもあるので、高所でありながらも食事に困りません。ランチは混雑していても回転率がいいフードコートの「アレッチ」がおすすめ。大きな窓からアレッチ氷河や周辺の山々を眺めながら、インターナショナルな料理を中心にハンバーグなどボリューム満点メニューが食べられます。ベジタリアン・メニューもあり、種類も豊富。

天気に恵まれたら屋外へ出てみよう!

写真:JUNGFRAUJOCH TOP OF EUROPE

天気が良いのなら、トップ・オブ・ヨーロッパの高速エレベーターで最上階にある標高3,571mの「スフィンクス展望台」へ登ってみましょう。厳冬期でも快適に眺望できるガラス張りの室内とテラスで、夏でも雪を纏うユングフラウ、アレッチ氷河、メンヒを大パノラマで心ゆくまで堪能できます。

写真:JUNGFRAUJOCH TOP OF EUROPE

天気が良い日は周囲を歩くことも可能。「アイスパレス」出口付近のエレベーターから「雪原プラトー」へ出て周囲のパノラマビューを楽しんだり、スフィンクス展望台へのエレベーター奥にあるアレッチ氷河出口から「メンヒスヨッホヒュッテ」までハイキングに挑戦するのも良いでしょう。高山病に注意しながら、防寒具とサングラス、日焼け止めを塗って、水分補給をしながらゆっくりと歩くことをおすすめします。
圧雪された道をゆっくりと歩くと、至近距離でメンヒを独占できますよ。

ユングフラウ鉄道はお天気の確認をしてから乗車しよう!

かつては登山家しか見ることができなかった絶景をお手軽に楽しめるのが、ユングフラウ鉄道の魅力。頂上からの眺めは天候で印象ががらりと変わってしまうので、関連MEMOにある「ユングフラウヨッホライブカメラ」で山頂の映像を確認したり、インターネットで運行状況を調べてから向かいましょう。晴れた日のユングフラウは、鉄道車窓からもユングフラウヨッホ展望台からも迫力満点で最高の景色が待っていますよ!
2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
【この記事は スイス政府観光局 とのタイアップです】

■関連MEMO
ユングフラウヨッホ(スイス政府観光局)
https://www.myswitzerland.com/ja/jungfraujoch-1.html
JUNGFRAUJOCH TOP OF EUROPE
https://www.jungfrau.ch/en-gb/jungfraujoch-top-of-europe/
ユングフラウヨッホライブカメラ
https://www.jungfrau.ch/en-gb/live/webcams/#webcam-jungfraujoch-top-of-europe

【トラベルジェイピー・ナビゲーター】
熊乃 久間

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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