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シカゴ・ミレニアムパークで自然と都会とアートの共演を満喫

ニューヨークといえば「自由の女神像」。ラスベガスといえば「ラスベガスサイン」やカジノ街など、その都市を象徴するアイコンはどこの都市にだって存在するもの。
では、ニューヨーク、ラスベガスに続く人口を有する、イリノイ州最大都市であるシカゴのシンボルといえばなんなのでしょうか……?

シカゴのシンボルは"豆"!?

写真:©City of Chicago

そう、この巨大な「ザ・ビーン(豆)」という愛称で親しまれているオブジェこそが、シカゴのシンボル。ミシガン湖沿いのグラントパークの一画に広がる「ミレニアムパーク」内に、設置されています。地元民をはじめ、観光客も多く集うこのミレニアムパーク内でも、「ザ・ビーン」はいつも大人気で注目の的。

写真:©City of Chicago

そんなシカゴのシンボル「ザ・ビーン」を紹介する前に、そもそも、ミレニアムパークとは一体どんな施設なのでしょうか。

摩天楼の中に広がる憩いの地

写真:©City of Chicago

前述のとおりミレニアムパークは、ミシガン湖沿いのグラントパークと呼ばれる1.29平方キロメートルもの広大な敷地を有する区画内に位置しています。
このグラントパークには、ミレニアムパークの他、シカゴの観光では外せない「シカゴ美術館」や世界最大規模の噴水「バッキンガム噴水」。さらには、「フィールド自然博物館」をはじめとする3つの博物館が所在するミュージアム・キャンパスに至るまで、シカゴ観光のメインどころがぎゅっと詰まっています。
緑豊かで季節の花々が咲き乱れるパークは、摩天楼が林立するダウンタウンのオアシスと言っても過言ではありません。

写真:©City of Chicago

もはや市民の生活、そしてシカゴ観光の中心とも言えるこのミレニアムパーク。人々からも愛され、さぞや長い歴史を有する施設かと思いきや、その歴史は意外にも浅いことに驚くでしょう。計画がスタートしたのは1997年。その翌年1998年に着工し、完成したのはまだまだ私たちの記憶にも浅い2004年のこと。
21世紀に入って余年。近代的な建築や芸術や科学、産業などの文化の発展に深く力を入れてきたシカゴの街に馴染むような、アートと自然が美しく融合した、まさに今世紀のシカゴを体現するパークが生まれたのです。

継ぎ目がない!? 実現不可能と言われたデザインがここに

写真:©City of Chicago

そんなパーク内で一際存在感を放つのが、冒頭で紹介した「ザ・ビーン」。インド出身の彫刻家アニッシュ・カプーアによって作られたオブジェで、正式名称を「クラウド・ゲート」といいます。
その設計やデザインから、制作当時は実現不可能なのではと囁かれもしたそうですが、ミレニアムパークのオープンには間に合わなかったものの、2006年に完成を遂げ、今こうして訪れる人を楽しませてくれています。
168枚のステンレス板をつなぎ合わせて作られているオブジェですが、表面は充分に研磨されているため、一切継ぎ目の見えない不思議でユーモラスな渾身のアート作品です。

写真:©City of Chicago

鏡面には、これまたシカゴのシンボルであるスカイラインが、歪みを描きながら映し出されます。「摩天楼」「空」そして「人々」……それらが一同に映り込むように設計されたこのオブジェは、まさにシカゴの象徴なのでしょう。
周囲をぐるりと回ってさまざまな角度から眺める度に、ころころと表情を変えるザ・ビーン。つい時間を忘れて、映り込む景色を楽しんでしまうこと必至。

写真:©City of Chicago

また、「オンパロス(ギリシャ語で「へそ」の意)」と呼ばれるアーチ下部からは、ザ・ビーンの下側に入ることもできます。
そこに広がる不思議な世界は、ここでしか出会えない光景! 歪んだ鏡面に映る自分を撮ろうとする観光客も多く、これもまたフォトジェニックなスポットと言えるのかも知れません。

地元民にも大人気の表情豊かなアート

写真:©City of Chicago

もうひとつ、ミレニアムパーク内で人気のスポットがこちらの「クラウン・ファウンテン」。
広場に対になって立つこの2つのタワーは、バルセロナのアーティスト、ジャウメ・プレンサによるもの。2014年に東京の虎ノ門ヒルズに設置された「ルーツ」も、同氏によるものなんです。
人の顔が大きく映し出されているのが印象的なこのクラウン・ファウンテンは、その名の通り噴水になっており、側面からは水が滝のように流れています。
LEDディスプレイに映し出される顔は、シカゴ市民約1000人の顔。ランダムで映し出されるその顔を見ていると、様々な人種の人々がいることに気がつくはず。豊かな表情を見せてくれるこのクラウン・ファウンテンは、様々な人種の人々で構成されたシカゴの縮図のよう……!?

写真:©City of Chicago

夏場になると、こうして子どもたち(中には大人も!)が水着で思いっきりはしゃぐ光景が見られます。数分に一度口から噴き出す水は、子どもたちにとってもちょうどいいアトラクションなのでしょう。

アート、音楽、自然が織りなすオアシス

写真:©City of Chicago

その他にも、ふとしたところに様々なアート作品が設置されていたり、「ジェイ・プリツカー・パビリオン」と呼ばれる、11,000人のキャパを有する野外コンサートステージがあったりと、多彩な魅力に溢れるミレニアムパーク。
夏になると無料のコンサートが行われていたり、シカゴを代表する大人気のイベントなども、このミレニアムパークで開催されていますので、訪れる際はイベントスケジュールなどをチェックしてみると、楽しみ方が倍増するはずです。

写真:©City of Chicago

シカゴを訪れた人ならば必ずと言っていい程立ち寄るであろうミレニアムパーク。
様々な魅力が溢れるこの摩天楼の中のオアシスで、憩いの時間を過ごしてみてください。

ミレニアムパークの基本情報

住所:201 E Randolph St, Chicago, IL 60602 アメリカ合衆国
電話番号:+1-312-742-1168
アクセス:メトラ、サウスショアー線 ミレニアム駅(Millennium Station)から徒歩1〜2分
【取材協力:Choose Chicago】

■関連MEMO
Choose Chicago
https://www.choosechicago.com/

【トラベルジェイピー・ナビゲーター】
ホリタナツミ

提供元:トラベルジェイピー 旅行ガイド

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