• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
  • ホーム
  • おでかけ
  • 英語が公用語 福島「ブリティッシュヒルズ」のここがスゴイ!

英語が公用語 福島「ブリティッシュヒルズ」のここがスゴイ!


都心から約2時間半。福島県羽鳥湖近くの山奥に建つ「ブリティッシュヒルズ」は、中世の英国をテーマに造られた宿泊施設。イギリスではマナーハウス(荘園領主の館)に泊まるツアーが人気であり、国内でこれが体験できてしまうのは大変貴重です。英会話や英国文化を理解することを理念に作った建物であることから、その全てが本格的。遊び目的のテーマパークとは一線を画しているのです。

いざ英国へ!ドキドキの入国手続き

写真:Nami Kita

自家用車、もしくは新白河駅から発着する送迎バスに乗り、森の中を進むと現れるのが「ブリティッシュヒルズ」の入り口。霧が立ち込める中、物語に出てきそうな西洋風の門をくぐるときは異世界に忍びこむようなドキドキ感があります。海抜1000メートルに位置している為、気圧や空気の薄さを感じることもあるでしょう。
施設内は手入れの行き届いたイングリッシュガーデンから、福島の自然を味わうことができるネイチャートレイルも。ハイキングに行くときは、熊よけの鈴をお守り代わりにレセプションで借りましょう。数多くの高山植物とも出会えますよ。

写真:Nami Kita

まずはじめにメインの建物であるマナーハウス前でゲストを出迎えてくれるのはイギリスを代表する作家「シェイクスピア」の像。中に入ると美しいステンドグラスやイギリスから取り寄せた重厚な家具の数々が目に留まります。
こちらのマナーハウス内では、英語または日本語から選べるガイド付きの見学ツアーが開催されているのでぜひ参加してみては。様々なセミナーが行われる講堂や、歴史ある本たちが陳列するライブラリーも圧巻です。
人気ドラマ「花より男子」のロケ地としても使われたマナーハウス。主演の松本潤さんが食事をするシーンに使われたという椅子も館内にあります。聖地巡礼の場としても根強い人気のこの場所。大富豪の家という設定で使われた場所とだけあり、リッチな気分が味わえそうですね。

写真:Nami Kita

エレガントで落ち着いた雰囲気のレセプションデスクでは、親切なスタッフがにこやかに出迎えてくれるので、英語でのチェックインにトライしてみましょう。不安な方は日本語でも対応可能ですが、皆あたたかい対応をしてくれるので、安心して英会話の練習ができますよ。デスクでルームキーと館内地図を受け取り食事の時間を確認したら、さっそくお部屋に向かいましょう。

まるで絵本の世界!?クラシカルなゲストルーム

敷地内にある9つのゲストハウス棟にはそれぞれ英国の歴史上の人物の名前が付けられています。ベッドルームとリビングルームからなるスタンダードルームが一般的ですが、一回り大きいデラックスルームではより広々とした空間が味わえます。
また各建物内にはラウンジが設けられているので、珈琲を飲みながらゆったりとした時間を過ごすことができますよ。別部屋に同行者がいる場合などこういった空間は嬉しいですね。
キャビネットにはブリティッシュヒルズオリジナルの刺繍が入ったローブが用意されているので敷地内を歩くときはお忘れなく。標高が高く気温の低いブリティッシュヒルズでは防寒対策になるだけでなく、「まるでハリーポッターのよう!」と英国気分を高めてくれますよ。

写真:Nami Kita
写真:Nami Kita

中世の英国を基に造られた「ブリティッシュヒルズ」は、建築資材も全て英国からの直送品。そのため歩くたびに床がきしむ音などが趣を感じさせてくれます。ベッドやカバーも重厚感が溢れており、特別な気分が味わえますよ。小さなお子様にはベビーベッドを用意しておいてくれるので安心。予約時にはリクエストをお忘れなく。

写真:Nami Kita

乙女心をくすぐる猫脚の浴槽は重厚なイメージのゲストルームの中でひときわ目をひく存在。シャワーヘッドもクラシカルでかわいらしいので気分も高まります。デラックスルームには浴槽の他にシャワーブースも設けられているので洗い場がないと不便と感じる方はそちらをチョイスしてみては。
アメニティはカテゴリーによって異なりますが、英国のアロマブランド「アロマセラピーアソシエイツ」、や英国のセレブ御用達の「レン」のグッズが用意されています。お風呂上りはふかふかのタオルとバスローブで優雅なひとときを過ごしてくださいね。

Be our guest!「ブリティッシュヒルズ」の豪華絢爛な晩餐タイム

写真:Nami Kita

お楽しみの夕食はマナーハウス内にある「リフェクトリー」へ。英国さながらにドレスコードが設けられているので、折角のこの機会ドレスアップを楽しみましょう。高い天井からはシャンデリアが下がり、貴族の仲間入りをしたような気分になれること請け合い。テーブルマナーの練習にもなりそうですね。

写真:Nami Kita

本格的なコース料理が味わえるメインダイニングでは、シーズナルディナーとトラディショナルディナーのいずれかを選ぶことができます。プラス料金でお料理のアップグレードもできますので、予約時に問い合わせてみてくださいね。
日帰りでお食事だけを楽しむ人もできる場所。キャンドルライトのもと特別な日のディナーにもぴったりですね。お酒の種類も豊富にです。イギリスの料理はおいしくないと耳にすることがありますが、こちらのお料理はどれもグルメ通をもうならすレベルのものばかり。

写真:Nami Kita

朝霧の中、最高の目覚めを約束してくれるのが夕食会場と同じ「リフェクトリー」で味わう朝食ビュッフェ。フルーツや野菜、パンケーキやワッフルといったオーソドックスなものが並び紅茶やコーヒーも充実しています。ふわふわのスクランブルエッグにソーセージなどが銀食器に入れて並べられた様は食欲をそそります。

Cheers! 英国の夜は「フォルスタッフパブ」で

写真:Nami Kita

ブリティッシュヒルズの夜を楽しむのに欠かせない存在が英国のパブを忠実に再現した「フォルスタッフパブ」。カウンターで注文するスタイルは本場さながら。英国人スタッフとコミュニケーションが図れる場でもあります。
オリジナルのビール「ブリティッシュヒルズ プライド ブロンドエール」はぜひともトライしたい一品。英国の伝統ビールを忠実に再現したこのビールが飲めるのはブリティッシュヒルズだけです。ノンアルコールビールもあり、ボックス席も設けられているので子供連れでも安心して過ごせる空間。

写真:Nami Kita

イギリスでお酒のお供といえば「フィッシュアンドチップス」。お馴染みのフライドポテトに、豪快にあげた白身魚の隠し味はなんとギネスビール!タルタルソースをたっぷりつけて頂きましょう。ボリューム満点なので、仲間同士シェアしても楽しいですね。
日替わりのランチやしっかりとしたステーキディナーなどの用意もありますので、お腹に余裕がある場合はぜひ試してみたいですね。

写真:Nami Kita

店内には日本ではお目にかかれないようなこだわりの家具の数々が。ユニオンジャック柄のカウチはなんともフォトジェニック。英国風の暖炉や楽器など、日本にいることを忘れてしまうようなものたちばかりです。仕事を終えたスタッフたちも、もしかしたら集まってくるかもしれませんよ。

お帰りの前にアフターヌーンティとお土産はいかが?

写真:Nami Kita

敷地内のティールーム「アスコット」では、憧れの3段アフターヌーンティを味わうことができます。サンドイッチと2種類選べるスコーンにはたっぷりジャムとクリームを。季節のデザートもついて満足の一品です。本格的な紅茶のポットはティーコージーで温めて提供されるのが嬉しいですね。
ケーキ単品やスコーンのセットなど気軽に食べられるものも多数。帰りがけにはお土産にタルトやカップケーキをお持ち帰りでいかがでしょうか。英国ののどかな田舎町を訪れたようなほっとした気持ちになれる空間です。

写真:Nami Kita

ギフトショップ「イエショップ」は、ブリティッシュヒルズのオリジナルグッズやイギリスらしいお土産が手に入るお店。沢山の輸入菓子に、紅茶も本格的なものが販売されています。ショップ袋もイギリスらしいチェック柄にオリジナルのロゴ入りとかわいらしく、良い記念になりそうですね。「フォルスタッフパブ」で使用されているロゴ入りのビールグラスも購入可能。学生も沢山利用する場所とあって手頃な値段から購入できる品も多く、誰でもお買い物を楽しめますよ。

写真:Nami Kita

ウェディングフォトの撮影などでも人気の「ブリティッシュヒルズ」。施設内はどこを切り取っても絵になります。敷地内のロードサインなども英語の表記。海外に行ったような写真が沢山撮れますよ。
中でもこちら「バラック」は英国に実在するお城をモデルとしたもの。映画のワンシーンのような一枚が撮れることでしょう。外には大砲も置いてあります。
「ブリティッシュヒルズ」はファッション誌などの撮影にも使われる機会の多い場所。コスプレをして記念撮影が目的のツアーなども需要があるようです。

「ブリティッシュヒルズ」はパスポートのいらない英国

7万3000坪という広大な敷地の中には先に紹介した施設の他にもプールやジャグジー、サウナといったフィットネスが充実。バトミントンやテニスなどが楽しめるよう道具の貸し出しなども行っています。
ビリヤードのような英国発祥のゲーム「スヌーカー」が国内で楽しめる希少な場所でもあり、カルチャーレッスンに申し込めばきちんとしたレクチャーを受けることもできますよ。
英語で学ぶクッキング教室やクラフト教室も人気。帰るころには英国式のマナーも学べてちょっとワンアップした自分になれるかもしれませんね。
2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
ブリティッシュヒルズ
http://www.british-hills.co.jp/

【トラベルジェイピー・ナビゲーター】
Nami Kita

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

あなたにおすすめの記事

オリコントピックス