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4千以上の猫グッズ大集合!「猫博物館」マレーシア・クチン


猫好きの皆さん、猫に関するグッズや可愛い写真、歴史的な珍品など4,000点以上も展示されている「猫博物館」をご存じですか? 猫博物館は「猫の街」とも呼ばれる、マレーシアのサラワク州クチンという街にあり、連日多くの観光客や猫ファンで賑わっています。今回はそんな猫好きには必見の猫グッズが集まる「猫博物館」をご紹介しましょう。

猫の街・クチンへようこそ

写真:上杉 華子

クチンは、ボルネオ島北西部の東マレーシアに位置し、サラワク川の河口や南シナ海を臨む地にあり、古くから南シナ海航路の要所として繁栄してきました。サラワク王国の首都として繁栄したクチンは、マレー風だけではなく、ヨーロッパや中国、インドなど様々な建築様式や人々が共存する多民族国家として、エキゾチックな雰囲気を持つ街でもあります。

写真:上杉 華子

クチンという街の名は、マレー語で「猫」という意味でもありますが、その語源には「マタ・クチン」というリュウガンに似た果物の木からという説や、ヒンドゥー語の「コーチン(港)」からという説もあるようです。とはいえ、現在ではマレー語の「猫」が最有力説とされ、猫を街のシンボルとし、猫自体もとても大切にされています。

写真:上杉 華子

上記の写真のような猫のオブジェも街のあちこちに設置されています。街歩きしていると意外なところで猫のオブジェや自由気ままに過ごす猫たちに出会えます。猫好きにはたまりませんね!

入口から猫全開!

写真:上杉 華子

それでは、猫博物館に行ってみましょう。猫博物館は「クチン・ノース・シティホール」の1階にあります。入場料は無料ですが、カメラや動画撮影には料金が掛かりますのでご注意を。
猫博物館は1993年に設立され、総面積が1,035平方メートルある博物館内には4つのギャラリーがあります。全世界から集められた猫関連のグッズは4,000以上もあり、見る人の目を楽しませてくれます。さらに猫博物館は博物館と名乗る通り、猫と人間の歴史や美術品、映画に描かれた猫など、猫に対する様々な知的好奇心をも満足させてくれます。写真は入口入ってすぐのWelcomeコーナーの猫たち。入口から猫全開です!

写真:上杉 華子

入口付近では、このように世界各国の猫の置物が所狭しと展示されています。猫の置物と一言で言っても、猫の姿や表現の仕方が国によって異なり、それぞれのお国柄を感じさせます。

写真:上杉 華子

日本からはキティちゃんやドラえもん、招き猫だけではなく、往年の人気猫「なめ猫」や歌川広重の浮世絵に描かれた猫、猫の雑誌である「猫の手帳」や「CATS」など、数多くが展示されています。日本人として嬉しいですね。

欲しくなっちゃう? 猫グッズの実用品コーナー

写真:上杉 華子

それでは、次に猫グッズの実用品コーナーに行ってみましょう。もうこのコーナーは猫好きの方ならつい買ってしまいそうな、様々なグッズが展示されています。こちらは猫が描かれた写真立てやマグカップ、サンダルやポーチなど。

写真:上杉 華子

こちらは猫柄の傘にネックピロー、アイマスクや鍋つかみなどがあります。可愛らしい猫の絵柄のグッズは、どれも欲しくなりますね。

写真:上杉 華子

こちらは桜満開の中の猫が描かれたバッグ。日本的でとても綺麗です。ご紹介したグッズはほんの一部で、まだまだ沢山あります。お土産コーナーにも猫グッズは沢山売っていますので、欲しい方は立ち寄ってみてはいかがでしょう。

こんな珍品も!

写真:上杉 華子

さて、今度は珍しい猫グッズを見ていきましょう。こちらは猫の枕です。特に双頭の猫は珍しいですね。

写真:上杉 華子

こちらは猫の棺です。よほど愛された猫なのでしょう。そばには猫が描かれた石が棺を守るように置かれています。こちらの石も丁寧に描かれており、猫に対する愛を感じます。

写真:上杉 華子

最後は貝殻で作られた猫の置物です。手が込んでいますね!他にも猫のお墓や猫の切手、猫が描かれた映画のポスターなどなど、数多くの珍品があります。1つ1つじっくり見ていると時間が無くなりますので、猫好きの方は余裕を持ったスケジュールで行ってみて下さいね。

世界中で愛される猫たち

写真:上杉 華子

最後は世界中で愛される猫たちをご紹介します。中東の猫の王様や貴族でしょうか。白い陶磁器で作られた猫たちは、エキゾチックな魅力を放っています。

写真:上杉 華子

こちらは子供背負い籠に描かれた猫です。マレーシアのある民族では、この籠に子供を入れて農作業や家事を行っていたそうです。猫は幸運を招くと同時に「魔除け」の意味もあります。大切な子供を入れる籠には、魔除けと幸運をもたらす猫がぴったりですね。

写真:上杉 華子

こちらはインドネシアなど、南アジアの木彫りの猫たちです。様々な表情や姿がユーモラスですね。東南アジアを旅された方は、お土産屋さんで見かけたこともあるのではないでしょうか?
いかがでしたでしょうか。ご紹介した猫グッズはほんの一部で、まだまだ魅力的なグッズや写真、歴史的な文献など様々なものが展示されています。猫好きの方は是非一度、マレーシア・クチンにある「猫博物館」を訪れてみて下さいね。

クチン 猫博物館 (Cat Museum) 基本情報

住所:Kuching North City Hall 93050, Kuching, Malaysia
電話:+6082446688
営業時間:午前9時から午後5時(祝祭日は休み)
料金:入場無料。但し、カメラ持ち込みはRM3、ビデオカメラはRM5必要。

■関連MEMO
サラワク州オフィシャル観光HP
https://sarawaktourism.com/attraction/cat-museum/

【トラベルジェイピー・ナビゲーター】
上杉 華子

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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