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台湾リノベブームの火付け役!?台南「林百貨店」はレトロ感満載


台湾では空前のリノベーションブーム。日本統治時代の様々な建物や地域がカフェや藝術特区への生まれ変わっています。その先駆的でもあり、大成功を収めているのが台南市にある「林百貨店」です。日本統治時代に建てられた百貨店が80年の歳月を経てリニューアルオープンしたもの。そのレトロお洒落な様子を紹介します。

百貨店のレトロライトアップにメロメロ

写真:藤谷 ぽきお

日本統治時代の1932年12月に、台南市では初の百貨店としてオープンした林百貨店。当時の台南では最も高層階のモダン建築でした。1980年代からは空きビルでしたが、2014年6月には数度の改装や展示期間を経てリニューアルオープンしたもの。リニューアルされたとはいえ、内装や店員さんの服装などは当時のレトロモダンさはしっかりと残されており、エレベーターなども当時のまま残されています。
午前中は入場制限もある日もありますが、夜には人通りもそこまで多くはありません。その外観がライトアップされている様子にはうっとりしてしまいます。

写真:藤谷 ぽきお

百貨店のあちこちに張り出されているポスターです。イラストを見ると日本人にもどこか懐かしい感じを抱かせてくれる描き方になっていて、レトロ可愛さ満点です。12月はこのビルの誕生月なので、毎年「生日慶」と称して各種イベントが行われています。

店内のレトロモダンは随所に

写真:藤谷 ぽきお

エレベーターのインジゲーターもアナログな感じです。内部は狭くて6人定員なのでいつも列が出来てしまいます。開業当時は、台南市の方々にとってはこのエレベーターに乗ることはステイタスや余暇の一部でした。

写真:藤谷 ぽきお

店内の各階各所に用意されている帆布製の買い物袋。買い物中もレトロモダンな気分を盛り上げてくれる、素敵な演出です。

店内にはオープンカフェも!ハヤシグッズや台湾全土の良品も入手可能

写真:藤谷 ぽきお

席数は決して多くはありませんがオープンカフェもあり、喫茶・軽食が可能です。店内巡りで疲れたときに喉を潤すのもお勧めです。

写真:藤谷 ぽきお

台南市のお土産だけでなく、台湾全土の名産品や雑貨なども手に入ります。少しお高めの値段設定ですが、台湾製品にこだわったセレクトショップばかりが揃っています。

写真:藤谷 ぽきお

ファッション雑貨や文具・食器などの生活雑貨や、台湾の若手・有名作家による1点物のメイドイン台湾の商品が各階のショップにあります。また、林百貨店のオリジナルロゴの入った商品も多く取り揃えられており、Tシャツ・帆布バック・小銭入れ・ペーパーウエイトなどもあります。勿論、パイナップルケーキに代表されるお土産お菓子も充実しており、特に好評なのが素朴な味わいの台南伝統菓子の「椪餅(ポンピン)」です。椪餅(ポンピン)とは麦芽糖や黒糖餡を包んだお饅頭で、夕方には売り切れてしまいます。

屋上に神社が突然!?

写真:藤谷 ぽきお

百貨店6階の屋上には野外に神社があります。もちろん、商売繁盛のお稲荷様が祀られています。夜はこの一角もライトアップされ、台南市内の夜景と相まってとてもキレイです。

写真:藤谷 ぽきお

屋上には神社以外にも売店が一ヶ所あります。様々な「ハヤシ」グッズが売られており、ここでポストカードを購入して送ることもできます。ポストは日本のあの赤く丸いレトロなポストです。

林百貨店の基本情報

住所:台南市中西区忠義路二段63號
電話番号:+886-6-221-3000
アクセス:台湾鉄道台南駅から徒歩約15分
2018年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
林百貨店
http://www.hayashi.com.tw/

【トラベルジェイピー・ナビゲーター】
藤谷 ぽきお

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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