セントーサ島にある「リゾート・ワールド・セントーサ」は、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールをはじめ、ホテルやカジノ、水族館などを擁する統合型リゾートです。グルメも充実していて、60店を超える多種多様なレストランなどが豊富に揃っています。なかでもおすすめなのが、マレーシアのローカル屋台が一同に揃う「マレーシアン・フード・ストリート」。賑やかでカジュアルな雰囲気のなかでマレー屋台料理を楽しめます。
マレーシアで人気の屋台がずらり
シンガポールは他民族国家で、料理も多種多様。中華料理やインド料理はもちろんのこと、マレー系料理もお手頃価格で楽しめて、人気があります。
セントーサにある「マレーシアン・フード・ストリート」は懐かしの1970年代のマレーシア屋台街に迷い込んだような、賑やかな雰囲気のフードコート。ずらりと並ぶ17店の屋台は、どこもマレーシアの人気店ばかりです。
料理は一品4ドル～とレストランに比べて値段も安めなので、食べたいものを食べたいだけ、気軽に食事ができます。また、フードコートには屋根もあるので、雨が降っているときでも安心して食事ができます。屋内は冷房が効いていて快適!
好きなお店で料理を注文し、それを受け取って好きな席へ持って行って食べるシステム。日本のフードコートと同様のセルフサービスです。お店の前には写真付きでメニューと料金が表示されているので、観光客でも簡単に注文できます。料理ができるまで時間がかかる場合にポケベルを渡されるのも日本と同じです。
ランチタイムからディナータイムまでの営業で、かき氷やフルーツジュースなど食事以外での利用も可能。
「マレーシアン・フード・ストリート」のおすすめ料理
日本人の口に合いやすいマレーシア料理といえば、一番のおすすめはサテー。見た目は日本の焼き鳥に似ていますが、タレに漬け込んだ肉を串焼きにしたもので、パイナップル入りの甘いピーナツソースで食べます。鶏肉だけでなく、牛肉のサテーもあります。ビールとの相性も抜群!
醤油で味付けされた鶏肉とお米を土鍋で炊いたクレイポット・チキンライスもぜひ食べてほしい屋台料理です。ふわっとしたご飯の食感を出すため、3種類のお米が使われています。カリッとしたおこげも美味しい!お好みで塩漬けの魚のタレを加えて食べます。
また、マレーシアの名物ホーカー 「Penang Lim Brothers」のChar Koay Teow(米粉を使った焼き麺です)もおすすめです。
ペナン名物も味わえる
ペナン島名物のフィッシュヘッドカレーもあります! これは文字通り魚の頭がドーンと入ったカレー。見た目のインパクトの大きい一皿。オクラやトマト、玉ねぎなどの野菜が入っています。
ペナンのかき氷、チェンドル(写真奥)も食べることができます。チェンドルとは細長い緑色のゼリーのこと。それに小豆とココナッツミルク、ヤシの砂糖をかけたスイーツです。そのほか、コーンや赤いゼリーののったかき氷も。日本では馴染みのないトッピングですが、様々な味と食感を楽しめます。
そのほか、創業100 年以上の老舗「鳳凰Fung Wong Confectionery」のエッグタルトも行列のできる人気店。お土産に買って帰るのもおすすめです。
「マレーシアン・フード・ストリート」はセントーサ島の入り口に近く、アクセスしやすいのも嬉しい点。夜遅くまでユニバーサルスタジオで遊んだあとや、街歩きに疲れたときなどにぜひ立ち寄りたい食事スポットです。ぜひいろいろ食べ比べながら、お気に入りを見つけてみてくださいね。
セントーサ島では、シンガポール最大級のモール「Vivo City」から海沿いのボードウォークを歩くのもおすすめです。普通に歩いて10分程度、途中に海を眺めながらワインやビールを楽しめるレストランも複数あります。
マレーシアン・フード・ストリートの基本情報
住所:Resorts World Sentosa Sentosa Gateway
電話番号:+65-6577-8888
アクセス:モノレール(セントーサ エクスプレス)ウォーターフロント駅から徒歩5分
営業時間:月、火、木11:00～21:00、金～日、祝9:00～22:00
※ラストオーダーは閉店30分前まで
定休日:水曜日
■関連MEMO
リゾート・ワールド・セントーサ
http://www.resortsworldsentosa.jp
【トラベルjpナビゲーター】
比嘉 麻友
