• ホーム
  • おでかけ
  • ロケット花火で厄落とし!?台湾のお祭り「鹽水蜂炮」はとんでもなくクレイジー!

ロケット花火で厄落とし!?台湾のお祭り「鹽水蜂炮」はとんでもなくクレイジー!

世界共通、古くから続くお祭りには招福祈願や豊作祈願、厄除祈念など様々な意味があります。活気溢れるお祭りの雰囲気には、福を招いたり厄を除けるパワーがあるのも頷けますよね!
今回ご紹介するのは台湾で行われる「鹽水蜂炮」というお祭り。厄落としの意味もあるこのお祭りではなんと、ロケット花火を使って厄落としをします。その様子はまさにクレイジーそのもの。本気で厄を落としたい人、必見です!

「鹽水蜂炮」はどんなお祭り?

写真:SAORI GRAPH

元宵節(旧正月から数えて15日目で、最初の満月の日にあたる日)には中華圏で沢山のお祝いイベントやお祭りが催されます。「鹽水蜂炮」も元宵節に行われるお祭りのひとつで、台湾の台南市に位置する鹽水区(塩水区)で行われます。

写真:SAORI GRAPH

鹽水蜂炮の起源は光緒11年(1885年)。鹽水区で疫病が流行り、多くの人が亡くなりました。人々が関帝聖君(関羽が神格化されたもの)に救いを求めたところ、周倉爺を先頭に自身関帝聖君が神輿に乗り信者を従え、爆竹を鳴らしながら街を巡回し厄除けを行いました。
その後毎年恒例の行事として関聖帝君を迎え街中を巡回するようになったのが、このお祭りの起こりだと言われています。現在では爆竹がロケット花火に進化し、お祭りの日には街中で鹽水蜂炮に使う大量のロケット花火発射台を見る事が出来ます。

写真:SAORI GRAPH

出店街には沢山の屋台が立ち並び、お祭りムードに溢れています。あちこちからの美味しそうな匂いに誘われ食べ歩き・・・というのも楽しいでしょう。
台湾の食べ物や飲み物、スイーツの屋台はもちろん、射的のような子供向けのゲームなどもあり、誰もが楽しめること間違いなし!

フルフェイスのヘルメット!?必須アイテムは現地調達

写真:SAORI GRAPH

ロケット花火が飛び交う鹽水蜂炮に参加する場合、しっかりとした装備が必要です。公式にも案内されている装備は、普通のお祭りのイメージとは全くかけ離れたもの。
まずはフルフェイスのヘルメット、そして燃えにくい服。首部分を守る為の濡れたタオルや耳栓、マスク、手袋も必須です。厚手の上着やジーンズを2枚重ねする等して、万が一ロケット花火が体に当たってもダメージが少なくなるようにしましょう。
安全の為、肌の露出やロケット花火が入り込むような隙間の無い装備を心がけて下さい。

写真:SAORI GRAPH

現地には沢山の屋台に混ざって、これらの装備を売っているお店も出ています。
日本から持って行くのは大変なので、特にヘルメットは現地で購入すると良いでしょう。ヘルメットは大体1,000円前後で購入できます。
他にもマスクや耳栓、軍手、ヘルメットと上着の隙間を無くす為のタオル等も全て現地で揃います。昼間でも爆竹がそこら中で破裂しているので、耳栓やマスクは早い段階から装着していると安全です。

昼間は神輿の練り歩きや爆竹がすごい!

写真:SAORI GRAPH

出店街を抜け大きな通りに出ると、いくつもの神輿の列に遭遇します。小さな神輿、大きな神輿、伝統的な格好をした神輿の担ぎ手や、私服で神輿を担ぐグループなど、その種類は様々。
爆竹を鳴らしながら神輿は練り歩く為、街のどこにいても常に爆竹の音が聞こえます。音を頼りに神輿を探すのも楽しいですよ。

写真:SAORI GRAPH

道路はどこもかしこも爆竹の残骸で真っ赤に!
人が近くにいようと容赦なく爆竹を破裂させ、辺りには煙がもくもくと立ち込めます。
(一定の距離を保ち、耳栓やゴーグルで防備をしての見学をオススメします)

写真:SAORI GRAPH

街中ではちょっと変わったイベントも。
こちらは火を付けた爆竹を放り投げ、前方にぶら下がっている提灯に当てるというもの。見事当たると景品がもらえるようです。
爆竹は大きいサイズと小さいサイズのものがセットで売っています。投げるタイミングは、大きい爆竹は手元で導火線が少し燃えてから。小さい爆竹は火を付けてすぐに投げましょう。
(爆竹投げをする際は必ず軍手や手袋をして下さい)

盛り上がり最高潮!夜の鹽水蜂炮はとんでもなくクレイジー

写真:SAORI GRAPH

夜になると、街中の至るところに巨大なロケット花火発射装置が運ばれてきます。装置にセットされた何千、何万という数のロケット花火は圧巻!発射装置の周りには完全防備した人々が群がり、ロケット花火の発射を今か今かと待ち侘びます。
ではこの様子を動画でどうぞ!

次々と発射されるロケット花火と轟音、そしてものすごい煙。ロケット花火の威力は思っているよりもずっと強力なので、みんな後ろを向いて背中で受け止めます。特に最前列はとても危険なので、消防服級の耐火服や防備でないと行く事は出来ません。それでも、沢山の人々がロケット花火に当たろうと集まってくるのです。
※この動画はヘルメットや防炎ジャケットなどを事前に用意・着用し、安全を確認してから撮影したものです。

写真:SAORI GRAPH

鹽水蜂炮では、ロケット花火に当たる事で厄落としをします。
どんなに危険で痛くとも(ロケット花火は当たり方によってはアザが出来るくらい強力です)人々はロケット花火の発射台に群がり、ロケット花火に当たり無病息災を祈るのです。
これだけ激しければ、厄や病気もどこかへ吹き飛んでしまいそうなクレイジーなお祭り「鹽水蜂炮」。安全に気を付けながら、ワイルドな厄除けをしてみませんか?

「鹽水蜂炮 2018」の基本情報

開催日:2018年3月1日(木)、3月2日(金)
会場:鹽水武廟を中心とした街中全体で行われる
アクセス:新營駅(最寄り駅)からバスorタクシーで約15分/嘉義駅からタクシーで約20分
※宿泊は嘉義市がおススメです。
2018年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
【鹽水蜂炮】台湾・台南の塩水ロケット花火祭り|日本公式サイト
http://鹽水蜂炮.com/

【トラベルjpナビゲーター】
SAORI GRAPH

提供元:トラベルジェイピー 旅行ガイド

オリコントピックス