東南アジアの一国・タイで一度は食べておきたい料理といえば、やわらかい鶏肉と出汁で炊き込んだご飯が美味しいカオマンガイ。そして、首都・バンコクには、旅行者がこの料理を食べるのに最適なお店があります。そのお店とは「ジュブ・ジュブ・カオマンガイ」。ここではなんと、一度に4種類のカオマンガイを楽しむことができるのです。食事の回数が限られている旅行者にもぴったり。ここでは、その魅力をご紹介していきます。
タイ人と日本人で共同経営されているお店
4種のカオマンガイが同時に楽しめるお店「ジュブ・ジュブ・カオマンガイ(Jub Jub Khao man kai)」があるのは、BTSのアーリー駅から歩いてすぐのところ。駅の3番出口を降りてすぐ右側にある細い通りの、数多くの店舗が立ち並んでいるエリア。その中の一軒が、今回ここでご紹介するカオマンガイのお店です。
このお店は、タイ人と日本人で共同経営されています。そのため、「カオマンカイ」という日本語の表記も。お店を仕切っているのは店主のジュブさんで、日本語を話すことができます。
おすすめのメニューは「4種盛りカオマンガイ」
このお店のおすすめメニューは、なんといっても「4種盛りカオマンガイ」。もちろんこれだけでなく、1種盛り、2種盛り、3種盛りのメニューを選ぶこともできます。一般的なカオマンガイ屋さんと違うのは、入れ物に陶器が使われていること。そのためより一層、豪華な雰囲気が醸し出されています。
スープの器を取り囲むように、4種のカオマンガイが鎮座しています。それぞれにパクチーの葉がそえてあるのも印象的。スープはさっぱりしていますが、しっかりと出汁がとられていて美味しい。とにかくひとつひとつの仕事が丁寧で、美しさの際立つひと皿となっています。
ノーマル & 照り焼きチキン!
こちらは、バンコクのローカル食堂などでよく見かけるノーマルなもの。このスタンダードなカオマンガイも、手抜きなくしっかりと作ってあります。
甘い味付けの照り焼きチキン。日本人との共同経営のお店らしいひと品です。こちらは、ほかではあまり見られないカオマンガイです。
からあげ & ガイセープ!
そして鶏のからあげをご飯にのせた、カオマンガイ・トー。こちらはタイの定番メニューです。ジューシーな鶏肉を揚げて、カリッとした食感と香ばしさが楽しめるカオマンガイです。
そしてこちらが「ガイセープ」。揚げた鶏肉をハーブや調味料とあえています。辛みと酸味があるのが特徴。日本ではあまり馴染みがないですが、タイではKFCにメニューがあるほどメジャーな味付けです。
アイデアだけでなく、クオリティも素晴らしい
用意されているソースは2種類。同じカオマンガイでもソースを変えることで違う味わいが生まれるので、4種以上の味のバリエーションが楽しめます。それぞれのカオマンガイが美味しく、ただ奇をてらっているわけではないことがよくわかるひと品です。
この味にたどり着くまで、なんどもなんども改良を加えてきたのだとか。そのため、比較的新しいお店ですが、老舗店に負けないくらい素晴らしいクオリティのカオマンガイが食べられます。あちらこちらに創意工夫のあとがみられる、素晴らしいカオマンガイです。
バンコク旅行のさいには、一度はぜひ!
いかがでしたか?バンコクで、4つのカオマンガイが同時に楽しめる「ジュブ・ジュブ・カオマンガイ」。朝からお客さんがたえない人気店で、一応、14時までの営業となっていますが、その前に材料が切れてしまうこともしばしば。そのため、できるだけ早めに足を運びましょう。できれば昼前に訪れることをおすすめします。
<基本情報>
住所:1215 Soi Phaholyothin, Samsen Nai, Bangkok
電話番号:+66-86-608-6302
アクセス:BTSアーリー駅から徒歩すぐ
2017年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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中川 康雄