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『たたら侍』のロケ地!島根県雲南市「龍頭が滝」で癒しの時間を


2017年に公開された映画『たたら侍』の舞台となった島根県。監督である錦織良成さんが島根県出雲市の出身ということで、他にも2002年公開の『白い船』などの作品が島根で撮影されています。『たたら侍』の舞台は奥出雲。そこで受け継がれている日本独自の製鉄技術とされる「たたら吹き」と奥出雲の自然豊かな風景が丁寧に描かれています。今回は、映画のワンシーンで使われた雲南市にある「龍頭が滝」をご紹介致します。

日本の滝100選「龍頭が滝」

写真:関山 あさみ

「龍頭が滝」があるのは島根県雲南市。松江市や出雲市に隣接し、映画のテーマとなった「たたら製鉄」の地として、現在も史跡が残っています。たたら製鉄は、明治時代の産業革命を期に近代製鉄が盛んになる前までは、日本で生産される鉄のうち80%を占めていました。そんな日本を支えたたたら製鉄は「奥出國たたら風土記」として安来市・奥出雲町と共に2016年から日本遺産認定とされています。
「龍頭が滝」は、そんなたたら製鉄の歴史が残る雲南市の中の掛合町にあります。雲南市の中でも山々に囲まれた自然が多くある地域です。同じ掛合町にある「八重滝」と共に「龍頭が滝」は「日本の滝100選」に選ばれています。

写真:関山 あさみ

アクセスは国道54号線から西側へ5qほど。そこに駐車場があり、駐車場から川沿いの遊歩道を10分ほど歩いたところに「龍頭ヶ滝」があります。
「龍頭が滝」には「雄滝」と「雌滝」の二つの滝が存在しています。途中、分かれ道があり、二つの滝への看板がついていますが、まずはぜひ左側の「雌滝」から。

『たたら侍』のあのシーンがこの場所で・・・!!

写真:関山 あさみ

「雌滝」は、「雄滝」から連なってできている滝です。岩の間を水が流れ、穏やかな水の音を感じることができます。水の透明感は抜群!滝壺から少し離れた場所は浅瀬になっているので、足を水につけることも可能です。

写真:関山 あさみ

続いて向かう「雄滝」へは、先ほどの分かれ道を逆側へと進んで行きます。ここから先は大杉並木の階段となっています。ここも見どころの一つ。林齢推定400年にもなる無数の大杉には圧倒的な迫力です!

写真:関山 あさみ

美しすぎる滝の裏側

写真:関山 あさみ

迫力のある表側から観る滝とは違い、裏側から観た滝は、水しぶきが細かく繊細で美しさを感じます。滝のすぐそばまで近づくことができ、水しぶきを感じることも・・・。このように裏側から観れる滝を「裏見の滝」といい、日本にもいくつか存在しています。「裏見の滝」は洞窟状に形成されていて、凹部には神仏が祭られていることが多いです。「龍頭が滝」では、滝観音が祭られています。
表側と裏側でまったく違う表情を見せる「雄滝」。ぜひ両方楽しんでいただきたいです。夏を過ぎると観光客も少なくなり、滝を独り占め!なんてこともよくあります。ぜひこの時期に足を運んでみてください。

「龍頭が滝」の基本情報

住所:島根県雲南市掛合町松笠
アクセス:国道54号から県道39号へ(案内表示あり)。その後案内表示に従い「龍頭が滝」へ
「龍頭が滝」を満喫した後は同じ雲南市にある吉田町にある「鉄の歴史博物館」へ行ってみませんか?ここでは、たたら師たちの伝統と技術を知ることができます。そして旅の後、もう一度「たたら侍」を観てみて下さい。旅の前よりも、さらに楽しめることでしょう。
2017年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
うんなん旅ネット
http://www.unnan-kankou.jp/contents/spot/116
雲南市
http://www.city.unnan.shimane.jp/unnan/kankou/spot/meisyodentou/meisho11.html

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
関山 あさみ

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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