海の幸・山の幸が豊富な北陸は、味覚を楽しみたい旅人にとって、いわば聖地。旅行中は、多くの食処で舌を喜ばせる至福の時を過ごせるでしょう。旅の終わり頃には、北陸の味を土産に持って帰りたい。そう願うのも無理はありません。そんな食いしん坊な旅人に、ぜひチェックしてほしいのが金沢の保存食専門店「stoock(ストック)」。北陸の小さな食料庫的存在です!
店長厳選の保存食に心踊る!
「stoock」は、北陸の食の台所・近江町市場や、今や金沢一の人気観光スポット・東山茶屋街からも徒歩圏の、旅散歩の途中に立ち寄れる場所にあります。塗り壁に、窓枠の黒のエッジが効いたオシャレな外観。1階平屋の小さなお店です。
この看板が目印。ロゴも可愛いでしょ。
中に入ると、店中所狭しと多種多様な保存食が並んでいます。店長が、選びに選んだ北陸の味覚がズラリと勢ぞろいして、なかなか見応えあり!
『かんたんな食生活もよろしいですが、ていねいな食文化もよろしくです。』をコンセプトに、地元の生産者や調理人が手間ひまかけてつくった保存食を提供している、素敵なお店です。
「金沢のピクルス」直営店です。
「stoock」は、金沢のお土産屋さんで時々見かける「金沢ピクルス」直営店でもあります。
「金沢のピクルス」は、保存料や添加物を極力使用せず、素材の味をそのまんま活かした金沢生まれのピクルスで、味もさることながら愛らしいパッケージが目を惹く、旅行者には定番人気の商品。直営店だからこその圧巻の品揃えで、楽しく選べます。
「金沢のピクルス」はレジカウンターで試食できるので、食べてみてから買うことができますよ。
美味すぎて笑っちゃいます!?
店左奥の冷蔵庫には、石川県能美市の里山にあるハムソーセージ工房「Charcuterie GALIBIER(シャルキュトリー ガリビエ)」の商品がラインナップされています。店長が“美味すぎて笑っちゃいます”と絶賛するエメンタールは、チーズの優しい風味が特徴のソーセージ。ソテーでも、ボイルでも、美味しくいただける一品です。
ソーセージお買い上げの時は、マスタードも忘れずに。同じ冷蔵庫内に準備されていますよ。
ポークレバーを使った田舎風パテのテリーヌドカンパーニュ、柔らかく煮込んだ豚すね肉のアイスバインなどもあり、どれも美味しそう! クール便での発送もお願いできるので、アレコレ詰めて、家で食べ比べましょ。(注:季節によって、品揃えは変わります)
日本海の恵みをお土産に
北陸ですもの! もちろん海の幸の保存食も豊富です。オススメは、富山県氷見沖などでとれる旬の食材を使った保存食ブランド「つりや」の糠(こんか)いわしアンチョビ。通常は調味料として使われることの多いアンチョビですが、「つりや」のコレは、芳醇な旨味と程よい塩加減がたまらず、そのまま食べたくなる美味しさですよ。
店奥には、日本海の恵みが大集合しています。かにみそ、ほたるいかの佃煮、白えびのおかず味噌などの調味料のほか、輪島の朝市でお馴染み「遠藤商店」の天然わかめ、のり等がズラリ。どれもお土産にぴったりです。
一点一点に付けられたPOPには店長のコメントが丁寧に書かれているので、読みながら、時には直接店長に質問しながら選んでくださいね。
気さくな店長との会話も楽しい
店長に最近人気の商品を聞くと、教えてくれたのが、大地の恵みたっぷりの美味しい天然蜂蜜を作っている石川県加賀市「森のくまさん」のはちみつシリーズです。
中でも、有機栽培・無農薬のナッツを漬けこんだ木の実のはちみつ漬けは、品質の高さを考えるとかなりのコスパで、大注目商品! これは女子向けド・ストライクのお土産になりますね。
「stoock」では、ぜひ店長に色々聞きながら、お買い物を楽しんでください。食べ方のオススメ情報などもしっかり入手しましょう。
とても気さくで、楽しい店長さんです。豊富な話題をお持ちで、マニアックな会話がお好きなよう。ポリポリとピクルスを試食しながらいろいろな会話も楽しめますよ。
保存食専門店「stoock」基本情報
住所:石川県金沢市尾張町2-8-26
電話番号:076-255-1283
アクセス:金沢駅から徒歩15分。武蔵が辻バス停から徒歩3分
2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
■関連MEMO
stoock
http://www.stoock.jp/
金沢のピクルス
http://www.kanazawa-pickles.jp/
【トラベルjpナビゲーター】
なおぢ はるみ