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ロシア民博も!リピーター必見サンクトペテルブルク穴場5選


ロシアの美しき観光都市、サンクトペテルブルク。エルミタージュなどの観光地が有名ですが、リピートで訪れるなら、少しマイナーなところに行くのはいかがでしょう?今回は、サンクトペテルブルクを初めて訪れる方のみならず、リピーターの方にもおすすめな、宮殿、博物館、修道院など、穴場の観光スポットを5つ紹介します!

あのロシア料理の名前の由来にも!

写真:豊島 リューバ

まず、ロマノフ王朝時代の華やかな宮殿を見たい方におすすめなのが、ストロガノフ宮殿(Stroganovskii dvorets)です。18世紀半ば、イタリア人建築家ラストレッリーの設計により建てられた、バロック様式の宮殿です。
サンクトペテルブルクで1番有名な通りであるネフスキー通りに面した所に位置しており、その薄ピンク色の壁が宮殿に可愛らしい印象を与えています。
宮殿の名前にもなっているストロガノフ家は、ロマノフ王朝時代の有名な貴族の家系で、あの有名なロシア料理ビーフストロガノフもこの家から生まれたとされています。今はロシア美術館の分館の一つとなっています。早速中へ入ってみましょう!

写真:豊島 リューバ

ストロガノフ宮殿内では、絵画や彫刻の展示に加え、たくさんの豪華で美しい部屋を見て回ることができます。
イチ押しは、こちらの礼式の間(Paladnaia stolovaia)です。柱の向こうに部屋が広がっていると思いきや、大きな一枚鏡の向こうに広がるこちら側の世界なのです!天井の装飾と華麗なシャンデリアが鏡により更に豪華に見えます。

写真:豊島 リューバ

もう一つ、ここで紹介すするのは、アラベスクの間(Arabeskovyi zal)。オリエンタルな古代ギリシア式の装飾が壁になされている部屋です。この他にも、見かけのコンパクトさからは想像できないような豪華で圧倒される部屋に出会うことができますよ!
大宮殿は大勢の観光客で賑わいますが、ストロガノフ宮殿は、のんびりとした雰囲気で、それほど混雑もしていない穴場スポットです。
<ストロガノフ宮殿の基本情報>
住所:Nevsky Ave, 17, St. Petersburg
電話番号:+7-812-595-42-48

ロシアの軍事のことなら!

写真:豊島 リューバ

ロシアの軍事に興味がある方におすすめなのが、サンクトペテルブルク砲兵博物館です。ロシアの軍事に関する歴史について、過去から現在を通した展示を見て学ぶことができる場所です。
施設の入り口には、ずらりと大砲や戦車が立ち並んでおり、迫力満点です!ここで記念撮影を楽しむこともできます。

写真:豊島 リューバ

館内の展示物は撮影することができます。こちらは19世紀のナポレオン戦争の際のジオラマ。当時の様子を生き生きと再現しています。
近現代のみならず、それより以前の時代のロシアの軍事史に関わる資料を見ることができるのが魅力です。

写真:豊島 リューバ

こちらはソ連時代、第二次世界大戦当時の写真やそれにまつわる資料の展示。20世紀以降になると、写真も登場し、資料の数も増えます。他にも、ロシアと諸外国との戦争にまつわる展示もあり、日露戦争についてなどもあります。ロシアが他国との戦争をどのように解釈しているのかを知ることができます。
砲兵博物館は、人気観光地のペトロパブロフスク要塞の出口を出て、道路を挟んで向かい側に位置しています。ロシアの北の海を守るべく作られた要塞と共に立ち寄るのもおすすめです!
<サンクトペテルブルク砲兵博物館の基本情報>
住所:Park Aleksandrovskiy, 7, St. Petersburg.
電話番号:+7-812-498-09-34

多民族のロシアを感じる

写真:豊島 リューバ

ロシアの文化をじっくり味わいたいという方におすすめなのが、ロシア民族芸術博物館(Rossiiskii Etnograficheskii muzei)です。20世紀初頭、ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世の命により設立された博物館です。
ロシア各地の様々な民族の文化、暮らし、宗教などについての展示を見ることができ、様々な人々がロシアで暮らしていることを感じることができる場所です!

写真:豊島 リューバ

展示品のほとんどは19-20世紀に各民族から集められたもので、ロシアに暮らす人々の生き様をリアルに感じることができます。
博物館はロシア帝国時代に建てられたもので、現在ロシア連邦ではない地域の民族についての展示も。こちらはウクライナ民族の衣装の展示です。博物館は比較的人が少なく、ゆっくり回ることができるでしょう。
<ロシア民族芸術博物館の基本情報>
住所:Inzhenernaya St, 4/1, St. Petersburg
電話番号:+7-812-570-53-20

移動しながら楽しもう!

写真:豊島 リューバ

ロシアのメトロといえば、有名なのはモスクワメトロですが、サンクトペテルブルクにもありますよ!ここではアドミラルチェイスカヤ駅を紹介します。
サンクトペテルブルクは1703年、ピョートル大帝により設立されたロシアの新都ですが、アドミラルチェイスカヤ駅ではこのような、設立当初を思わせるようなレリーフを見ることができます。
アドミラルチェイスカヤ駅は、エルミタージュ美術館やイサク聖堂といった、ペテルブルクの代表的な観光地を訪れる際のメトロ最寄り駅なので、立ち寄った際はぜひご覧ください!
<アドミラルチェイスカヤ駅の基本情報>
住所:Kirpichnyy Pereulok, 1, St. Petersburg, Leningrad Oblast.
電話番号:+7-880-3501-155

有名人のお墓もある修道院

写真:豊島 リューバ

ロシアの景色を象徴する1つがロシア正教会です。ロシア正教会建築をサンクトペテルブルクで観光したいという方にオススメなのが、アレクサンドル・ネフスキー修道院です。
18世紀初頭、サンクトペテルブルクの創始者ピョートル大帝の命により建てられました。1240年のチュード湖の戦いにおいて、アレクサンドル・ネフスキーがスウェーデン軍を破り、正教会世界をカトリックから守ったという出来事を記念したものです。ピョートル大帝は、ウラジーミルにあった聖人アレクサンドル・ネフスキーの聖遺体もこの修道院に移しました。

写真:豊島 リューバ

ピョートル大帝の時代は、13世紀の戦いと同じように、ロシアは北方戦争にてスウェーデンと戦いました。サンクトペテルブルクというと、西ヨーロッパの文化を積極的に取り入れ、古いロシアの価値感にとって変わられたまさにその中心ですが、正教会はそれ以降もロシアの文化を語る上で重要であり続けることを感じさせられる場所です。
そんな18世紀の歴史が根付く修道院の敷地は、とても穏やかな空間となっています。敷地内の建物のオレンジ色が特徴的です。

写真:豊島 リューバ

さらに、修道院には、音楽家チャイコフスキーやグリンカ、作家ドストエフスキーやレールモントフといった、ロシア史における著名人の墓地もあります。尊敬する偉人がいらっしゃる方は、修道院の見学と同時にお墓参りをするのも良いかもしれません。
<アレクサンドル・ネフスキー大修道院の基本情報>
住所:naberezhnaya reki Monastyrki,1, St. petersburg.
電話番号:+7-812-274-17-02

穴場スポットに足を運ぼう!

サンクトペテルブルクには、リピートで訪れても飽きることのない見所が詰まった観光地がたくさんあります。穴場スポットを訪れて、新鮮な旅行気分を味わいましょう!
2020年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
豊島 リューバ

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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