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薪の組み方から火起こし、料理まで、簡単な焚き火のやり方とは!?

私が書きました!自然派ライター/セルフビルダー和田義弥1973年生まれ。旅、アウトドア、DIY、田舎暮らし、家庭菜園などのジャンルで活躍するフリーライター。これまで延べ3年3カ月かけてオートバイで世界一周したほか、自転車ではアラスカ、フィリピンを野宿ツーリング。2011年から茨城県筑波山麓の農村で田舎暮らし。自宅のセルフビルドや野菜づくりなど、できることは何でも手づくりの生活を実践中。著書に「キャンプの基本がすべてわかる本」(竢o版社)、「野菜づくりを基礎から学ぶ 庭先菜園12ヵ月」(実業之日本社)、「ニワトリと暮らす」(地球丸)、「菜園DIY入門」(地球丸)など多数。 http://www.wadayoshi.com

田舎暮らしを始めてから、あまりキャンプに行かなくなった。なぜなら、アウトドアクッキングは庭で楽しめるし、石を組んだファイヤープレイスもあるから思い立ったときにいつでも焚き火ができる。日々の暮らしが半分アウトドアなのだ。昨日も小さな焚き火を起こして、ウッドデッキで冷たいビールを飲みながら夕食をとった。夏の夕方は家の中にいるより、外に出て涼しい風に吹かれていた方がずっと快適なのです。

最も実用的な並列型の焚き火焚き火のやり方はいつも決まっている。30p程度の間隔をあけて2本の太い薪を平行に並べ、その間に薪を置いて燃やす並列型というスタイルだ。風向きと平行に薪を並べることで、効率的に空気を取り込め、2本の太い薪はかまどの役目を果たし、内側に熱を蓄えると同時に焼き網や鉄板を渡して料理をするにも都合がいい。無駄に火が大きく燃え上がることがなく、火持ちもいい焚き火の方法だ。

着火するときは、2本の薪の間に乾いた落ち葉やスギの葉などの火口を山盛りにして、その上に焚き付けとなる小枝をたっぷり載せる。それから火口を手でちょいと持ち上げて空気の通り道を作ってやり、風上からマッチやライターで火をつける。焚き付けに火が移ったら、様子を見ながら細い枝、中太の枝と足しながら火を大きくしていく。薪がきちんと乾いてさえいれば、初心者でも簡単に着火できるはずだ。

この焚き火のいいところはほかにもある。ひとつは、薪を追加しやすいこと。2本の太い薪の間で燃えている炎を覆い隠すように上から薪を継ぎ足してやると、下から熱せられてすぐに火が移る。燃え進んだからといって薪が崩れるということもない。

ふたつ目は火力の調整がしやすいこと。左右の太い薪を近づけてやれば熱が集中して火力がアップし、間隔を広げれば熱が逃げて火力が落ちる。平行に並べた薪をハの字型にすれば、薪の間隔が狭くなるハの字の上側は強火となり、開いているハの字の下側は弱火を維持できる。コンロのダイヤルを回すように料理に合わせて火力の強弱を自在に変えられるだ。

燃焼が進むと左右に並べて置いた太い薪は内側から徐々に燃えていくが、外側にまた太くて新しい薪を置いてやれば、それが新たなかまどになり、継続的に焚き火を燃やし続けられる。少し煙は出るが燃えにくい生木を使えばかまどとしての持続性はより高まる。

並列型は簡単に組める焚き火の基本形あり、暖をとる、料理をするといった実用性においても最高のレイアウト。サバイバル的な場面でもこの焚き火スタイルが定番だ。

焚き火台を使った焚き火の方法キャンプ場での焚き火は、やり方がまたちょっと変わってくる。なぜなら直火禁止のところが多いからだ。地面の上に直接薪を組んで火を起こすことができない。薪を置くための台が必要だ。いわゆる焚き火台ですね。

で、世の中にはいろいろな焚き火台があるので、薪の組み方もそのデザインや構造によって変わる。市販品で私が使っているのはユニフレームのファイアスタンドU。なぜこれかというと、キャンプ場で直火が禁止され始めた頃に入手したもので、当時はソロ向きの軽量コンパクトな焚き火台というのが、これくらいしかなかったのだ。

スノーピークの焚火台とかユニフレームのファイアグリルとかは、その頃から定番で、使い勝手がいいのも分かっていたけれど、当時はオートバイであちらこちら旅して、今でいうソロキャンプしていたので、とにかくコンパクトな焚き火台を求めていた。それを今でもずっと使い続けている。

この焚き火台は15年以上の長きにわたって愛用しているのだから、それだけ使い勝手がよく、耐久性があり、気に入ってもいる。しかし、写真のようなデザインなので焚き火料理には向いていない。ファミリーキャンプで料理にも使うというのならユニフレームのファイアグリルやロゴスのLOGOS the ピラミッドTAKIBIなどが安定感もあっていいと思う。

焚き火台でどうやって薪を組むかだけれど、私が使っているファイアスタンドUの場合は、直火と同じ並列型の組み方ができる。火床がフラットなので、自由度が高いのだ。あまりたくさん薪を載せるとメッシュの火床は若干たわむが、360度全方向から空気が入るため、地面でやるよりもよく燃える。焚き火台そのものは料理向きではないけれど、薪を並列型に組むことで直火と同じような方法で料理もできる。

アウトドアライターという仕事柄、ほかにもいろいろな焚き火台を使ったことはあるけれど、愛用しているわけではないので、こういう方法がいいですよと自信を持っていうことができない。それぞれの焚き火台の使い方や薪の組み方はユーチューブの動画なんかでもたくさんアップされているので、そういうのも参考にしてください。

まぁ、しかし焚き火に決まったやり方なんてないんだ。状況に合わせて自分の好きな方法でやればいい。上手に火を起こすことさえできれば、あとは何もしなくても焚き火は自分の意志で好きなように燃えてくれる。むしろいじりすぎはよくないよ。火がいじけて消えてしまうから。焚き火だって自由に燃えたいんだ。

提供元:BE-PAL

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