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京都烏丸「松栄堂 薫習館」で雅なお香の世界を堪能!

柔らかく奥ゆかしい香りから、古都京都の土産物としても人気の高いお香。今回紹介する「松栄堂 薫習館(くんじゅうかん)」では、そのお香にまつわる香りの世界を体感することができます。
入館無料の館内には、ジャコウなど普段めったに見ることができないお香の原料が展示され、実際に香りを嗅ぐことも可能。気軽にお香にまつわる香りの世界を堪能できるスポットです。

和傘のシャンデリアがお出迎え

写真:麻生 のりこ

国内はもとより、洋の東西を問わず多くの人々を魅了してやまない古都京都。「松栄堂 薫習館」は、その町で江戸時代中期の宝永年間から続くお香の専門店「松栄堂」の本店のとなりに、2018年に開設しました。
烏丸通りに面した外観は、華美を感じさせずとてもシンプル。市バスや京都バスの「烏丸二条」バス停の目の前です。

写真:麻生 のりこ

店内に一歩足を踏み入れたら、まずは見上げてみて!
出迎えてくれるシャンデリアは、京和傘・日吉屋製の紅白の和傘を大胆に用いたもの。シャンデリアには4本の線の組み合わせからなる系図香図がぐるりと囲んでいます。背面の塗壁は、お線香のくゆる煙を表現。時間を忘れて魅入ってしまう方がいるのも納得です。

写真:麻生 のりこ

エントランス奥のスペースは、企画展が開催される「松吟ロビー」です。買い物の合間に立ち寄って、姫孟宗竹と杉苔の緑豊かなお庭の風景を眺めればリフレッシュできそう。

Koh-labo香りのさんぽでワクワクの香り体験!

写真:麻生 のりこ

エントランスの右側は、さまざまな香りの体験が楽しめる「Koh-labo香りのさんぽ」です。中央に並んでいるのは、異なる香りで満たされているかおりBOXです。頭からすっぽりと中に入り、香りを感じてくださいね。
写真の左寄りに見えるのは香木の白檀で、直接触ってもOK。白檀は木の芯材部分がお香として使用されるため、展示されているのはその部分のみ。芯材部分だけでこの大きさは必見です。表面がどんな感触なのかは、触れてからのお楽しみ。

写真:麻生 のりこ

香りBOXの奥には、香りの柱が数本立っています。柱の中にはお香の原料となる桂皮や乳香などが閉じ込められ、実際に香りを嗅ぐことも可能。
特に珍しいのはジャコウ! これはオスのジャコウジカからしか採取できないもので、ムスクとも呼ばれています。
漏斗のような白いラッパに鼻を近づけ、その下にあるポンプを押して香りを体験してみましょう。低い位置にもラッパとポンプかあるので、お子さんも楽しめます。

写真:麻生 のりこ

窓辺や壁にも、香りに関する情報が盛りだくさん! 昭和初期頃のお線香の製造工程をできるだけ詳細に再現したミニチュアや、お香の歴史などを見ることができるタブレット、香りを使った常設展示コーナーが並んでいます。
現在のお線香作りの様子は、背後の壁にある映像コーナーに映し出されているので、見比べてみてくださいね。熱帯雨林の壁には香木の沈香も展示されています。

松吟ロビーは天井にも注目

写真:麻生 のりこ

エントランスとつながっている松吟ロビーでは、松栄堂の企画展が開催されます。企画展の内容はさまざま。展示品は香り関係だけではなく、絵画や焼きものなど多岐にわたっています。
ロビーの天井が緩やかに波打っているのは、お線香の煙のゆらぎを表現しているから。そして、石英岩や玄昌石など3種類の石材をバランス良く配置した壁面は、香立てにお線香を立てた時の角度を表しています。ロビーの端から壁面と天井を、一度に見るのがポイントです。
なお、企画展の詳細は記事下欄の【関連MEMO】から公式サイトをご覧ください。

写真:麻生 のりこ

カウンターには「香時計」が置かれていることも。香時計とはその名の通り、お線香の燃焼した長さで時を知らせてくれるもの。お線香の上に重りが結ばれた糸が乗っていて、そこまで燃えると糸が切れ、下にある鐘に重りが落ちて鐘が鳴り響く仕掛けです。
お線香が燃える速度は一定なので、このような使い方もできるんですよ。

写真:麻生 のりこ

薫習館での香り体験の後は、松栄堂 本店へどうぞ。改めて外へ出なくても、館内は通路でつながっているので雨の日も安心です。通路の壁には松栄堂の歴史を描いたステンドグラスが嵌め込まれています。

香りのお土産は本店で

写真:麻生 のりこ

お店では白檀や沈香、仏壇用のお線香のほか、気軽に使えるお香や香立てなど日本の香りのアイテムが揃っています。
こちらは本店の玄関付近から見た店内です。季節に応じた匂い袋が華やかなディスプレイは、見ているだけで女子力が上がりそう。壁には竹かごに入った掛け香の姿も。
空薫(そらだき)や聞香(もんこう)用の香炉はもちろん、お香専用の炭や灰も取り扱っています。

写真:麻生 のりこ

小箱に入ったお香は手軽なお土産として人気。
お線香のようなスティック型は、燃えている面積が一定なので香りが均一に広がります。円錐形をしたコーン型は先端に火をつけるタイプ。お香が燃え進むにつれて広い面積が燃えるので、短時間で強い香りが漂います。渦巻き型は燃焼時間が長いため、広い室内などを香らせたい時に便利です。
スティック型のお香を使った後の燃え残りが気になる方は、松栄堂が独自に開発したセラミックフェルト使用のインセンストレイがお勧め。端から端まで燃焼するため、燃え残りが出ないと好評です。

写真:麻生 のりこ

店内で扱っているお香の香りはさまざま。「Xiang Do(シァンドゥ)」では、ラベンダーや煎茶、サンダルウッドなど18種類もの香りを展開中です。そのほかに日本の四季のうつろいや、源氏物語をイメージしたシリーズも。
お線香やスティックタイプのお香は、たく前と実際にたいた時の香りが微妙に異なります。見本品の香りを嗅いで気に入ったものでも、実際に火をつけてたいてみると少し違うイメージに感じることも。
そんな時には「香りのお試しカウンター」へ。スタッフが実際に火をつけて、お香の香りを確かめることができます。お気に入りの香りをみつけて、自宅等でゆったりとした時間をお過ごしくださいね。

匂い袋をカスタマイズしてみよう!

写真:麻生 のりこ

松栄堂 本店では商品を買う以外に、電池式の香炉などを試してみることができます。
使い方はテーブルに写真入りで紹介されているので、興味のある方はぜひお試しください。お線香などに使用されることが多い白檀の香りを試すことができます。

写真:麻生 のりこ

「展示品を見たり嗅いだりするのも楽しいけど、オリジナルのお土産が欲しいな」という方に人気なのが「香りと巾着を選べる匂い袋」です。
選べる香りは、丹生(にお)の花、空蝉(うつせみ)香、こはるの3種類。この香り中から1つを選んで、右側にある好みの巾着袋を選ぶと、スタッフが匂い袋を仕上げてくれます。巾着袋の種類は100種ほど。同じ色でも微妙に柄が異なるので迷ってしまうかも!?
アニメやマンガ、ゲームなどの推しキャラクターの色で作ってみてはいかが?

写真:麻生 のりこ

本店玄関の外観は、ご覧のように木材をふんだんに使い、数寄屋風の落ち着いた雰囲気。薫習館のオープンよりも早めに到着してしまった方は、京都本店でお香の香りを試したり、選べる匂い袋などを楽しみながら待つのがお勧めです。
地下鉄「丸太町」駅から徒歩約3分、「烏丸御池」駅からは徒歩約5分です。

松栄堂 薫習館の基本情報

住所:京都市中京区烏丸通二条上ル東側
電話番号:075-212-5590
アクセス:
市バスまたは京都バス「烏丸二条」バス停前
地下鉄・烏丸線「丸太町」駅7番出口から徒歩約3分
地下鉄・烏丸線、東西線 「烏丸御池」駅1番出口から徒歩約5分
営業時間:10:00〜17:00(不定休)
2020年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
松栄堂 薫習館(外部サイト)
http://www.kunjyukan.jp/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
麻生 のりこ

提供元:LINEトラベルjp 旅行ガイド

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