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『真夏の方程式』でロケ地駅に選ばれたのは…愛媛県の高浜駅!


福山雅治さん主演の大人気ドラマ『ガリレオ』シリーズ、その劇場版映画『真夏の方程式』で玻璃ヶ浦駅として登場したのが、愛媛県松山市にある高浜駅。映画に合う駅舎を全国で探し回り、やっと見つけたというこちらの駅。海に近いというだけでなく駅舎自体も魅力に溢れているので、ファンならずとも訪れたいスポットです。

『真夏の方程式』のロケ地駅

写真:岡本 大樹

映画『真夏の方程式』は大人気のテレビシリーズ『ガリレオ』の劇場版として、2013年に公開されました。映画の舞台は玻璃ヶ浦(はりがうら)という青い海が美しい小さな町。ということで、主なロケ地としては静岡県の伊豆の海と町が使われていますが、ある場所だけは愛媛県での撮影となりました。

写真:岡本 大樹

それが愛媛県松山市の伊予鉄道高浜線の終着駅、高浜駅です。高浜駅は瀬戸内海に面した高浜港のすぐ目の前にある駅で、駅を出ると目の前に港の景色が広がります。
ですが、この駅がロケ地に選ばれた理由は海のすぐそばという立地の面だけではなく、その風情溢れる駅舎にあります。映画の製作スタッフは作品に合う駅を日本全国で探しまわり、最終的にこの高浜駅がピッタリだという結論に至りました。

風情溢れる駅舎

写真:岡本 大樹

こちらの駅舎は昭和初期に作られたものでかなり古風な建物ではありますが、現在でも地元の方の交通手段として活躍中。都会の駅ではまず出会えないローカル線ならではの魅力溢れる駅となっています。

写真:岡本 大樹

もちろん古風なのは外観だけではありません。駅の中のベンチなども昔ながらの味のあるもので、写真奥に見えているオレンジ色の柵の辺りが改札というとてもシンプルな駅となっています。自動改札がいくつも並んでいる都会の駅に慣れている方であれば、驚かれるかもしれませんね。
駅の中は、映画での重要なシーンにも登場。物語の終盤、福山雅治さん演じる物理学者、湯川学と少年が話すシーンでもこちらのベンチが使われています。その古き良き日本を思わせる駅中の雰囲気は映画ファンならずとも、ゆったりしたくなる空間なのです。

『真夏の方程式』撮影の痕跡を発見

写真:岡本 大樹

駅の中には映画のポスターや、ここで撮影が行われたことの解説板などが貼られています。また撮影の時に実際に使われた駅名のプレートも同じように並べられているので、映画ファンはぜひこの「玻璃ヶ浦」の駅名を写真に収めてくださいね。

高浜駅へのアクセス

写真:岡本 大樹

高浜駅までのアクセスは電車か車となりますが、『真夏の方程式』の世界にどっぷり浸かりたいという方は電車がオススメ。映画の中と同じように駅に着いた瞬間、どことなく懐かしい雰囲気を感じることができるでしょう。ただ、映画で出てくる車窓はこちらのものではないのでご注意ください。
伊予鉄道の松山市駅から乗り換えもなく約20分で到着するので、愛媛に初めて訪れたという場合でも問題なくたどり着けると思います。高浜駅の周りには特に観光スポットというものがあるわけでもないので、不便はありません。

『真夏の方程式』のロケ地駅、高浜駅

高浜駅は愛媛県の中心地である松山市内に位置していて、駅舎もロケーションも最高の場所にありますが、あまり知られていないためか地元の方くらいしか使っていないと思われる静かな駅となっています。
つまり、映画の世界に浸るという意味でも最高の場所と言えますので、映画『真夏の方程式』ファンの方はぜひ一度訪問することをオススメします。

【トラベルjpナビゲーター】
岡本 大樹

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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