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高野山の駅舎ホテル「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道」

高野山へ向かう、南海電鉄「高野下」駅に不思議なドアが。実はこれ、ホテル客室の入り口なんです。無人駅の駅舎をリノベーションした「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道 Operated by KIRINJI」は、引退した電車のパーツなどを使用した駅舎ホテル。
高野山近くに宿泊するなら、宿坊体験もいいけど、おしゃれで快適なホテルに泊まりたい!高野山観光におすすめの駅舎ホテルをご紹介します。

高野山近く、無人駅の駅舎ホテル

写真:Sige panda

高野山へ向かう途中、南海電鉄「高野下」駅の一角に不思議なドアが2つ。じつはこれ、ホテルなんです。お部屋の名前の看板は、電車の先頭に付いているヘッドマークを模したもの。写真左の「天空」は、定員2名までのお部屋。右の「高野」は定員4名までのお部屋です。

写真:Sige panda

ホテルと言ってもフロントはなく、到着後は直接、暗号キーを開ける仕組み。暗号キーは予約時にメールで知らされます。料金は一部屋での設定になっていて、規定の料金を支払えば1名でも宿泊が可能です。

写真:Sige panda

中は二重扉になっていて、鍵もしっかりかかるので音漏れや防犯面も安心。今回は定員4名までの「高野」の室内をご紹介しますね。

駅舎をリノベ!広くて快適なお部屋

写真:Sige panda

2019年11月にオープンしたこのホテル。客室内の壁や床は新しく、駅舎の雰囲気を残しつつも清潔感があります。高野下駅のある椎出地区は、かつては高野山への参詣道のひとつ「槇尾道」の起点の宿場町として栄えた集落。高野山への参拝にも便利な立地です。

写真:Sige panda

窓枠や金具1つとっても雰囲気のある仕様。見てくださいこの窓!元々の駅舎を生かしていて、かつて木造の校舎などでよく見られた、レトロな鍵がまだ現役です。この駅舎は大正14年築。古さと新しさが、良い感じで同居しています。

写真:Sige panda

お風呂やトイレは新しくて清潔。お風呂にはしっかり浴槽があり、ヒノキの板がよい香り。さらにリゾートホテルなどにあるレインシャワーがあり、しっかりと癒やされる仕様。タオルや歯ブラシも備え付けの物があります。
近くに飲食店などがないため、持ち込みで食べられるようにキッチン用品も充実しています。お湯を沸かすポットや食器類、電子レンジにしっかりとした冷蔵庫も。フリーWifiもあって快適です。ただ、パジャマがありませんので、持参するのをお忘れなきよう。

マニアックな電車のパーツ探しも

写真:Sige panda

室内には、1970年頃から活躍し、2019年6月に引退した7100系のパーツが使用されています。7100系は152両が製造され、加太線の観光列車「めでたいでんしゃ」にも使用されている車両。南海沿線や電車好きの方は、見覚えがあるのではないでしょうか。
さて、まず目に付いたのがつり革。室内につり革。捕まり放題です。電車好きにはたまらないアイテムの1つですね。

写真:Sige panda

さらに座席。上には網棚もあります。もうここは電車なのでは!?座面もフカフカです。ありがたすぎて荷物なんて置けない…!3人掛けの座席を、独り占めできちゃいますよ。

写真:Sige panda

さらにトイレの扉はなんと車両の扉!このカラーリング、そしてドアノブはまさしく電車のもの。旅気分がもりあがりますね。

お部屋からの景色もみどころ

写真:Sige panda

さらにマニアックな連絡送受話器。駅や関連施設間の無線連絡に、実際に使われていたものです。製造番号にS49の文字。昭和49年製のようですね。通話はできませんが、この駅の歴史を感じる逸品です。

写真:Sige panda

さらに壁には7100系の車両プレートも。プレートにある東急車輌は、車両を製造した会社の名前。2016年に東京急行電鉄に吸収合併されたため、今はもうないんです。車両に取り付けられたこのプレートは、7100系と引退までずっと一緒に旅していたんですね。

写真:Sige panda

ちょっとしんみりしましたが、このお部屋の見どころは、電車のパーツだけじゃありませんよ。窓からホームと電車が見えるんです!トンネルを通る電車!たまりません…!音もかなりしっかり聞こえます。
夜汽車の音を聞きながら就寝…至福ですね。「高野」は線路から少し離れていますが、「天空」は線路横のお部屋なので臨場感もたっぷり。音が気になるという方には、アメニティに耳栓がついていますので安心ですよ。

電車を眺めながら朝食を

写真:Sige panda

ホテルでのお楽しみ、それはごはん。こちらでは朝食として、となりの「九度山」駅にあるおにぎりスタンド「くど」の朝食切符と往復切符がついてきます。朝食切符もちゃんと切符の形なのがうれしい。

写真:Sige panda

しかも飲食スペースがすごい。7100系のパーツを使用したスペースの奥には、2019年3月まで運輸指令で使用されていたCTC(列車遠隔制御装置)の連動盤が飾られています。
さらに、南海難波駅に1961年頃まで設置されていたレトロな「沿線案内図」も。眺めているだけでも楽しいスペースです!

写真:Sige panda

朝食切符にはおにぎり2個と味噌汁、お漬物のセットがついてきます。おくどさんで炊き上げたツヤツヤのお米。温かいおにぎりとお味噌汁の組み合わせが、朝から心と体にしみわたります。
しかも窓の向こう側に電車!走っている電車を見ながら、おにぎりが食べられるんです。時間によっては、レトロな車両が素敵な「特急こうや」も通る。このロケーションはマニアでなくとも、はしゃいでしまいます。

駅舎に込められたストーリーも楽しんで

歴史ある駅舎をリノベーションしたホテルステイ。駅舎に泊まるという非日常体験が楽しめます。高野山参詣にも便利なホテル。
ここから、高野山行きのケーブルが出ている「極楽橋」までは、目の前から出ている電車で20分ほどです。電車好きも、そうでない方も、駅舎ホテルに泊まれば、高野山観光の特別な思い出になりますよ。
2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道(外部リンク)
https://the-exp.jp/region/koyashita/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
Sige panda

提供元:LINEトラベルjp 旅行ガイド

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