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戦争の悲惨さとハンブルグの街の美しさ伝える「メモリアルセントニコライ」

古くから港町として栄えたハンブルグは、現在も北部ドイツの中心都市です。世界遺産に登録されている歴史的な建造物や、ドイツを代表する観光地の一つであるミニチュア美術館、奇抜な現代建築など、街の中心部に観光スポットが目白押し。その中から今回は「聖ニコライ教会」跡地、「メモリアルセントニコライ」をご紹介します。

黒く焼けた尖塔は、戦争の悲惨さを伝えて

写真:マツダ エイコ

「メモリアルセントニコライ」は、第二次世界大戦の祈念碑、そして博物館として、爆撃を受けた当時の姿をそのまま残した教会跡地に建てられています。教会は12世紀に船乗りの守護聖人、聖ニコラスに捧げられて建てられました。大火などで損傷することもありましたが、1874年にはネオゴシック様式を採用し、当時世界で最も高い147.4mの尖塔を誇る教会が完成しました。
現在も街のいたる所から、その尖塔を確認することができます。ハンブルグ市民の誇りでもあったこの教会が、戦火に包まれたのは1943年。第二次世界大戦におけるイギリスとアメリカの連合軍によるゴモラ作戦にて、ハンブルグ市内は周辺の住宅地も含めて、大きな空襲に見舞われました。教会の建物のほとんどは爆破されたと言いますが、黒く焼けながらも尖塔は比較的無傷のまま残りました。

最上階から見渡すハンブルグ、圧巻の街並み

写真:マツダ エイコ

今日へ戦争の悲惨さを伝えるため、当時のまま保存されているこちらの教会。近くで見てみると、黒く焼け焦げた姿に驚くことでしょう。聖堂があった場所は広場のように開けており、世界各地から寄贈された祈りの像やモニュメントが展示されています。中には日本から送られたものも。
現在は、尖塔部までガラス製のエレベーターが設置されており、移動中も教会内部を眺めながら頂上を目指します。高速エレベーターであっという間に尖塔部まで到達することができますよ。

写真:マツダ エイコ

最上階からの景色がこちらです。76mもの高さに位置する最上階に立つと、ハンブルグの中心地を遠くまで見渡すことができます。緑が多いハンブルグの街は眺めているだけで心が安らぎます。
また、最上階には、爆撃の前後の写真が展示されているので、現在の街と比較することができるのもポイントです。戦争の悲惨さを感じると共に、復興を成し遂げた港の倉庫街や湖、現在の美しい街の全景に、ハンブルグ市民の再建への努力、人間の力強さも感じることができるでしょう。

地下にはミュージアムを設置

写真:マツダ エイコ

地下は博物館となっていて、戦争時の暮らしや細かな作戦の内容、新聞などの当時の報道を含めて詳しく展示されています。写真だけでなく、映像や音声で、戦争の悲惨さや平和への思いを伝えており、見応えある内容となっています。
時期によっては、ドイツ国内外のアーティストによるエキシビジョンの展示が行われていることも。尖塔へのエレベーター利用料とミュージアムへの入場料で5ユーロです。有名な観光スポットからも徒歩圏内にあるので、ハンブルグ観光の際は、ぜひ立ち寄ってくださいね。

聖ニコライ教会の基本情報

住所:Willy-Brandt-Str. 60 20457 Hamburg
電話番号:+49-40-371125
アクセス:ハンブルグ市内を走る地下鉄U3のRathaus駅またはRödingsmarkt駅より徒歩約5分
2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
セントニコライメモリアル
https://english.mahnmal-st-nikolai.de

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
マツダ エイコ

提供元:LINEトラベルjp 旅行ガイド

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