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  • 流行りモノ調査隊 ♯126 『まもなく開幕!上海万博&大阪万博40周年』
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#126 今週の急上昇キーワード(更新日:2010/04/20)
まもなく開幕!上海万博&大阪万博40周年
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今回の調査内容
くらべてみよう上海万博・大阪万博
上海万博は、ココに注目!
40年前の大阪万博にタイムスリップ
40年前の大阪万博にタイムスリップ
 今から40年前の1970年3月に開幕した大阪万博。当時の人たちを魅了し、彼らの心に刻まれた外国、そして未来とは、どのような世界だったのだろうか。


万博記念公園のシンボル太陽の塔万博記念公園のシンボル太陽の塔万博記念公園のシンボル太陽の塔
■万博史上最高の来場者数を記録
 アジアにおいて初めて開催された日本万国博覧会のテーマは『人類の進歩と調和』。戦後の復興期を経て、高度経済成長を迎えていた日本において、この万国博覧会は、(世界の)明るい未来への希望そのものであった。そんな、人々の期待を表すかのように、会期中の来場者数は、万国博覧会史上最高の6421万8770人を記録。この記録は、未だに破られていない(2010年4月現在)。

■万博記念公園のシンボル太陽の塔
 万博記念公園のシンボルとして、現在も人々に愛されている『太陽の塔』。この塔は、芸術家の岡本太郎がデザインし、日本万国博覧会のシンボルゾーンのテーマ展示館として、『母の塔』『青春の等』『大屋根(長さ292m、横108m、高さ40m)』とともに作られた。『太陽の塔』は、万博会場のシンボルとして人間の尊厳と無限の発展を表現。左右それぞれに25mの腕を広げ、65mの高さで大屋根を貫いてそびえ立ち、頂上には『黄金の顔』、正面には口を曲げた『太陽の顔』、背中には『黒い太陽の顔』を持っている。『太陽の塔』は、過去・現在・未来を貫いて生成する万物のエネルギーの象徴であると同時に、生命の中心、祭りの中心を示したもので、期間中、来場者(920万人)に多くの感動を与えることとなった。博覧会終了後、大屋根などは撤去されたが、40年の時を経た今でも万博記念公園のシンボルとしてそびえ立っている。

■世界の未来と希望を写すパビリオン
 万国博史上最高となる77ヶ国(日本を含む)が参加した展示館では、「進歩と調和」に関する様々な展示がなされていた。その中でも、『アメリカ館』では、1969年に人類が初めて月面着陸を決行した『静かの海』の着陸地点模型や、月着陸船の実物、『月の石』などが展示され、大きな話題となった。日本館では、リニアモーターカーの模型の展示のほか、地球儀形のスペースで、世界17ヶ所の人たちの生活を生中継も行っていた。当時は、世界中継が日常的に行われることがなかったので、画期的な出来事でもあった。また、建物自体も、民族色溢れるものや、近未来を感じさせるものがたくさんあり、人々に世界に対する興味や、未来への希望を与えるものとなった。

■大阪万博のその後
 日本万国博覧会の会場跡地は整備され、現在、『万博記念公園』として一般に公開されている。公園内には、日本庭園や自然文化園に加え、日本万国博覧会当時の出展施設『鉄鋼館』を利用した博覧会の記念館『EXPO’70パビリオン』など、当時の雰囲気を今に伝える建物も残されている。

【取材協力】独立行政法人 日本万国博覧会記念機構


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世界の最新技術が集う万国博覧会。何十年の時を経ても変わらない想いが、そこからは伝わってくるような気がします。我々の未来は、どのように変化していくのでしょうか。そんな期待を胸に、万博を見に行きたいと思いました。
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