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  • 流行りモノ調査隊 ♯119 『肉食系テーマパーク』
流行りモノ調査隊 流行りモノ調査隊
#119 今週の急上昇キーワード(更新日:2010/01/19)
肉食系テーマパーク
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急上昇の理由
 “肉食系”女子が『2009 ユーキャン新語・流行語大賞』に候補としてノミネートされるなど注目された昨年。ひとりでもホルモン屋にいける女性という意味の“ホルモンヌ”なんて言葉もあるらしく、性格だけではなく生活的に“肉食系”という人も最近増えているよう。そんな世の中の流れをとらえてか、“肉”をテーマにした商業施設が作られていて、中には日本初の“肉のテーマパーク”をうたっている施設も!?早速調査に向かった。
今回の調査内容
日本初の“肉”のテーマパーク『東京ミートレア』 (1)
日本初の“肉”のテーマパーク『東京ミートレア』 (2)
ホルモンヌ垂涎!?『新宿三丁目 ホルモン横丁』
日本初の“肉のテーマパーク”『東京ミートレア』
 昨年12月3日、東京は南大沢に“リアル肉食系”が泣いて喜ぶような施設が誕生した。それは日本で初めての“肉料理のテーマパーク”こと『東京ミートレア』だ。様々な種類の“肉”を自慢とする店舗が全国から集結、オープンして1ヶ月ほどたつが休日にはいまだ整理券が配布されるほどの人気ぶりだ。肉好きにとっての天国ともいえる、『東京ミートレア』の体験レポートをお送りしよう!!

◆とんかつパフェ『清まる』

『清まる』外観
『清まる』外観
 最初に訪れたのは、愛媛県松山市から東京初出店のとんかつ専門店『清まる』。こだわりの肉を使ったとんかつは、もちろん普通においしいのだが、こちらの売りは一風変わったかつ料理だ。

  中でも最も話題となっているのが「とんかつパフェ」である。実は「とんかつパフェ」は1日10食限定のメニューなのだが、ひと回り小さな「とんかつパフェストリート版」は限定ではなく普通に食べられる。「とんかつ」と「パフェ」、本来一緒になるはずのないふたつが生み出すコラボレーション。味の想像がまったくつかない……。今回は、小さめのストリート版に挑戦することにした。

  見た目はかなり個性的だ。コーンの中に入ったアイス、クリーム、果物などとともに、とんかつがにょきっと飛び出して自己主張している。

  こちらだが、どうやら食べ方の作法があるらしい。基本的な食べ方は、【とんかつを手づかみで持つ】→【その上にアイスを乗せる】→【さらにその上にクリームを乗せる】→【さらにその上にりんごを乗せる】といった具合だ。では、手順に従い食べてみよう。

  味はというと、ひと言でいえば今まで食べたことのない味。だが、決して食べ合わせは悪くない。最初にクリームやアイス、りんごのいわゆるパフェの味がして、最後に豚肉の味がしてくる。一体となってはいるが、個々の味もしっかりと感じられる。厚さや形にかなりこだわり、パフェ専用にかつを作っているというだけに、食感は絶妙だ。

  「とんかつ」と「パフェ」の組み合わせなので、少し重そうに感じるかもしれないが、リンゴやほかのフルーツの酸味が効いているので割とさっぱりと食べることができた。スイーツとしても、とんかつとしても成立している一品だ。

とんかつの存在感がハンパない!! アブノーマルかつ各種。バリエーションが豊富だ
とんかつの存在感がハンパない!!
アブノーマルかつ各種。バリエーションが豊富だ

マニュアルがお店にあるのでこれを参照にして食べてみよう 変わりかつ丼のひとつマヨかつ丼(730円)
マニュアルがお店にあるのでこれを参照にして食べてみよう
変わりかつ丼のひとつマヨかつ丼(730円)
◆トンテキ『東京トンテキ』

『東京トンテキ』外観
『東京トンテキ』外観
  三重県四日市市の名物「トンテキ」。それは分厚い豚の肩ロースを焼いた、いわば豚肉のステーキのようなものだという。それを東京にいながら味わうことができるのが『東京トンテキ』だ。

 豚肉のステーキ、なかなか想像もつかないが、ボリューム感がありそうだ。実際にメニューの写真などを見てみるとかなり大きそうな感じ。先ほどとんかつパフェを食べたばかりなので、正直不安な気持ちになってきた。今回いただくのは一番オーソドックスな『トンテキ定食』(1,000円)。ご飯の大盛りは無料らしいが、今回はパスすることにした。

 出てきたのは、鉄板の上に横たわる分厚い豚肉と、山盛りのキャベツ。なかなか壮観な眺めである。

 口に入れてみて驚くのは、まずその肉のやわらかさだろう。豚肉なので当然しっかりと火を通さなくてはいけないが、不思議とレアのような食感だ。そのヒミツは独特の調理法にある。まず低温のラードでじっくりと火を通し、最後に焼き色をつけるように鉄板で焼く。そうすると肉はやわらかく、うまみがギュッとつまったトンテキができるのだ。

 果物や野菜、数十種類のスパイスがミックスされた秘伝のソースは酸味・甘みが絶妙で、ボリューム感のある肉でも意外にあっさりと食べることができた。

 ほかには『大トンテキ定食』(1,200円)、『特大トンテキ定食』(2,200円)などのメニューがあり、特大は通常の倍以上の500gの豚肉を使用しているとか!!胃袋に自信のある方は挑戦してみてはいかが!?

トンテキ定食(1,000円) なかなかのボリューム感 肉の厚みと“レア”感のある絶妙な焼き具合が伝わるだろうか?
トンテキ定食(1,000円) なかなかのボリューム感
肉の厚みと“レア”感のある絶妙な焼き具合が伝わるだろうか?

豚で作ったハンバーグ「トンバーグ定食」(1,000円)なんてメニューもあるらしい
豚で作ったハンバーグ「トンバーグ定食」(1,000円)なんてメニューもあるらしい
◆肉巻きおにぎり『元祖にくまき本舗』

『元祖にくまき本舗』外観
『元祖にくまき本舗』外観
 宮崎県の東国原知事がPRしたことにより、全国でもその名が知られるようになった「肉巻きおにぎり」。これを全国的に販売しているのが『元祖にくまき本舗』だ。

 テレビなどでしばしば見たことはあったが、実際に食べるのは今日が初めて。本来なら胸おどるところなのだろうが、これまでにすでに2軒で料理を食べているので正直お腹のキャパシティはもう限界に近い。果たして食べきれるのだろうか……?

  出てきたのはテレビで見覚えのあるあのかわいらしい形。サンチュと一緒に食べるのだが、甘辛のタレが絶妙で“男子なら絶対に好き”に違いない味。お腹がいっぱいなのも忘れてあっという間に全部食べてしまった。しかし、実際のところ薄切り肉で幾重にも巻かれているのでボリューム感はなかなかのもの。これ1個でも十分に満足できるはず。

 味付けだけではなくお米にもこだわっていて、宮崎産の、その都度一番いいと思うお米を厳選して使っているという。このこだわりが、大行列ができる理由なのだろう。

にくまきおにぎり(300円) 中はご飯がぎっしり詰まっているのでなかなかのボリューム こんなところで東国原知事が登場!!
にくまきおにぎり(300円) 中はご飯がぎっしり詰まっているのでなかなかのボリューム
こんなところで東国原知事が登場!!

 今回実際に食べることができたのは以上の3店舗。ほかの店舗も非常に魅力的で正直迷ったのだが、隊員の胃のキャパシティ的にはこれが限界……。

 そのほかの店舗の人気のメニューは次のページにてご紹介しよう。
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