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#044 今週の急上昇キーワード(更新日:2008/05/27)
最新災害対策
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急上昇の理由
 5月12日(月)に起こった中国・四川省大地震。死者が6万人を超えた大惨事に心を痛めている人も多いだろう。M8.0の激しい揺れのため、山間部では道路や通信網が遮断され、救援活動にも遅れが出たという。地震が起こったとき、まず何をすべきか。突然起こる地震に備えて何をしておくべきか。自分でできる地震対策を、編集部の体験レポートとともに紹介。台風や火事などの天災・災害対策も合わせて、ぜひ、再度確認してほしい。
今回の調査内容
想像以上に怖い! 地震リアル体験
台風シーズン間近! 風速30mって歩ける?
火事が起こったらどうする!? 通報、消火、避難をマスター!!
災害は突然やってくる! 今すぐ用意したい災害グッズ
 地震をはじめ、暴風や火事などを疑似体験できる神奈川県総合防災センターを訪問。想像だけでは分からない災害の怖さを詳しく知り、対策を学べる大注目のスポットだ。取材の前日、「震度7を体験してくる」と話すと、家族や友人からは予想以上の反応が。みな口を揃えて「私も体験したい。どんな感じか知りたい」と言う。地震への関心が高まるものの、実際の状況を想像するのはなかなか難しいのが現状。自分のためにも、今回はいつも以上に、身を引き締めて取材に臨んだ。

H7年4月1日オープンの施設。年間約4万5000人の人々が訪れる 目印の看板! 体験前にちょっと緊張・・・
H7年4月1日オープンの施設。年間約4万5000人の人々が訪れる
目印の看板! 体験前にちょっと緊張・・・
想像以上に怖い! 地震リアル体験
 神奈川県総合防災センターを訪れた編集部はまず受付へ。体験希望を伝え、施設早わかりの映像ガイダンスを観る。何だかすごそうだが、やはり体験しないことにはいまいちピンとこないな・・・と思いながら、恐る恐る実際の体験施設へと進む。

通常はグループごとにガイドさんが案内してくれる ガイダンスで、施設の内容が早わかり
通常はグループごとにガイドさんが案内してくれる
ガイダンスで、施設の内容が早わかり

 今回センター内を案内してくれたのはスタッフの横谷正春さん。「中国の地震で、また人が増えてますよ」との言葉を聞き、改めて地震への注目の大きさを実感する。地震体験ルームとなっているのは、一般家庭のダイニング。キッチンに火がつついたガスコンロ、電源が入った湯沸かし器、閉められたドアという設定になっている。リアルに体験するため、地震を再現したプログラムをお願いした。

  さあ、いよいよ体験開始。すると、体験ルームに入る前に、地震が起きたら体験者が行う3つの任務が言い渡された。

その1:ガスの火を消す
その2:湯沸かし器を消す
その3:避難口の確保のため、ドアを開けて椅子で固定する

左上に震度の表示があるが、体験時は見る余裕がない・・・
左上に震度の表示があるが、体験時は見る余裕がない・・・
その指示を聞いただけで、疑似体験だというのに緊張が走る・・・。その後に防災ずきんをかぶりテーブルの下へ避難しなければならない。果たして、地面が揺れる中で冷静に任務を果たせるだろうか。

  はじめは震度7も記録した阪神・淡路大震災の地震プログラム。椅子に座り、地震を待つ。分かっていても怖い。「あっ何か揺れている」と気づいて慌てて立ち上がるが、火を消してドアも開けるものの、あたふたしてしまって防災ずきんをかぶり忘れてしまった・・・。体験終了後、震度7がどんな感じかも全く思い出せない。とにかく体が揺れて、頭が働かなかった。思った以上に冷静になれないことに驚く。

 次に体験したのは大正12年の大地震、関東大震災。この地震も震度7。小さい揺れがだんだん大きな揺れに。「冷静に、冷静に」と考えすぎたのか、逆に地震に気づいてから動くのが遅くなり、出口確保のドアを開けようとすると「え!開かない?!」という事態。ドアを開けるのが遅く、揺れでドアが歪んでしまったのだ。揺れが大きくなり立っていられなくなる。仕方がないのであきらめて、防災ずきんをかぶりテーブルの下へ。揺れは一定ではなく、おさまってはまた始まるという感じで、長い。まだ揺れるかもと思うとテーブルの下から出ることができない。そんな怖さを感じる。

 

  最後は、今後神奈川県の小田原を中心に起こるだろうと予測されている、M7ほどの神奈川西部地震の予測プログラム。「統計的にですが、この先起こる可能性が高いと言われてます」という地震を体験してみた。小さな揺れから、すぐ大きな揺れに。その揺れが長い間続き、最も立つのが大変。しかも、揺れの影響でまたドアが開かない! そしてドアにこだわっている間にますます揺れがひどくなってしまった。必死にテーブルの下に入るが、揺れが長い。電気が消えてさらに恐怖が大きくなる。やっと体験終了。心からほっとした。

怖いため、周りを見渡す余裕もなくじっとするばかり・・・ 防災ずきんがない場合はぬいぐるみでもOK!
怖いため、周りを見渡す余裕もなくじっとするばかり・・・
防災ずきんがない場合はぬいぐるみでもOK!

  この施設で体験できるのは横揺れのみ。横谷さんからは「縦揺れが加わればさらに動きづらいはず。しかもこの体験ルームのように地震が来ると分かっているのと実際とでは大きく違います。まず身の安全をはかるために、ぬいぐるみや本でもいいので頭をかばう、様子を見て火を消すなど、冷静に動くことが大切」とのこと。また、「寝てる時に何か倒れてきませんか?」との言葉。寝てる場所に倒れてきそうなものを置かないだけでもだいぶ防災効果が上がるそう。また枕元にスニーカーなどの靴を置いておくのも大切とのこと。すぐ実施できることばかりなので、ぜひ一度確認を!

【地震がきたら、まずコレ!】
・身の安全をはかる
→まずはわが身を守ろう。棚が倒れるほかに蛍光灯が落ちてくることも。何かで頭をかばって対処して

・出口の確保
→大きな揺れでドアが開かなくなることも多い。ドアの近くにいたらまず開けること

・火の始末
→消火のチャンスは3回。揺れを感じたとき、揺れがおさまったとき、出火したとき。チャンスを見計らうことが大切
◆感想by疑似体験者
普段「地震だ!」と思っても、「また地震か」と感じ、すぐ行動に移すことが少なかったが、はじめの行動が肝心だと感じた。揺れが小さい時間に、火の処理、出口の確保をしないとあっという間に大きな揺れがきて何もできなくなる。また、揺れるということが思った以上に“怖い”と思った。「揺れで体の自由が利かない」怖さのほかに、「大きな揺れが続く」ことでパニックに、「いつ揺れるか分からない」などの精神的な怖さで冷静な判断がどんどん難しくなる。地震が起きた際の行動をシミュレートしておくことが大切だと感じた。
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