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流行りモノ調査隊 流行りモノ調査隊
#042 今週の急上昇キーワード（更新日：2008/05/13）
最新ネットカフェ事情
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今回の調査内容
今春スタートのドラマで、漫画がルーツになっているものがある！？
抜群な眺望の中でゆったりと漫画を楽しむ！
和風スタイルでゆるりと漫画を楽しむ！
日本の漫画の歴史を紐解く！
日本の漫画の歴史を紐解く！
　最後にご紹介するのは、漫画18万点という日本一の蔵書数を誇る『現代マンガ図書館』である。文字通りここは漫画喫茶ではなく、図書館である。しかし、ここに来れば今回取り上げたドラマの原作の作者が描いた他作品は勿論の事、前後の作品や作風が似た作家など、幅広く調べられる。古くは昭和3年の『現代漫画大観』から最新の人気作品まで、国内の漫画は殆ど網羅されているといっても過言ではないだろう。現在第一線で活躍している作家のデビュー作や漫画雑誌40年分のバックナンバーなど、資料的価値が非常に高いものまで閲覧できる。

作品に埋まる勢いの閲覧室 内記稔夫氏
作品に埋まる勢いの閲覧室
内記稔夫氏

　 更に驚くべきは、この蔵書は内記稔夫氏個人が所有する資料なのである！1955年に貸本業を始めてから50年以上、これだけ収集する情熱を持つ内記氏はタダ者じゃない。日本マンガ学会理事、全国貸本組合連合会理事、現代マンガ図書館の館長を努め、現代マンガ図書館オープンの3日目には、あの手塚治虫が訪れサイン色紙を残している。1997年には、現代マンガ図書館の功労が認められ、第一回手塚治虫文化賞特別賞を受賞している。

手塚治虫サイン色紙 他にも有名作家のサインがズラリ！
手塚治虫サイン色紙
他にも有名作家のサインがズラリ！

　 しかし、何故ここまで集まったのか！？理由のひとつに「手放すに手放せなくなった。」と語る氏。国会図書館でさえ、所有していない貴重な作品なども含まれている。収集された作品の保存状態なども考慮して「きっちり維持・管理ができる公的機関のマンガ図書館を東京で。」と熱望する。

　最新の人気作品も良いが、時には過去の名作のストーリーを味わい、ゆっくりと思いを馳せるのも良いのではないだろうか？

作品リストだけでも膨大 圧巻の書庫
作品リストだけでも膨大
圧巻の書庫

■現代マンガ図書館＜内記コレクション＞
住所：東京都新宿区早稲田鶴巻町565　2F
TEL：03-3203-6523

営業時間：PM12：00～PM7：00
漫画蔵書数：約180,000冊
人気のマンガタイトル：手塚治虫作品、藤子不二雄作品、石ノ森章太郎作品、松本零士作品など多数。
料金：入館料　一般／￥300、中学生以下／￥200、会員／無料 閲覧料1回1冊につき￥100（1970以前の作品を除く）
＜関連リンク＞
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