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#034 今週の急上昇キーワード(更新日:2008/03/11)
Shojo Manga
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急上昇の理由
 川崎市市民ミュージアムで2月16日から『少女マンガパワー!』展が開催中。『リボンの騎士』の手塚治虫から『西洋骨董洋菓子店』のよしながふみまで、戦後から現代までの約60年に、少女マンガの発展に貢献のあった23人の作家の作品(原画、複製原画)や愛用品などを展示。マンガの枠を超え、アニメやドラマ、映画の原作としても、大衆文化の求心的存在となっている“少女マンガ”というジャンル全体を見通すことができると好評だ。
  この展覧会、実は北米9ヶ所を巡回した『Shojo Manga! Girl Power!』展をベースに、日本向けにリニューアルしたもの。北米で、少女マンガの展覧会!?日本人が知らないところで、世界に広がりつつある少女マンガ、ではなく“Shojo Manga”。今回は、アメリカでどれくらい “Shojo Manga”が流行っているのか調査した。
今回の調査内容
米国の少女マンガブームは本当か?NYで突撃インタビュー!
『少女マンガパワー!』展@川崎市市民ミュージアム
世界では“漫画革命”が起きている!@TOKYOPOP
『西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜』初のTVアニメ化決定!@フジテレビ“ノイタミア”
春のマンガ・アニメ関連イベント情報
米国の少女マンガブームは本当か?NYで突撃インタビュー!1/4
臨時調査隊員 木元裕子
臨時調査隊員 木元裕子
ニューヨークはマンハッタン在住のイラストライター。絵を描いたり、文を書いたり。
道ばたの隅を突っつくような情報収集が趣味。
HPはこちらから>>

 米国ではここ数年、日本の少女マンガが流行っている――2004年末から2005年にかけて、ニューヨークタイムで大々的に少女年マンガとその経済効果が紹介されたり、日本で人気の作品を英訳したマンガ雑誌『Shojo Beat』が北米で発行されたり。でも本当の本当に、米国では少女マンガは流行っているのか?

マンハッタン生まれのアランおじさんとニャンコのルーシー
マンハッタン生まれのアランおじさんとニャンコのルーシーも、 「少女マンガ?知らんがな〜」(アランおじさん、60代) 「あたしも少女ですけど、知りませんニャ〜」(ルーシー)
というわけで、さっそくニューヨークで突撃インタビューしてみました。

 まずは手始めに、同じアパートの住人たちに聞いてみた。

「アメリカでマンガがはやっているってホントでしょうか?」
(注:「Shojo Manga」というコトバは通じないと思い、「Manga」で聞いてみた)
「マンガァ?知らない」(60代男性)
「はぁ?マンガ、何それ?」(60代女性)
「マンガ?マンゴ?日本の食べ物?」(40代女性)

  うーん、やっぱり聞いた相手が悪かったか・・・。「Manga」という単語が通じなかった。 “日本のコミックブック”と説明してもダメだった。ダウンタウンにある築百何十年のアパートの住人達にはちょっと質問が難しすぎたか。
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『少女マンガパワー!』展@川崎市市民ミュージアム
 戦後から現代まで、少女マンガの発展に貢献した23人の作家の作品や愛用品、出版資料などを展示。少女マンガというジャンルの成立から確立、発展、多様化へ。約60年の少女マンガの歴史をたどりながら、主題の変化や少女像女性像の変化、少女マンガ特有の漫画文法(構成方法)の特徴を俯瞰できる。

 2003年から北米各地9会場を巡回した『Shojo Manga! Girl Power!』展は、ワシントンポストを含めた米国メジャー新聞等50以上のメディアで紹介され、2万以上の見学者を数えたという。この展覧会をベースに日本用にリニューアルした今回の展示はすべてバイリンガル。日本展用の図録もバイリンガルで、少女マンガに関する資料としても重宝する。

 3月20日(木・祝)には『天然コケッコー』(原作:くらもちふさこ)、『櫻の園』(原作:吉田秋生)の映画上映会も。詳しくは公式サイト>>

少女マンガパワー!展
水野英子『こんにちは先生(ハロー・ドク)』タイトルページ用イラスト 1965年 ©水野英子

<出展作家>

手塚治虫、わたなべまさこ、松本零士、石ノ森章太郎、ちばてつや、水野英子、牧美也子、里中満智子、一条ゆかり、池田理代子、美内すずえ、竹宮恵子、山岸涼子、萩尾望都、陸奥A子、くらもちふさこ、岩館真理子、佐藤史生、吉田秋生、岡野玲子、CLAMP、今市子、よしながふみ

開催期間:2008年2月16日(土)〜3月30日(日)
会場:川崎市市民ミュージアム(TEL 044-754-4500)
開館時間:9時30分〜17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日、3月21日
観覧料:一般800円、65才以上・高大生500円、中学生以下無料
<関連リンク>
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