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私立恵比寿中学『先輩・ももクロに引けを取らず!全力全開の初ホールライブをレポート☆』

 5月5日に「仮契約のシンデレラ」でメジャーデビューしたばかりのアイドルグループ・私立恵比寿中学が、デビューからわずか2ヶ月半で初のホールライブを実現した。現在、人気沸騰中の先輩・ももいろクローバーZに迫る勢いを感じさせた“全力全開”のステージをレポート!

9人で結束した、全力全開のパフォーマンス

 アイドルグループ・私立恵比寿中学が7月1日、東京・日本青年館で初のホールコンサートを開催した。メジャーデビューからわずか2ヶ月半での初ホールライブを実現させたエビ中は、同じくメジャーデビューから7ヶ月で同舞台に立った事務所の先輩“ももいろクローバーZ”を超える勢いを感じさせるパフォーマンスを全力全開で披露した。

 オーケストラの旋律に合わせて、色とりどりのスポットライトが舞台の上を飛び交い、2人の司会者がタイトルコールする。80年代の人気歌番組『ザ・ベストテン』を彷彿とさせる公開生放送スタイルで幕を開けたエビ中のファーストコンサート『じゃあ・ベストテン』は、いきなり18位と17位の2曲同時発表からスタート。しかも、「ザ・ティッシュ 〜とまらない青春〜」では銀テープが発射され、「エビ中一週間」では気合のあまりに星名美怜が転ぶほど、オープニングからテンションマックスの盛り上がり。

 2曲続けて歌ったところでセットが回転し、ランキングボードが登場。お馴染みの自己紹介を経て、16位「永遠に中学生」へ。ライブのラストを飾ることも多かったお別れソングで、ステージ上のメンバーはもちろん、即日完売となったチケット争奪戦に勝利した1300人の観客も肩を組んで熱唱。<♪みなさん、御機嫌よう>としめた後の15位が自己紹介ナンバー「エビ中出席番号の歌 その1」。ランキング形式ならではの意外な曲順で、お客さんたちも次の曲が予想できないという緊張感を楽しみながら、ランキングの発表を待っていた。

 14位から12位は3曲続けてのパフォーマンス。柏木ひなたのソロパート、廣田あいかのウィスパー、真山りかのファルセットに、鈴木裕乃と松野莉奈のセリフなどがフィーチャーされた「えびぞりダイアモンド!!」を経て、こぶしを利かせる廣田の周りを輪になって踊る盆ダンスチューン「ご存知!エビ中音頭」、「結果オーライ」と硬軟を織り交ぜた展開をみせた。

 ここまでの7曲を、ほぼ続けて歌ってきた彼女たちにつかの間の休息。11位は校長が中継で歌うケミストリー。観客の多くもトイレタイムに活用し、いよいよベストテンの発表へ。10位では8月にリリースが決まっている新曲「Go!Go!Here We Go!ロック・リー」を初披露。安本彩花が「跳ね上がることエビのごとし。忍者だけに」とコメントした通り(?)、忍者のポーズや、助っ人外国人の野球選手のような腰フリダンスが取り入れられたロックナンバーとなっていた。続いて、廣田と柏木のファイクが響き渡った9位「もっと走れっ!!」、メンバーが1人ずつ歌い継ぐ7位の「どしゃぶりリグレット」までを発表し、ユニットコーナーに突入。

アンコールでは涙を流すメンバーも

 フィフテイーズ風の衣装で、「2人で考えたフリを取り入れた」という真山&杏野によるユニット、ナツリカの「これでいいのだ!」。場末のスナック“あいか”を舞台に、“流し”のヒャダインこと前山田健一と“ママ”の廣田がデュエットするムード歌謡「アンタ」。瑞季、星名、鈴木によるユニット・フリンデルガールがスタンドマイクでかわいく歌うアイドルソング「神様の言うとおり」。パジャマ姿で登場した松野、柏木、DJタミフルによる3人組ヒップホップユニットのトリオ・ザ・インフルエンザ「一生 一緒 いいしょ?」。そして、ユニットコーナーのラストを飾ったのは、誕生日を迎えたばかりの安本。会場中がグリーンのサイリウムを掲げ、彼女の生誕を祝うなか、ピアノバラード「またあえるかな」をしっとりと歌い上げた。

 ここから雰囲気は一転し、2位の「歌え!踊れ!エビーダダ!」では、ウルトラマンの三面怪人“ダダ”が登場し、エビ中と一緒に歌い踊った。そして、イントロだけで大歓声が巻き起こった第1位は、ワルツがフィーチャーされた「仮契約のシンデレラ」。“世界一の学芸会を目指す”という彼女たちの個性を象徴したようなメジャーデビュー曲で、「K・A・R・I」のコール&レスポンスはいつも以上に大きく、この日一番の盛り上がりをみせた。

 ランキングの発表が終わってからもライブは続く。18曲目となる「売れたいエモーション!」ではメンバーの肖像画がプリントされたお札が舞い降り、ヒャダインがトイピアノでイントロを弾いた「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」では、瑞季と柏木がスモークが出るほうきを振り回してロックした。本編のラストは21曲目となる「揚げろ!エビフライ」。年下メンバーのなかにはフラフラな子もいたが、最後の力を振り絞って歌い、踊り、お客さんと一緒にタオルを回し「最高の思い出をありがとう!」という真山の言葉とともにステージをあとにした。

 新曲「フレ!フレ!サイリウム」ではじまったアンコールでは、メンバーが1人ずつあいさつをし、松野や杏野は満員の観客を前に感激の涙を流した。そして、ダブルアンコール曲「イッショウトモダチ」のあと、星名が「怒られるかもしれないけど、もう1曲やりたい!」と絶叫し、急遽トリプルアンコールに突入。真山が「1曲入魂!」と気合を入れ直し、客電をつけたままで「仮契約のシンデレラ」を歌い、会場を1つにした。安本の「おつかれちゃーん」の雄叫びとともに、再会の約束をして幕を閉じたファーストコンサートは、計25曲で3時間30分のフルボリューム。この日、この場所に集まった誰にとっても一生忘れられない思い出に残るステージだった。
(文:永堀アツオ)

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