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夏目三久 『大切にしようという気持ちが強まっている』

春からは朝の情報番組『あさチャン!』(TBS系)でメインMCを務める夏目三久。タレントとして引っぱりダコの彼女が、映画『ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜』で本格的な声優に初挑戦! 犬の王国の姫の役で、持ち前の品の良さとも相まって物語に彩りを添えている。タレントとして挑戦を続けながら活躍の場を広げる今の心境も語ってくれた。

スッとそこに存在するのが難しかった

――自分が出演した『ドラえもん』の映画、試写はどんな気持ちでご覧になりました?
夏目恥ずかしいですね(笑)。小さい頃から観ている『ドラえもん』の世界にまさか自分がいられるとは。幸せですし、光栄です。

――小さい頃は、かなり観ていたんですか?
夏目映画は必ず家族で観に行っていました。春休みの公開を楽しみにしていて。とくに『のび太とアニマル惑星』が印象に残ってます。

――声優の仕事は、前にも一度やっていましたよね?
夏目ありましたけど、これだけ本格的に、物語の重要な役をやらせていただくのは初めてでした。

――アフレコに向けて、どんな準備をして臨みました?
夏目初めてだったので、準備といっても何をどう始めればいいかもわからなくて。結局、現場で監督に教えていただきながらやりました。

――声優をやりたい気持ちはあったんですか?
夏目なかった……と言いますか(笑)、もちろん、機会があればやらせて頂くつもりはありましたが、声優さんって職人芸だと思いますので。キャラクターの邪魔をしないように自分がそこに存在するのは、非常に難しいと思っていましたし、自分がやってみてその思いはさらに強くなりました。まだまだ勉強しなくてはいけませんね。


――広くいえば同じしゃべる仕事ということで、アナウンサーの経験が役に立ったりもしませんでした?
夏目どうでしょう? 夏目三久がニュースや天気予報を伝えることと違って、ひとりのキャラクターをゼロから作り上げていく作業だったので、また別物でしたね。お話の世界のなかで違和感があるといけない。スッとそこに存在するのが難しかったです。

――映画でのスピアナ姫は自然に“姫だ”と感じました。
夏目それは嬉しいです。国王も王子もいなくなったなか、ひとりで国と国民を背負う王妃なので、凛とした部分や強さがありつつ、まだ若い王妃ですので、はかなさや弱さも出せればいいなと思っていました。

――そのために演技のなかで意識したことは?
夏目とにかく、スピアナ姫の気持ちに寄り添うしかなかったですね。もし大切なひとがいなくなって……国を背負うことは私はないですけど(笑)、そういうシチュエーションだったら、どんな気持ちで祈るだろう? 生きていてくれるのかすらわからない大切な人を信じて待ち続けて、会えたときの気持ちはどうだろう? もう想像することしかできなかったです。

普段の自分の生活にはなくて……

――監督からアドバイスされたのは、どんなことですか?
夏目14〜15歳の王妃なんですけど、私がやるとどうしてもちょっと大人になってしまうので、「もっと無邪気に喜んで」とか。弱いところもあるけど、「成長を見守っていける姫にしてください」というオーダーはありました。

――アフレコに時間もかかりました?
夏目かかりました。2時間ぐらい。


――映画1本の上映時間以上ですか。どこが難しいとか、どこはやりやすいとかはありました?
夏目最初にスピアナ姫が出てくる、王子と池で遊んでいるシーンは、どう演技に臨めばいいかもまだつかめていない状況だったので、苦労しました。キャッキャと可愛らしく遊ぶことは、普段の自分の生活にはないですし(笑)。

――この映画全体には、どんな印象が残りましたか?
夏目テーマが“冒険”や“仲間との絆”で、冒険という意味でも楽しめますし、絆の面でも忘れてはいけない大事なことを思い出させてくれる。大人でも引き込まれて楽しめる作品だと思います。そして、バウワンコ王国での戦いのシーンなどはCGで非常に迫力と緊迫感があります。

――夏目さんは今後も声優や、さらに映画やドラマなど女優の仕事にも乗り出す意欲はあるんですか?
夏目うーん……。今回挑戦して、ほぼ初めての分野ですし、大変だなとは思いました(笑)。また機会がいただけるのなら、嬉しいですね。ただ、今いろいろやらせていただいているお仕事があるので、まずそちらからですね。

――確かに、『あさチャン!』という大仕事も始まりますしね。番組スタートに向けて、もういろいろ取り組んでいるんですか?
夏目まずは早起きをがんばりたいと思います(笑)。朝はあまり得意ではないので、目覚まし時計をふたつぐらい買い足そうかと。

――ほかの今のレギュラー番組にしても、立ち位置的には局アナの仕事と通じていると思いますが、立場が変わると見方や取り組み方が変わる面もないですか?
夏目基本的には変わりません。意識もそこまで変わったわけではなくて。けれども、年齢を重ねたせいもあると思いますが、与えていただいたお仕事を一つひとつ大切にしようという気持ちが強まっています。

――何か自分磨きをするようになった、とかは?
夏目よく睡眠を取って、よく食べることですかね。やっぱり朝の番組は体力勝負になると思うので。体が資本。健康にだけは本当に気をつけたいです。どうしたら質の良い睡眠を得られるか、探ってます。

――最後に定番ですが、ドラえもんの道具で夏目さんがいちばん欲しいものは何ですか?
夏目今回の映画を観てうらやましく思ったのは、「植物改造エキス?」です。好きなごはんが何でも熱々で食べられるなんて(笑)。観ているお子さんも楽しいと思いますけど、大人も憧れる道具で、持っていたらいっぱい食べちゃいそうです(笑)。
(文:斉藤貴志/写真:鈴木一なり)

ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜

 前人未踏の秘境を探す大冒険に思いをはせるのび太たちは、探検できる場所を模索していた。そんなある日、空き地で一匹の子犬を見つけたのび太は、犬をペコと名付けて飼い始める。するとペコが大量の航空写真の中から、ジャングルの奥地に立つ巨神像が写った写真を見つけ出す。のび太たちは巨神像の謎を解き明かすためジャングルへ。

【公式サイト】
2014年3月8日(土)全国ロードショー
(C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK2014

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『ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜』公式サイト

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