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ファンキー加藤『ついにソロデビュー! さまざまな可能性に挑む男の情熱に迫る』

FUNKY MONKEY BABYSのリーダー・ファンキー加藤が、2月12日にシングル「My VOICE」でソロデビューを果たした。ファンモンの解散ライブから約8ヶ月。新しい冒険の旅に出かけたファンキー加藤に、新譜に込めた想いはもちろんグループとソロ活動の違い、今後の活動などについて話を聞いた。

ソロ活動を始めて、良い意味で責任感を強く持てるようになった

 2013年6月。グループとして、そしてファンにとっても悲願であった東京ドームでの2Daysライブ『おまえ達との道FINAL 〜in 東京ドーム〜』(6月1日、2日)を最後に、惜しくも解散したFUNKY MONKEY BABYS(以下:ファンモン)。そのステージで、リーダーのファンキー加藤は「みなさんがいたから、迷わずにここまで来ることができました。10年間、本当にありがとうございました。いつかまた必ず帰ってきます」という言葉を残した。あれから8ヶ月。その加藤が、再びみんなの背中を押し、ともに力強く明日へと歩いて行くべく、シングル「My VOICE」(2月12日発売)でソロデビューを果たした。

 昨年6月27日付の公式ブログで、ソロ活動の始動を発表。「楽屋や移動中の車内が広く感じる」、「良い意味で責任感を強く持てるようになった」など、さまざまな“変化”を感じながら彼は楽曲制作を行い、そして昨年11月からは『ファンキー加藤 インストアライブツアー 〜原点回帰〜』と銘打った全国各地でのインストアライブを、地元八王子を皮切りに始動させた。そこでは、ファンモンの歌はもとより、1stソロシングル「My VOICE」もいち早く披露。リリースよりも先に、自分の想いを込めた歌を直にファンに届ける。まことにファンキー加藤らしい伝達手段に、とても嬉しくなった。

「(インストライブをしたことで)“今まで歩んできた道のりは間違ってなかった”と思えたし、これから歩んでいく道のりにも一筋の光が射したような気がしました。ライブ後の握手会では、赤ちゃんを連れたとある夫婦が『ファンモンを通じて出会いました。結婚して子どもが産まれて、その子に“俊介”(加藤の本名)と名付けたんです。どうか抱いてやってください』と。もう堪らなく嬉しかったですね。この音楽で生まれた“つながり”を、いつまでも絶やしたくないと心から思いました」

 ファンモンも2006年のデビュー当時から2010年頃まで、ショッピングモールでのフリーライブを行っていた。これまで3人で挑んできたステージに、現在はファンキー加藤がひとりで立っている。確かな手応えを感じる一方、どのような想いを抱いているのだろう?「ライブに関して言えば、大変なことが多いです。体力的にも精神的にも。単純に3倍の苦労があるような……。でも、これを乗り越えれば3倍の喜びと達成感があると信じて、今は頑張っています。インストライブでは、すでに「My VOICE」を披露していますが、まだリリース前の歌なのに、ファンのみなさんが覚えてくださって。ライブでは合唱しながら盛り上げてくれてますね」

デビュー曲「My VOICE」は、ファンに向けて書いた手紙

 ソロデビューシングルは3曲入り。勢いと力強さ、そしてしっとりと伝える3種3様の作品内容で、ファンキー加藤自身も「今歌いたいこと、今やりたいこと、今聴いてほしいことが、しっかり1枚に収められたと思っています」と自信を覗かせる。表題曲の「My VOICE」は、打ち込みと生楽器を融合させたナンバー。疾走感に加えてロック的な要素も散りばめられ、歌詞やサウンドからは、過去を振り返りながらも“これから走り出していこう”という、決意や勢いを感じさせる。

「俺にとっては一番最初の歌だから。一番伝えたい人に、一番伝えたいメッセージを……と、ファンのみなさんに手紙を書いたんです。便せんに。その手紙が歌詞の原型となり曲ができあがっていきました。もともとこのテンポ感が好きで、歌う時も非常に気持ちよく歌えます。ただ、気持ちが入りすぎて、出だしの<Ah〜♪>の音程をよく外してるみたいです。自分ではあまり気づかないんですが……(笑)。これが今のファンキー加藤そのもの。僕はこれ以上でもこれ以下でもありません。聴いてくれるみなさんに気に入ってもらえたら嬉しいです」

 歌詞の中に何度か登場する<君>は、応援してくれるファンのみんなを指しているといい、歌うこと、そして“仲間”に対する想いの深さが伝わってくる。そして、2曲目の「リスタート」は、非常に上昇感と力強さを感じさせるナンバー。この歌はファンモンを愛してくれたファンへのメッセージと、これまでとは違う形だけど今後も一緒に進んでいこう、という彼の想いを感じた。

「表向きのテーマは“恋愛の復縁”なのですが、やっぱりこれも僕の“今”の想いが込められている1曲です。とても女々しい歌詞なので、若干の気恥ずかしさもあります(笑)。『My VOICE』が表の感情で、『リスタート』は裏の感情。表裏一体なファンキー加藤の歌です。曲調もライブのステージを想定しながら作りました。一緒にクラップやコール&レスポンスがとれるよう随所に仕掛けがあります。会場の一体感が生まれやすいので、歌っていて楽しいです」

 3曲目の「桜 ふわり ふわり」は、冬から春に向かうこれからの季節にぴったりのミディアムナンバーだ。「これは詞を先に書いたんです。僕にとっては初めての試みでした。実体験を元に……というよりは、ドラマの脚本を書くような感じでストーリーや風景を思い描きました。非常に楽しく作れた楽曲です。歌う時に気をつけたのは、とにかく……音を外さないことと……(笑)。あとは曲中の片想いをしている主人公にぐっと入り込むようにしています」

劇団のオーディションを受けた過去も、今後は俳優業にも挑戦!

  • 「My VOICE」(初回限定盤)

    「My VOICE」(初回限定盤)

 ファンキー加藤は昨年11月、歌手としてはもちろん“俳優業”にも挑戦していく意向を表明した。ソロアーティストとして、表現の場を広げていくことになる。そんななか、“俳優デビュー”とは毛色が違うが、ファンモン解散からソロ活動へ至る1年を収めた自身初のドキュメンタリー映画『ファンキー加藤/My VOICE〜ファンモンから新たな未来へ〜』が2月14日より劇場公開される。

「昔から役を演じるのは好きでした。小学生の頃の学芸会でも常に主役の座を狙っていましたし(笑)。『劇団ひまわり』のオーディションを受けたこともあります。ドキュメント映画は、最初は本当に気恥ずかしかったのですが、完成された作品を観たとき、監督の熱意がすごく伝わってきました。感謝感謝です」

 そして、9月19日、20日には、ソロデビュー後初となるワンマンライブを東京・日本武道館で開催する。09年、ファンモンのメンバーとして立った夢の舞台に、今度はひとりで挑んでいく。そんな彼が、“ファンキー加藤”としてまず達成したいこととは?「ひとりで立つ武道館は未知数ですが、今まで数々の修羅場を経験してきたので、まぁ大丈夫だと思います(笑)。根拠のない自信と、根拠のある自信。2つを武器に挑みます。まずはインストアライブツアーを無事にやり遂げること。そして9月の日本武道館ライブを成功させたいです」

 “歌うこと”とは? との問いに、“生きること”と力強く答えてくれたファンキー加藤。これからも彼の歌や歌声、込められた想いやメッセージに、きっと我々は頷き、背中を押され、腕をひっぱられ、ともに力強く明日へ歩んでいくことだろう。そう、この「My VOICE」を一緒に口づさみながら。
(文:池田“スカオ”和宏)

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