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仲 里依紗『初心に戻って楽しさが増した――再確認できた今の気持ち』

三池崇監督×宮藤官九郎×生田斗真! 驚きのタッグが実現した『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』がついに公開。3人の天才アウトローが巻き起こすスリルと興奮のストーリーのなかで、紅一点キュートでセクシーな警察官・若木純奈を演じた仲里依紗に、本作の魅力と、“初心に戻れた”という女優業に対する今の思いを聞いた。

<動画インタビュー>穏やかな笑顔で語る 今の新たな気持ち!

可愛いな、男のひとって自由奔放だなって(笑)

──アクションにバイオレンス、そしてお色気もアリ。迫力とスピード感にスカッとしました。そのなかでヒロインを演じられた仲さんですが、どんな思いで臨みましたか?
最初は「ヒロインが私でいいのかな?」と思いました。原作の純奈はけっこうセクシーな場面が多いんです。映像化できるのか心配になったくらい破廉恥なシーンもあって(笑)。でもいざ台本を読むと、バランスよく柔らかな表現になっていたので安心しました。とはいえ、現場で男のひとたちに囲まれながらお芝居をするのは緊張しましたね。

──柔らかくされていたとはいえ、セクシーな場面は多かったですよね。そして性格はとても一途で女の子らしい。これまで仲さんの演じてきた役柄とは異なるタイプだと感じました。
男のひとが好きな女の子のイメージそのままですよね。ピュアで、ずっと玲ニ(生田斗真)を想い続けている。私が過去演じてきた役は男っぽくサバサバした子が多くて、しかも私自身の性格もわりとさっぱりしているので、純奈の女の子らしさを忠実に表現するのがはじめは難しかったです。でも純奈みたいなタイプって、女性目線だと「ん?」って鼻につくひともいるキャラクターですよね(笑)。その辺もうまく表現できるかな?って思いました。

──(笑)そんな純奈はどうして玲ニにここまで惹かれるの?ということも気になりながら、ずっと観ていました。
確かにそこは不思議です(笑)。純奈は、男目線だと“いい女”に映るかもしれないですけど、女からしたら「そんな女いないでしょ!」って感じですよね(笑)。

──玲ニは正義感はひと一倍強いけれど、不器用で警察官としては落ちこぼれというキャラクター。そんな男のひとを仲さんはどう思いますか?
可愛いな、男のひとって自由奔放だなって思います(笑)。でも母性本能をくすぐられる部分もあるんですよね。だから女のひとが観てもおもしろい映画なんだろうなと思います。

チャンスがあったらぶっ飛びたかった

──本作は男ならではの熱い世界を描いていますが、そういう世界観に対する憧れを抱いたことは?
男のひとには独特な仲間意識ってありますよね。チームや集団になったときに出る“仲間”という強い空気感。“女の友情はハムより薄い”という言葉を聞いたことがありますけど(笑)、女の世界にはないものが男の世界にはある。それはうらやましいです。今回の私の役はおとなしめで、はっちゃけるシーンはなかったんですけど、玲ニみたいな破天荒もやってみたいなとも実は思っていました。笑いを誘うシーンとか(笑)。やっぱり三池監督はそういうのを描くのがうまい方なので、もしチャンスがあったならもうちょっとぶっ飛びたかったです(笑)。

──三池監督の現場にいたら、確かにそういう願望は湧いてきそうですね。
現場ではみんなが明るくて、チームワークがすごくいいんです。いっそ私も濃いメイクでハデにして、はじけたいと思うことが何度もありました(笑)。常に感じることなのですが、三池監督の映画に取り組む姿勢はカッコよくて素晴らしい。そしてちょっとだけふざけたりもする。いい意味でこの余裕が好きですね。監督自身がプランや道筋をしっかりと持っているのが伝わるので、すべてを預けられる安心感があります。体力的に大変なシーンはたくさんあったんですけど、振り返ってみたらすべて楽しい思い出に変わっているんです。それって、仕事をしているうえで決して多いことではなくて。それを体感させてくれる三池監督は、やっぱりスゴイなと思います。

──少しお休みをされて、仕事への向き合い方に変化はありましたか?
少し期間を空けたことで、初心に戻れた気がします。以前は目の前のことに一生懸命になり過ぎていて、新しい仕事が始まるたびに壁が立ちはだかっているような感覚がありました。でも今は、女優という仕事をすごく新鮮に感じられるんです。デビュー当時にお芝居のオーディションを受けたときの気持ちが蘇ってきて、すごくワクワクしながら仕事が出来ています。以前は息抜きの時間も少なくて、新しい役をいただいても「できるかな、大丈夫かな」というプレッシャーが大きかった。だけどやらなきゃいけないからバタバタしたりもして……。ずっと泳ぎ続けているマグロみたいな感じでした(笑)。今はそこから脱皮したように感じます。キレイな水槽で泳いでいるグッピーみたいな感じ(笑)。

──改めて女優という職業の醍醐味を実感されているんですね。
自分じゃないひとを演じることの楽しさが、前より増したような……何て言っていいかわからないんですけど、不思議な仕事だなと考えるようになりました。女優ってすごく魅力的でおもしろい、そんな気持ちも再確認できました。

──今のお話を聞いたうえで本作を観ると、またおもしろさが増しそうです。
この映画はスリルもアクションも満載で、笑いもある。女性の方には、「男のひとは純奈みたいなタイプが好きなんだな〜」という目線でも楽しんでいただけたら嬉しいです(笑)。

──最後に、今年挑戦したいことを教えていただけますか?
お仕事に関しては、女優業はもちろん、ファッション関連のことも積極的にやりたいと考えています。私生活に関することでは、社交的になる(笑)。私、初対面のひとと話すことや、大勢のパーティが得意じゃないんです。実はこじんまりしたことが好き(笑)。でもそこは変えていって、いろいろな方とお話していきたいと思っています。
(文:奥浜有冴/撮り下ろし写真:逢坂 聡)

土竜の唄 潜入捜査官 REIJI

 正義感が強いが童貞で、警察学校では史上最低の成績を残している巡査・菊川玲二は、ある日突然、通称“モグラ”と呼ばれる潜入捜査官になるよう命じられる。麻薬の密売ルートを暴き、暴力団組織・数寄矢会の轟周宝会長を挙げるため組織へ潜入した玲二は、数寄矢会に渦巻く権力闘争や、日本最大の暴力団・蜂乃巣会との抗争に巻き込まれていく……。

監督:三池崇史
出演者:生田斗真 仲里依紗 山田孝之 上地雄輔 岡村隆史 堤真一
【公式サイト】
2014年2月15日(土) 全国東宝系にてロードショー
(C)2014 フジテレビジョン 小学館 ジェイ・ストーム 東宝 OLM (C)高橋のぼる・小学館

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Photo&Text可愛いな、男のひとって
『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』公式サイト

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