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安室奈美恵『アジアを代表する歌姫が新記録達成!華麗なステージ&充実のツアーの模様をレポート!!』

さまざまな女性ソロアーティストとしての新記録を樹立、今やアジアを代表する存在となった安室奈美恵。最新アルバム『FEEL』を携えての華麗なツアーの様子をお届け!ここでまた新たな伝説が生まれた。

響きやまない「奈美恵」コールのなか颯爽と登場!

 昨年夏にリリースされたオリジナルアルバム『FEEL』は、女性ソロアーティストとして年間最高セールスを記録。デビュー20年を迎えた現在も日本の音楽シーンの最前線を走り続けている姿を示した、安室奈美恵。そんな大ヒットアルバムを携えて、8月よりスタートした『namie amuro FEEL tour 2013』では、24都市24会場44公演約24万人を動員。終盤戦となる東京・国立代々木競技場第一体育館公演では、ツアーのハイライトと呼べるほどの熱い盛り上がりをみせていた。

 (これまでのツアー同様)開場直後から途絶えることのない「奈美恵」コールの嵐のなか、会場が暗くなると、ステージに映像が流れる。宇宙から会場に彼女が舞い降りてきたという印象を与える映像。それが流れ終えると、ステージ上にはネオンイエローの発光鮮やかなワンピを身にまとって颯爽と登場。大歓声のなか、8人のダンサーと共に、最新作に収録の「Alive」と「Hands On Me」を立て続けに披露する。相変わらずのクールな印象であるが、共に英語曲ということもあってか、よりエッジィになった雰囲気が漂ってきた。また、観客も口ずさんでいる人が多く、彼女の音楽は言葉の壁を超えて受け入れられていることに改めて気づかされる。

最先端のダンスミュージックを意識した、息もつかせぬ構成

 その後も、ゴールドをあしらったワンピースで妖艶なたたずまいをみせた「Poison」。昨年配信限定でリリースされ話題になり、1月29日にリリースされるシングル「TSUKI」のカップリングに収録のモード感あふれる「Ballerina」(ダークなバレリーナ風衣装もインパクト大!)。タイトルどおり虹のような照明が印象的だった「Rainbow」(曲の最後には観客の声援に思わず「フフッ」と笑いをこぼす)。ベース音から徐々に盛り上がっていく高揚感がたまらない「La La La」といった、世界で大注目のEDM(エレクトロ・ダンスミュージック)の要素を巧みに取り入れた楽曲をパフォーマンス。会場は、クラブのフロアのような熱狂に包まれた。

 しかし、ビートが印象的なナンバーだけでなく、(こちらも最新作収録の)ピアノバラード「Let Me Let You Go」では、ウエディングドレスを連想させるコスチュームを身にまとい熱唱。エレガントな彼女の姿に、息をするのを忘れるほど見入る人が多数いた(この曲の終わりに、ドレスの裾を持ち、足を曲げて挨拶する様子は美しかった!)。

 もちろん今回のツアーでも、おなじみの名曲も数々と披露。AIと土屋アンナをフィーチャーし、2011年発表のコラボアルバム『Checkmate!』に収録された「Wonder Woman」は、よりロックさを増したアレンジでパフォーマンス(オレンジのファーをあしらった衣装がキュート!)。未CD化の楽曲「Damage」では、観客と手拍子で盛り上がり、さらに「In The Spotlight (TOKYO)」では今や彼女のライブでは欠かせない(人気ツアーグッズにもなっている)ポンポンを持ってダンスし、さらに彼女の現在における代表曲と言って過言ではないバラード「Love Story」では、せつない女心を歌い上げて、会場をキュンとさせていた。

特別な一体感を生んだクライマックス。そしてアンコール!

 名曲や最新曲、そして華麗なダンスを織り交ぜ、観客を圧倒させっぱなしのライブもいよいよ終盤戦。パンツスタイルで「Supernatural Love」や「Big Boys Cry」、そして「Stardust In My Eyes」などを披露。さらに、最新シングルのカップリングに収録される、ストロングでインディペンデントな女性像を表現したようなシンセ・ダンスチューン「Neonlight Lipstick」もパフォーマンスし、会場はさらにハイテンションに。そして本編ラストには、レディー・ガガにも楽曲提供しているドイツ出身話題の EDM系DJ&アーティスト、ゼッドが提供したディスコ・トラック「Heaven」を熱唱。サビの部分では、観客のほとんどが大合唱!その瞬間に特別に大きな一体感が生まれた気がした。

 アンコールでは、ニットキャップを被って登場した彼女。「Fight Together」では、観客の熱狂ぶりに思わず?「イエーイ!」と手を振る場面もあるなど、本編とは異なる気取らない姿を披露してくれた。そして、「Can You Feel This Love」が流れると、会場全体がさらに明るく華やかになった印象。曲の途中ではハート型の紙吹雪が舞い降りるなどの演出もあってか、お祭りムードがさらに高まった気がした。そして最後にはドラマの主題歌に起用された「Contrail」を、まるで空をあおぎ見る時に浮かべるような爽やかな笑顔を振りまきながら熱唱。観ているこちらは、曲が終えた瞬間、不思議な解放感に包まれた気分になれた。彼女も同じ解放感を味わったのだろうか。観客ひとりひとりに感謝とラヴを届けるような投げキッスを何度もし、そしていつものように「今日はどうもありがとうございました!また遊びに来てね!!バイバイ」と言葉を残して、ステージを去っていったのだった。

通算500回目の単独公演を達成!その勢いはさらに増していく

 前回のツアーではデビュー20周年ということもあり、それまでの軌跡を振り返るヒットシングル曲のオンパレードの内容であったが、今回はアルバム『FEEL』の世界つまり安室奈美恵の現在を余すところなく感じることのできた内容。実は、今回のツアー中に観客動員300万人、そして単独ライブ回数延べ500回を突破するという大偉業を達成(記念すべき500回目の公演ではアンコール最後にサプライズで「おめでとう!!」の文字が映し出され、「ありがとうございます。これからもいいコンサートができるように努力します。今日はどうもありがとうございました。また遊びに来てね」といつもより長いコメントをしていた)。しかし、彼女にとってこの記録はまだまだ通過点である。今後は、映画『抱きしめたい-真実の物語-』の主題歌として書き下ろされた待望のバラードシングル「TSUKI」のリリースを皮切りに、日本はもちろん世界を視野に入れた活動をし、さらなる伝説を刻んでいく──そんな確信を与えてくれた、充実のツアー内容であった。

 また、今回のツアーの様子は、『namie amuro FEEL tour 2013』として2月26日にDVD&ブルーレイ化され発売が決定。あの熱狂を体感した人も、そうでない人も、安室奈美恵の今をここで「感じて」ほしい。

(文:松永尚久)

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