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山崎あおい『20歳の女子大生、山崎あおいが“シンクロ系”と呼ばれるワケ』

共感できる歌詞で“シンクロ系”と呼ばれて人気の山崎あおいが、待望の1stアルバム『アオイロ』を1月8日に発売。彼女の熱い想いが詰まった、シンクロ必至のアルバムが完成した。女性シンガー・ソングライター として活躍する山崎だが、素顔は20歳の女子大生。デビュー前後の心の内や、意外な趣味(!?)についても可愛らしい笑顔を見せて語ってくれた。

人生すべてが上手くいくとは思っていないタイプ

――1stアルバム『アオイロ』は、どんな作品になりましたか?
山崎あおいデビューしてからの気持ちだけでなく、デビューちょっと前から東京で1人暮らしを始めたときの気持ちなど、とても濃い経験をしたこの1年半の中で揺れ動いた気持ちをギュッと詰め込んでいます。私のいろいろな面、いろいろな色が見られるアルバムということで“あおいの色”。あと、爽やかなアップテンポの曲は水色、バラードは深いブルーを感じて、実際に「Blue days」という曲もあるし、どの曲にもその曲なりの“青”が入っているので、『アオイロ』というタイトルにしました。

――ブルーには爽やかな印象もあるけど、切なかったり落ち込んだりした気持ちを表す色でもありますよね。
山崎はい。私は、どちらかと言うと人生すべてが上手くいくとはまったく思っていないタイプの人間で、むしろ明るい方が居心地が悪く感じる時があって。そういう、これまではあまり見せてこなかった私の内的な曲がたくさん収録されています。それに誰でも心のどこかにブルーな気持ちを持っていると思うし、そういう憂いを感じさせる曲をこれからも書いていきたいと思っているので、ぴったりだなと。

――冒頭にメジャー1作目の「Just Friend」など、シングル曲が3曲続いてから新曲が並んで、ラストをまたシングル曲「強くなる人」で締めている。こういう曲順は、どういう風に考えたのですか?
山崎「Just Friend」を1曲目にしたのは、エレキギターでかっこよく始まるイントロが印象的だったし、ライブのときも1曲目にやることが多いので。そこから順に、音や歌詞のつながりはもちろん、前の曲を聴いたとき自分ならどんな気持ちになるか、その気持ちの次にはどういう曲を聴きたいかを考えて。流れに違和感がないか、携帯音楽プレイヤーで日常的に何気なく聴くようにして確かめました。あと「強くなる人」は、ライブでも必ず最後にやっているので、このままの曲順でライブをやっても違和感がないんじゃないかと思います。

――新曲には「カランコロン」や「東京」といった、北海道から上京してからの気持ちを歌ったものがいくつかありますね。
山崎「カランコロン」は、東京で1人暮らしを始めたときに書きました。上京当時は心のよりどころになる相手が誰もいなくて、誰か特定の人ではなく、誰でもいいから会いたいという、本当の寂しさのような気持ちを知ったんです。大学の授業や仕事があれば外に出るけど、用がなければずっと部屋に引きこもりっぱなしで、本当に心が空っぽになった気がした。それで空っぽになった心の音が「カランコロン」と。ただただ、そのときの気持ちを、独り言のように歌っています。

――東京に友だちはいなかった?
山崎大学では友だちを作らなきゃってすごく必死で、キャラじゃないのにムリに周りに合わせてワーワーやってる自分も嫌だったし。でも、あるとき吹っ切れたというか……「もう友だちなんかいらないや」という心構えにしたら、急に友だちができるようになって。歌詞にも“何々しなくちゃ”というフレーズがたくさん出てきますが、構えすぎないことが大切なんだなって実感しましたね。

握手会に並ぶほどの“ぱるる”ファン

――かと思えば、アップテンポのポップナンバー「レイコさん」も。こういう曲は、山崎さんにしては珍しいですね。
山崎中学のとき一番仲が良かった友だちのお母さんがモデルで、いつか曲にしようと思っていたんです。1stアルバムだし、きっと多くの人は、このアルバムを聴いて「山崎あおいってこういう人なんだ」と印象づけられることになると思うし。今まで私のテイストにはなかったタイプですが、自分の可能性をできる限り広げておきたいと思ったので。

――そして「Blue days」は、山崎さんの歌に対する向き合い方や気持ちが、すごく込められたミディアムナンバー。閉じこもっているけど抜け出したくて、でもなかなか一歩が踏み出せずにもがいている感じが、歌から伝わってきます。
山崎アルバムでは一番古くて、中3のときに書いた曲です。当時は音楽という目標が見つかった反面、本当にデビューできるのか? と、不安や切なさも同時にありました。でも、最終的にたどり着きたい場所は、音楽をやりたいと思ったあの瞬間から今も変わっていません。今は1つひとつ夢を叶えている段階ですが、気持ちや熱量は、ひとつ叶えたからって温度が下がるわけじゃないし。変わらないし、変わりたくないし……。当時の気持ちを、デビューした今の私が歌うからこそリアリティーがあるんじゃないかと。

――最終的にたどり着きたい場所というのは?
山崎ひたすら厚みのある拍手を浴びたい。今もライブをやれば、本当にたくさんの方が温かい拍手をくれるのですが、もっともっとひたすら広い会場で、たくさんの人の前で歌ってみたいんです。私ならきっと大丈夫だって心のどこかで思うんですよね。根拠はまったくないけど、私はちょっとやそっとじゃへこたれるような人間じゃないから。決して心が強いわけじゃないけど、どんなにズタズタにされても絶対に死なない!

――そういう山崎さんの強さが、聴く人の背中を押してくれるんですね。「もっと」という曲は、そんな山崎さんならではの応援歌。
山崎トリノ五輪後にカーリングを引退した小笠原歩選手が、もう一度(ソチ)オリンピックを目指すというストーリーを聞いて、自分の数少ない経験とも照らし合わせながら書き始めたのですが、結果的に自分自身の背中も押す内容になりました。今の時期は受験を控えている人も多いので、そういう何かを目指して頑張っている人を応援できたらと思います。

――頑張るためには、何か活力となるものが必要だと思うのですが、山崎さんの活力源は何ですか?
山崎AKB48のぱるる(島崎遥香)さんです! 昨年初めて握手会に参加してからハマってしまって。私、いろんなところでぱるるさんの話をしすぎて、むこうにも伝わっていて。この間行った握手会で「あっ!」って気付いてくれたんです。ものすごく嬉しくて、1週間くらい幸せでした!!

――どんなところがお好きなのですか?
山崎ゆるい感じが好きです。私は普段から、つい“頑張らなきゃ!”って力が入ってしまうんですが……。ぱるるさんは、裏ではすごく努力してると思うけど、それを顔に出さない。そんな彼女に癒やされているんです。朝イチで握手会に参加してから仕事に向かうという日もありました(笑)

――芸人さんでそういう話は聞きますけど。
山崎もしかしたら、女性シンガー・ソングライターで握手会に並んでいるのは私くらいじゃないでしょうか(笑)。今年も握手会に並ぶ予定です!
(文:榑林史章)

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