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アヴリル・ラヴィーン『最高傑作が誕生☆夫婦で制作した楽曲から出会い&結婚式まで語る!!』

自身の名前をタイトルにした5thアルバム『アヴリル・ラヴィーン』を11月6日にリリースしたアヴリル・ラヴィーン。ポップロックからパワフルなピアノバラードまで、これまで以上に多彩なサウンドと歌詞で新たな一面を発揮。夫であるチャド・クルーガー(ニッケルバック)との出会い、夫婦で力を合わせて制作した楽曲について語る!

サウンド面でも歌詞の面でも、いろいろと新しいことに挑戦しているわ

  • アヴリル・ラヴィーン

    アヴリル・ラヴィーン

――最新アルバム『アヴリル・ラヴィーン』からの新曲は、その名も「ロックンロール」ですが、アヴリルにとって“ロックンロール”とはズバリ何でしょう?
アヴリル・ラヴィーンロックンロールは音楽であり、自己表現でもあるわ。そしてオープンになって、自由になること、エッジィで大胆になることよ。トレンドに流されず、反逆の精神を貫くことね。私は“ロックンロール”という言葉が大好きだし、ロックミュージックが大好きで、ロックンロールなファッションも大好きよ!

――どんなアルバムになりましたか?
アヴリルサウンド面でも歌詞の面でも、いろいろと新しいことに挑戦しているわ。これまで私の曲は、恋愛についての曲が多かったし、男の子をバッシングする曲もいっぱいあったけど、今作では「ロックンロール」みたいな曲もあれば、「セヴンティーン」や「ネヴァー・グローイング・アップ」といった“ずっと若いままでいよう!”っていう若さについて歌った曲もあるし、マリリン・マンソンとやったヘヴィな曲もあるし、「ハローキティ」っていうエレクトロっぽい曲もあって、とてもヴァラエティに富んでいるの。これまでに作ってきたような曲ももちろん入っているけれどね。今回は作曲にたっぷり時間をかけたかったから、1年ほどスタジオで過ごしたのよ。アルバムのサウンド面においてもとても多様で、ピアノのバラードもあるし、アップテンポでロックでエッジーなポップソングもあるし、ヘヴィな曲もあるのよ。

――5作目にしてセルフタイトルにしたのは?
アヴリルセルフタイトルにした理由は、音楽スタイルがすごく様々なものに仕上がったからなの。先行発表されたシングル2曲(「ロックンロール」「ネヴァー・グローイング・アップ」)はポップロック寄りな曲だけど、アルバムに収録されている曲にはもっと違うスタイルのものもあって、すごく多様性がある作品なの。これまでやってきたような曲も、実験的で新しい曲もね。今作にはこれまで自分が触れてきたいろんな音楽スタイルが入っている。だから、アルバムに自分の名前をつけるのは、今作がパーフェクトだって思ったのよ。

――サウンド面では、これまでの作品と比べてみてどうですか?
アヴリルこれまで一緒に仕事をしたことがなかった新しいプロデューサーやコラボレーターと今作では一緒に仕事をしたから、全般的な音の面でも新しくなっていると思うわ。前作と比べると、より明るくて気分上がる、もっと楽しい作品になっていると思うわ!

――確かに、チャド・クルーガー(ニッケルバック)やデビッド・ホッジスなど、今作ではプロデューサーも刷新されましたね。そのチャド・クルーガーとは、今作の制作をきっかけに仲が深まり、スタジオでプロポーズをされ、今年の7月に結婚しましたが、一緒に仕事をして、どんなところが気に入りましたか?
アヴリル彼は本当に優れたソングライターだと思うの。大変な成功を収めているし、私は彼の意見を尊重しているの。それにとても優れたリリシスト(作詞家)で、素晴らしいミュージシャンだわ。彼と一緒に作曲するのが好きな理由は、彼もシンガーで、私のことを理解してくれるからなの。

――シンガーとして?
アヴリルええ。シンガーとしても、アーティストとしても、パフォーマーとしても。私と一緒に曲作りをして、プロデュースをしているとき、彼は私のことを理解してくれるの。彼も同じことを経験しているから。

結婚式での花火は魔法みたいで、すごく楽しかったわ!

――「Let Me Go」では、その旦那さんでもあるチャドとデュエットしていますが、ブレイクアップ・ソングですよね?なぜラヴソングではなくブレイクアップ・ソングを選んだのですか?
アヴリルこの曲を書いたとき、私たちはまだつき合ってなかったからよ(笑)。これはスタジオで私たちが最初に作った曲だったの。初日にね。私はスタジオでチャドと出会ったのよ。それで、そのあと一緒になったから、このデュエットがブレイクアップ・ソングなのはちょっと変だってことになって、私たちはこの曲をもう一度書き直すことにしたの。それでサビの最後の部分をちょっとヒネって書き換えたのよ。私たちが一緒になったから。全ての過去を手放して(letting go)、それで新しくお互いを見つけた、っていう風にね。

――ちなみに、7月に挙げた結婚式の演出はアヴリルさんが主導したそうですが、ウェディング・プランニングに関してアドバイスするとしたらどんなこと?
アヴリル時間はあっという間に過ぎるから、その間にたくさんプランしなきゃならないから、結婚式当日は思い切り楽しむべきよ!

――アヴリルさん自身、結婚式で何を一番楽しみましたか?
アヴリル花火はすごく楽しかったわ。みんなもそう話していたし、魔法みたいに感じたわ。

――デビュー以来、一貫してポジティヴな音楽を作り続けていますが、このようにフレッシュでポジティヴな気持ちをキープし続ける秘訣はなんでしょう?
アヴリル私は強さについての曲を書くのが好きなの。そういう曲をパフォーマンスするのが好きだから。弱さをさらけ出すような曲を作る時もあるけど、それは私が心を開いて見せているからなの。でも根本的には、ステージに出て行って、皆を踊らせて楽しませるのが大好きなの。もともと楽しむのが大好きだし、何をやってもバカなことばっかりやってるし、時にはクレイジーだしね!

――来日公演も行われますが、どんなライブパフォーマンスになるのでしょうか?
アヴリルまだ分からないわ!これからプリ・プロダクションをやって、ショウの計画をするから。でも、アジアが最初の公演地の予定よ!楽しみだわ。

――今度日本に来たら、行ってみたい場所ややってみたいことは?
アヴリル日本では買い物するのが大好き!SHIBUYA109にいつも必ず行くんだけど、すっごく楽しいの。私が好きなタイプの服で、すごくユニークなものがたくさんあるわ。私がアビー・ドーン(アヴリルのファッションブランド)のデザインをするときは、東京のファッションからインスピレーションをもらっているわ。世界中で東京だけがショッピングをするところなのよ。

――20代最後の1年に突入しますが、どんな1年にしたいですか?
アヴリル本当に一生懸命、仕事を頑張りたいわ。そして楽しんで、ただ前に進み続けたい。

――音楽以外では、プライベートな時間で何をするのが好きですか?
アヴリル料理をしたり、絵を描いたり、部屋の飾り付けをしたりするのが好きよ。最近は家で映画を観たりするのも好きよ。ようやく『ハリー・ポッター』を全シリーズ観たわ!

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