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秦 基博『人気曲が満載の“ひとみみぼれ”なアルバムが完成!』

秦 基博が、初のセルフセレクション・アルバム『ひとみみぼれ』をリリース。CMソング(ヨコハマタイヤ『BluEarth』)として人気の「Girl」や、ヒット曲「鱗(うろこ)」の弾き語りバージョンなど多彩な楽曲を収録。ひと味違うコンピ盤に仕上がった。

タイトルがそのままコンセプトに!!

  • ひとみみぼれ【初回限定生産盤】

    ひとみみぼれ【初回限定生産盤】

――『ひとみみぼれ』は、すごく面白い選曲になりましたね。
これは、スタッフから『ひとみみぼれ』というタイトルを提案されて。すごくキャッチーだし、自分では絶対に思いつかないと思って、それでタイトルが決まり、そのままコンセプトにもなりました。具体的に言うと、CMなどで耳にする機会の多かったものや、ラジオで繰り返し流してもらったりしたものを中心に選んでいます。あと、自分が作る上でとか、後々になって振り返ったときにポイントになっていたと思うような曲も入っていて。たとえばシングルのカップリング曲は、絶妙な肩の力の抜け具合もあって、自分でも満足度が高い作品にもかかわらず、日の目を見ないことも多くて。こういう形でスポットが当たれば嬉しいなと思って、収録したものもあります。

――デビュー当時の弾き語りの印象を今でも強く持っているリスナーは、これを聴いてまた違った印象を持つでしょうね。
そうですね。今まであまり秦 基博に触れて来なかった人に対して、実はこういうことをやっていたんだとか、こういうテーマも歌っていたんだと、改めて分かってもらえるんじゃないかと思います。入門編としてこれをきっかけにして、オリジナルアルバムにも目を向けてもらい、そこからもっとディープな秦 基博を楽しんでもらえたら嬉しいです。

――秦さんの代表曲「アイ」と「鱗(うろこ)」の2曲を、敢えて弾き語りで収録しているのもポイントですね。
そうですね。「鱗」に関しては、新録していて。オリジナル音源は、亀田誠治さんのアレンジの“バンドサウンド”で、今回は“弾き語り”という圧倒的な違いもありますが、聴き比べるとやっぱり歌い方や表情の付け方がまったく違いますね。ライヴでたくさん歌って来た中で、どんどん変化して来た曲なので、今の「鱗」を聴いてもらおうとスタジオ一発録りでライブレコーディングしました。

――現在から過去に遡っていく曲順も面白いと思いました。
そういう意味では、声や歌い方がグラデーションを描くように変わって行っていますよね。14曲目で一気に最新の「スプリングハズカム」に戻ることで、そこの変化も感じてもらえたら面白いと思います。

――自分の、7年の歴史を振り返るようなところもありましたか?
「Girl」はアルバム『Singed POP』制作の期間中、かなり時間をかけて苦心して作ったという印象があるし。かと思えば、「My Sole,My Soul」という曲は、メロディーを作り始めてからレコーディングが終わるまで、わずか1日半で完成した曲だったり。その曲ができたときの感触みたいなものが、曲ごとによみがえりましたね。

過去から現在まで、初回盤にはライブの軌跡を収録

  • ひとみみぼれ【通常盤】

    ひとみみぼれ【通常盤】

――あと、初回生産限定盤のDISC-2に収録している、ライブ音源もすごく聴き応えがありますね。
ライブは弾き語りやバンドなどセッション形態も様々で、会場もライブハウスからホール、アリーナ、野外と、いろんな場所でやってきて、本当にたくさんの数をこなしてきました。そのバリエーションを『ひとみみぼれ』のライブバージョンとして、1枚に凝縮できたら面白いんじゃないかなと思いました。こちらは、楽曲のリリース時期は関係なく、ライブを行った年代順に過去から現在へ近づいてくる流れになっています。

――1つひとつのステージについて覚えているものですか?
ステージでは無我夢中で、記憶がとんでいることもあるし、さすがに全部はムリですよね。なので、スタッフさんの手も借りました。それでも本当にたくさんのライブ音源を聴いて選んだのですが……。たとえば「シンクロ」は、初めての有料ワンマンライブ(2007年9月13日 東京・SHIBUYA CLUB QUATTRO)の音源です。ギターが下手だなとか思うけど、そのときにしかできない演奏と歌なので、そういう意味ではすごく貴重な音源だなと思います。「僕らをつなぐもの」は、初めてのホール・ワンマンライブ(2008年5月4日 神奈川県民ホール)のときの音源です。その日のアンコールで、ピアノとチェロを交えて演奏したのですが、天井が高くてすごく音がよく響いていたとか、そのときの空気感をすごく覚えていますね。

――ライブと言うと、12月に神戸と横浜で4公演だけのスペシャルライブがあります。『ひとみみぼれ』を聴いて、ライブに足を運ぶと、すごく楽しめそうですね。
今回は、映像作家の島田大介さんとコラボレーションする形で、映像や美術にこだわった、いつもとは違ったステージを考えているので、『ひとみみぼれ』とはまた違った世界観になると思います。今まで体感したことのないようなステージになると思うので、楽しみにしていてほしいです。

――ちなみに、タイトルのように秦さんご自身で、実際に“ひとみみぼれ”してしまった経験はありますか?
リサ・ローブの「ドゥ・ユー・スリープ?」という曲は、高校生のときテレビの音楽番組で聴いて好きになって、初めて買った洋楽のCDになりました。やっぱり声がすごく印象に残ったのと、ネオアコのサウンドに惹かれました。そのときは自覚していなかったけど、カントリーテイストのネオアコと言うか、今ならテイラー・スウィフトとか……。いま思うと、その頃から好きなんだなって。

――街中で自分の曲が流れて来たという経験は、あまりないですか?
たまにありますよ。でも、たいていはすぐ気づかなくて。特にデビュー当時は、まさか自分の曲が街中で流れるなんて思ってなかったから、どこかで聴いたことある曲だな〜って(笑)。でも、すごく嬉しいもんですよね、やっぱり。だからきっと、今回の収録曲もいろんな場面で耳にしてもらったことがある曲が多いと思うし、そのときの情景とか思い出とともに結びついて憶えていてくれたら嬉しいなって思います。あのとき聴いたなとか、あのときの曲は実はこれだったんだとか。ぜひ、そうやってアルバムを楽しんでください。
(文:榑林史章)

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