• ホーム
  • 音楽
  • SCANDAL『一風変わった独自のスタンダード観とは!?』

SCANDAL『一風変わった独自のスタンダード観とは!?』

今作のタイトルはズバリ『STANDARD』。振り切り感のあるエッジの利いた楽曲で独自のロックワールドを表現してきたSCANDAL。そんな彼女たちが行き着いたちょっと普通じゃない(?)スタンダード観を暴露しちゃいます♪

今の自分たちの等身大――当たり前の景色を誰かのため歌うこと

――今年の3月にインディーズ時代からの念願だった、大阪城ホール・ワンマンライブをついに実現させましたが。その後、心境的な変化はありましたか?
HARUNA自信がつきましたね。結成して7年信じてやってきたSCANDALのスタイルをたくさんの人に認めてもらえた気がして、このまま自分たちは突き進んでいけるぞっていう気持ちになった。そうしたら音楽へのアプローチにも変化が出てきて、今までは夢を追う“自分たち”を主人公にした曲が多かったけど、これからはもっと日常の歌というか。普通に生きているなかで見えてくる当たり前の景色を誰かのため歌うことが、今の自分たちの等身大だなと思うようになったんですよ。
RINA正直、夏フェスの『SUMMER SONIC』や『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』に出るまでは、うちらのことを、まだ勘違いして見ている人もいるんだろうなって思っていたんです。でも、出てみたら受け入れられている実感があって。それを知ることができたのもすごく大きかった気がします。

―― 一緒に出場したアーティストさんからは何か影響は受けました?
RINAやっぱりMr.Childrenさんはすごかった!
MAMIステージに出た瞬間いきなり走り回ったりとか、桜井さんの勝ちにいくっていう気持ちがすごいんですよ。
RINA桜井さんは優しいイメージがあるけど、ステージでは攻め。自分たちもあれぐらいの勢いと気持ちでライブを持っていこうってめちゃめちゃ影響されました。

――今作はそんな変化や刺激を経てのアルバムとなりますが、制作はどんな方向性で?
HARUNAいっぱい曲を作りながら半年ぐらいかけて制作していきました。だから本当に曲調はバラバラなんだけど、作っているうちに、どの曲もいま自分たちがやりたいジャンルのド真ん中――スタンダードをやっているなって気づいて。じゃあ、聴く人にもこのなかからそれぞれ自分が思うスタンダードを見つけてもらおうってことで、タイトルもこの言葉にしたんです。

――今までのアルバムもバリエーション豊富で振り切った感はあったけど、今回はそれ以上の広がりがあったと。
MAMI以前はコンセプトが明確にあったから、ある程度は限られていたと思うんです。でも今回は制限なく好きなものを好きなだけ詰め込んだので、11曲収録予定が13曲に増えるぐらい盛り盛りだし、よりナチュラルで自然に作れた感があって。
RINAこのアルバムは自由(笑)。例えば1曲目の「Brand new wave」みたいなキラキラした曲で始まるのも自分たちとしては初めての挑戦だけど、今の気分だからこそできたことかなと。
MAMIあとこのアルバムならではの部分が一番出たのはやっぱり最後の「STANDARD」でしょうね。
HARUNAこれは誰からも完全に笑われる(笑)。

――わかります。ラスト曲でしかもアルバムタイトル曲で、さぞやメッセージ性の強い曲だろうなと思わせてのこのブッ飛び感(笑)。
TOMOMIでも、この形になるまで語りっぽくしようとかコール&レスポンスだけの曲にしようとか二転三転したんですよ。で、最終的に“スタンダードはこれだ!”って納得したっていう。

――なんで着地点がここだったんだろ?
RINAとりあえず食べ物や楽器、国とか、日常にあるあらゆる“スタンダート”なものを4人で挙げていこうってなりました。
HARUNAだから、これは世界に溢れているものを象徴した曲なんです。
TOMOMIでも、(歌詞の)<スイートコーン!(ヤングコーン!)>とか違うでしょ。
HARUNAいや、ヤングコーンが一番好きっていう人っているよ。
RINAその議論自体めっちゃマイノリティーだから(笑)。でもそこにうちらの性格が出てる気がするよね。そういう意味ではSCANDALにとってこの曲は“スタンダード”なんですよね。

基本が変わらない限り、何をやってもSCANDALは大丈夫

――確かにいい意味でのヒネくれ感というか(笑)。応援歌でもメッセージソングでも、SCNANDALのアプローチはつねにひと筋縄ではいかない。そこはデビューから一貫して変わらないですね。
RINAでも決してストレートな曲が嫌いなわけじゃないですよ。そういう曲も聴くし感動もすることもあるんだけど、うちら自身がただストレートなだけじゃ納得できないというか。気持ち的には真っすぐだけど、やっぱりヒネくれているんですかね(笑)。


――特にここがヒネくれてるっていうところを挙げるなら?
RINAまず自分も含め“普通じゃない”って言われたら嬉しがる。
HARUNAそうだね。うちらにとって褒め言葉(笑)。
RINAでもバンドやってからこういう性格になった気がする。だんだんと普通じゃないことがカッコいいと思うようになったというか。ただそんな私から見てもMAMIのヘアカラーのアイディアは変わってると思います。この間、「次は紫にしようかな」って言われたときは、“何で紫?!”って(笑)。
MAMI何でなんですかね?ふと直感で浮かんだっていう、それだけの理由なんだけど。

――じゃあ、4人のなかでも特に普通じゃないのはMAMIさんですか?
RINA見た目的にはMAMIだけど、TOMOMIとかも相当普通じゃないですよ。
MAMIみんなで同じテーマで歌詞を書いてもトモだけは違う。誰も思いつかない発想をする。
TOMOMI自分ではそれがスタンダードなんだけど。むしろ伝わると思って書いてます(笑)。
RINA普通じゃないことをやろう!としてやっているわけではないよね。だからいいんだと思う。そこの基本が変わらない限り、何をやってもSCANDALは大丈夫だと思いますよ。

――リリース後すぐに全国ツアーもスタートしますが、どんなステージになりそう?
RINA今までやったことがなかった和風な演出をしようかなと。和だけど近未来的というか。
MAMIイメージとしては1曲目の「Brand〜」みたいな感じですかね。今回はこういう和メロだけど、未来感もあるっていう曲が多いので。
RINA神社にすごいケミカルな照明が付いているような、言葉にするとそんな雰囲気です。

――わかるようなわからないような(笑)。観に行って確かめます!
全員ぜひ来てください!
(文:若松正子)

関連リンク

動画コメント
フォトギャラリー
これまでの活動がまるわかり!過去のインタビュー
プロフィール/CD売り上げ
オフィシャルサイト
タグ

オリコンニュース公式SNS

Facebook、Twitterからもオリコンニュースの最新情報を受け取ることができます!