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瀧本美織 SPECIAL INTERVIEW 自分が出せる最大限を表現できた

日本を代表するホラーシリーズの最新作『貞子3D2』がいよいよ封切られる。恐怖の渦に巻き込まれ、運命に翻弄される主人公・楓子を演じたのは、本作で映画初主演となる瀧本美織! 「ホラーに対するイメージが変わった」と明かす彼女に、撮影前から現在までの素直な心境を語ってもらった。実は子どもの頃から怖がりだった!?

イメージを膨らませて作った恐怖顔

──瀧本さんは、おばけがすごく苦手だとうかがったのですが。
【瀧本】 そうなんです。この『貞子3D2』の試写でも、怖くて一瞬3Dメガネを外しちゃったりしていました(笑)。自分が出ているシーンなら心の準備ができていますけど、それ以外のシーンは予想がつかないですよね……どうしてもダメなときは、つい手が3Dメガネのほうに動いていました(笑)。

──そこまで怖がりなのに見事に主演を務められて、スゴイですね。
【瀧本】 正直、出演が決まった直後は自分にできるのかという気持ちが強かったんです。だけど、こんなに大きな作品に出させていただけるのは光栄なことだと冷静に考え直して、「やるしかない」という気持ちへ切り替えました。ただ、台本をいただいてから読み終えるまでにはずいぶん時間がかかってしまいました(苦笑)。だって、表紙が真っ黒なんです! 手に取ることすらためらってしまうほど、怖いオーラを放っている台本で……。それでも、最初は普通にひとりで読んでいたんです。でも3分の1を過ぎた辺りから耐えられなくなって、人の多いカフェに行って読むようになっていました(笑)。

──最終的に読み終えたのは?
【瀧本】 撮影の3日前です。

──いかに恐怖と闘っていたかがよく伝わってきます(笑)。いざ撮影が始まってからはいかがでしたか?
【瀧本】 現場はすごく楽しかったです。英勉監督は陽気な方で、明るい空気を作ってくださいました。ただ、役に入っているときはやっぱり役自身の感情になるので、怖いシーンは毎回純粋に怖かったですね。

──楓子役を演じるうえでは、どんなことを意識しましたか?
【瀧本】 楓子は過去にトラウマを抱えていて、そのせいで内気になってしまっているんです。だから常にデリケートな雰囲気が出るように心がけました。あそこまで繊細な女の子を演じたのは初めてでしたね。怯えるシーンでは、人が恐怖に陥ったらこんな顔になるんじゃないかというイメージを膨らませて作っていったんですけど、自分が出せる最大限を表現できたと思います。

──凪役の平澤宏々路ちゃんもすごい迫力ですね。怖いシーンと、子どもらしいシーンのときの顔がまったくちがう。演技の幅に驚かされました。
【瀧本】 宏々路ちゃんは、まだ6歳なのにオンオフの切り替えがハッキリしている子で、役をはなれると普通の可愛い女の子なんです。すごい女優さんだなあと驚きました(笑)。撮影の合間には一緒にいることも多くて、宏々路ちゃんが持ってきたお人形で遊んだり、ご飯を食べに行ったりしていました。

ホラーに強くは……なれていないですね(笑)

──今作はパソコンやスマートフォンといった、身近なアイテムがカギになっている点も特徴的ですね。
【瀧本】 貞子は時代とともに進化していますよね。最初はブラウン管から出てきていたのに、今作ではスマホにまで感染できるようになっている。『貞子3D2』を劇場で観たあとに過去のシリーズをさかのぼって観ていただいても、おもしろいんじゃないかなと思いました。

──ちなみに撮影前にお祓いには行きましたか?
【瀧本】 関係者のみなさんと一緒に行きました。ただ、お祓いのときに神主さんが映画のタイトルを噛んでしまって……(笑)。でもしっかりお祓いはしていただけたはずなので、大丈夫だと思っています。

──それも貞子の呪いとか……。
【瀧本】 いえ、その時は仮のタイトルだったので言いにくかっただけだと思います(笑)。

──(笑)ところで、映画が公開されるのは8月30日なので、誕生日まで残り2ヶ月を切っている頃です。21歳のうちにやっておきたいことはありますか?
【瀧本】 うーん、何だろう……。とにかく楽しく過ごしたいとは思います。友人と旅行できたら嬉しいな。弾丸ツアーでもいいので韓国に行きたいです。まだ行ったことがないヨーロッパにも興味がありますね。

──つい先日撮影で沖縄へ行ったそうですが、その際は観光できました?
【瀧本】 マリンスポーツや、パラセーリングをしました。高いところが大好きなので気持ちよかったです!

──高いのは怖くないんですね。ジェットコースターも平気?
【瀧本】 全然大丈夫ですね。でもおばけ屋敷はダメです。

──小学生のころに肝だめしなどして遊んだりは?
【瀧本】 子どもたちみんなで教室におばけ屋敷を作ったことがあるんですけど、それですらけっこう怖がっていました(笑)。

──筋金入りの怖がりなんですね。でも今回この作品をやり遂げたことで、少しはホラーに強くなったのでは?
【瀧本】 強くは……なれていないですね(笑)。だけど、ホラーに対するイメージは変わりました。この映画は怖いだけじゃなくて、親子愛も描かれているので感動もあるんです。試写を観た方から「泣いた」という感想もいただきました。そういった点は、この作品ならではだと感じましたね。これから観ていただく方には、そういう面でも十分楽しんでいただけるんじゃないかと思っています。そして、何といっても3D映像と独特な音の迫力は相当なもの。友だちとキャーキャー言いながら観るのもオススメです。

──最後に、今後怖がらせる側の役にトライしようとは思いますか?
【瀧本】 演じながら自分が怖がっちゃうと思うので……(笑)。今は、楓子役を演じきれたことで気持ちがいっぱいです。本当に、すっごく怖がりなんです!
文:奥浜有冴/撮り下ろし写真:片山よしお
ヘアメイク:速水昭仁(LesDoigts management)/スタイリスト:寄森久美子(SMOOCH, Inc.)

映画情報

貞子3D2

 謎の大量死を引き起こした「呪いの動画」事件から5年。安藤孝則と鮎川茜の間には一人娘・凪(なぎ)が生まれていた。出産後に茜は死亡し、孝則は妹の楓子(ふうこ)に凪をあずけ、身を隠す。その頃、「呪いの動画」による死亡事件が再び頻発する。楓子はその死は必ず凪の周りで起こっていると気付いた。

 自ら5年前の事件を探り、当時の首謀者で死刑囚の柏田清司に面会した楓子は、“貞子”、そして“貞子の子”について聞かされる。そして知る、「呪いの動画」、茜の死と凪に関わる驚愕の事実…。だが死の連鎖は一向に収まらず、悪化の一途をたどるのだった。

監督:英勉
出演:瀧本美織 瀬戸康史 大沢逸美
【映画予告編】 【公式サイト】
2013年8月30日(金)全国ロードショー
(C)2013『貞子3D2』製作委員会

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『貞子3D2』公式サイト

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