• ホーム
  • 音楽
  • cinema staff『新曲は大人気テレビアニメ『進撃の巨人』EDテーマ!』

cinema staff『新曲は大人気テレビアニメ『進撃の巨人』EDテーマ!』

大人気テレビアニメ『進撃の巨人』後期エンディングテーマとして、cinema staffの演奏する「great escape」が話題になっている。数々のヒット曲を生み出すプロデューサーの亀田誠治を迎えて制作した、この楽曲について話を聞いた。

どこを聴いてもカッコイイものになるようにと意識した

  • シングル「great escape」

    シングル「great escape」

――テレビアニメ『進撃の巨人』という人気作に関わるのは、プレッシャーではなかったですか?
三島想平メンバーみんな原作コミックのファンだったから、お話をいただいたときはびっくりしたし、すごくうれしかったです。でも曲を作った時点では、前期の放送もまだ始まっていない頃だったので、それほど大きくは考えてなくて。後期の放送が始まってから、たくさんFacebookに“いいね!”をいただいたり、Twitterにリツイートをいただいたりするようになって、今さらながらことの大きさにビビッています(笑)。

――エンディングテーマというと、一般的にはバラードなどの静かな曲というイメージですが、「great escape」はすごくスピード感がありますね。
久野洋平アニメの制作サイドから要望のひとつとして、疾走感のある曲にしてほしいというお話があったんです。それで、じゃあ遠慮なくオープニングばりの曲を作ってやろう!と。

――イントロの疾走感から、ちょっと落ちた感じのメロディーになって、サビでまた勢いが出てという、ジェットコースターみたいな曲だなと思いました。
三島起伏(きふく)をつけようとか、そこまで明確には考えてませんでしたが……メロディーは、AメロもBメロもサビも、全部が主役になれるような展開にしたいというのはありました。AメロBメロが、サビの引き立て役にならないように。どこを聴いてもカッコイイものになるようにと意識しました。

ライブに来てもらえれば、楽しませる自信があります!

――サウンドプロデューサーに亀田誠治さんを迎えていますが。
三島最終的なジャッジをお願いしたという感じです。曲作りやアレンジに関しては基本的に僕らでやって、要所でアドバイスをいただきました。あと、すごくレコーディングしやすい空気感を作ってくださって。僕らだけだと、やっぱりピリピリしてしまうときがあったり、ジャッジするときにウ〜ンってなってしまうときがあるので。
飯田瑞規ヒット曲を数多く生み出している亀田さんのジャッジなら間違いない!と。実際に任せてよかったと思えるシーンもたくさんあって、たとえば歌入れはいつもより短時間だったにも関わらず、自分の好きな声質やいいニュアンスのところをきっちり選んでくれていたし。僕らだけだとどうしても個々のパートを中心に考えてしまうので、全体を見通せるのはやっぱりプロデューサーという存在なんだと実感しましたね。
久野精神的支柱みたいな部分もあったね。困ったら亀田さんに聞いて、亀田さんが「サイコー!」って言ったらそれでOKみたいな。
三島曲に関わってもらった割合的には、今回は七味とかわさびのような最後の味を整えるような、そんな存在感でした。でも僕らにとってはすごく大きくて、勉強させてもらったという感じです!

――歌詞は三島さんが作詞されていますが、“壁の外”とか『進撃の巨人』を意識したワードも散りばめられていますね。
三島歌詞に関しては、アニメ側から団結した感じとかポジティブなものというヒントをいただいて。基本的には、主人公のエレンの気持ちを元に書きました。巨人という未知の存在を自分のなかに抱えたエレンの葛藤とか強い想いを、自分たちにも重ねている感じです。タイトルの「great escape」は、逃げるということよりも、支配から脱出するとか抜け出すというイメージ。物語に出て来る壁を、僕らの世界での社会の枠組みとか自分を縛っているものにたとえて、そこから抜け出したところに、本当のスタートラインがあるんだよと歌っています。そのためにまずはアクションを起こそうと。
辻友貴僕はCメロの2行が好きで、特に<俺はお前だ>ってところがいいなと。ここはみんなですごく話し合って考えたところで、みんなの意見を聞きながら、三島が何度もメロディーを書き直して、それでようやくできたんです。
飯田そのCメロの部分はテレビでは流れないので、CDを買わないと聴けないポイントですね。2番では<飢えた獣>や<俺はお前だ>など、インパクトがあって耳に残る言葉が各所にあるので、CDを買って何回も聴いてもらったら、そのたびに発見があると思います。
三島『進撃』を観て初めて僕らの音楽に触れる人が多いと思ったし、より『進撃』という作品の一部になりたいと気持ちで言葉を選びました。

――これをきっかけに、ライブにも来てほしいですね。
久野はい。cinema staffに興味を持っていなかった人でも、アニメを観れば自然と耳に入ってくるから。それで気に入ってもらえたら、さかのぼってアルバムも聴いてほしいしライブにも来てほしい。
ライブに来てもらえれば、楽しませる自信があります!
飯田普段ライブに足を運ばない人が、観たことのない光景をお見せします!
三島「great escape」に込めたメッセージは、決して若者だけに向けたものではなく、どんな世代の方にも通じると思っています。すべて共感してほしいとまでは言わないけど、少しでも引っかかってもらえたら嬉しいです!
(文:榑林史章)

関連リンク

過去のインタビュー
プロフィール/CD売り上げ
オフィシャルサイト
タグ

オリコンニュース公式SNS

Facebook、Twitterからもオリコンニュースの最新情報を受け取ることができます!