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吉本実憂『カラフルであることが私らしさ』
私のことを深く聞いてくれる人に会える
【吉本】 最初の頃は緊張する事が多かったんですけど、今は楽しいと思えるようになりました。私、もともとはすっごく人見知りな性格なんです。だけどインタビューのお仕事を経験していくうちにそうじゃなくなってきました。私のことを深く聞いてくれる人に会えるのが、うれしいんです（照笑）。
──人見知りだったんですか？ 今の雰囲気からはまったく感じないので意外です。そもそもコンテストを受けたきっかけは？
【吉本】 母親に「人見知りを直すために受けなさい」って言われたことです。私はどうせ受からないと思っていたんですけど……。
──でも、書類が通って。
【吉本】 一次審査は書類だけだったからよかったんですけど、2次審査は人と会うんですよ！ もう脚がガクガクして大変でした（笑）。
──当時の吉本さん自身のポイントは、“人と会うかどうか”だったんですね（笑）。じゃあ、最終審査のときはどんな気持ちだったんですか？
【吉本】 演技審査のときは当然緊張していたんですけど、歌唱審査のときにはカラフルな照明が私に当たって、すごく楽しかったんです。緊張よりも楽しい感情のほうが上回って、不思議と気持ちを切り替えることができていました。
──切り替えられていたことがプラスに働いたのかもしれないですね。見事グランプリを受賞されて、デビューへ。
【吉本】 デビューが決まる前から演技や歌、ダンスなどのレッスンを続けているんですけど、今はとくに女優としてがんばりたい気持ちが強いです。幼い頃からテレビが大好きで、ドラマから感動をいっぱいもらってきた子どもだったので。だから、そんなふうに観る人に感動を伝えられる女優になれたらいいなと思っています。
基本はイジられキャラです……（笑）
【吉本】 うーん……、私の性格って基本的に明るいと思うんですけど、キャピキャピした感じではないんです。だから、あえてそういう盛り上げ役みたいなキャラクターを演じてみたいかな。お気に入りのドラマが『花ざかりの君たちへ』なんですけど、そういう学園ものにもいつか出られたらいいなと思っています。
──バラエティにも出演されていますが、女優業とはちがう魅力を感じたりしますか？
【吉本】 バラエティはもともと大好きなんです！ 素の自分が出せるのが楽しいですね。だけどむずかしさも感じています……（苦笑）。悔しい思いをして、家で反省することもありました。でもいつか、バラエティで地元の福岡ロケをやれたらいいなって思っています！
──現在、X21のリーダーを務めていらっしゃいますが、“リーダー”という役割が自身を成長させてくれる感覚はありますか？
【吉本】 それはあります。しっかりしなきゃって思いますね。普段はみんなでワイワイしていることが多いですけど、大事な話をしなきゃいけないときとかは、年上の西川美咲ちゃんと協力してメンバーをまとめます。でも私、基本はイジられキャラで……（笑）。年下の子からもめちゃくちゃイジられるんですよ。まだまだメンバーに支えてもらっている感覚が大きいですね（笑）。
──メンバー同士で方向性について話し合うこともありますか？
【吉本】 たまにですけど、将来やりたいことについて一人ひとり話すこともあるかな。コンテストまではライバルだったのに今は仲間という関係なので、それぞれの夢を聞くのはとっても刺激になります。X21のデビュー会見のときに忽那汐里さんと武井咲さんが応援に来てくださったんですけど、その際、武井さんに「よき仲間として、よきライバルとして、切磋琢磨してがんばってください」というメッセージをいただいたんです。それが頭のなかにずっと残っていて、よく思い出しています。
──励みになりますね。ちなみに目指している人はいますか？
【吉本】 憧れの方はたくさんいます。だけど誰かみたいになりたいというのはないんです。私は私らしくいたいと思っていて。だから先輩方全員のいいところを見習って、私らしく成長できたらと思っています。
──吉本さんらしいカラーを目指すということですね。
【吉本】 はい。私の色をあえて言葉で表すとしたら、虹色。作品によってさまざまな色を出せるようになりたいです。一色だけじゃなく、カラフルであることが私らしさだと思っているので、それをじょうずに表現できる女優を目指したいです！
（文：奥浜有冴）
さわやかさ炸裂☆吉本実憂ちゃんから動画コメント！
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・吉本実憂 公式サイト
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