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ORANGE RANGE『バンド史上最もシンプルで骨太なニューアルバムが完成! 前作からの心境の変化、制作背景とは?』

バンド演奏を主体とした骨太なサウンドが満載の最新アルバム『spark』。打ち込みを多用した前作『NEO POP STANDARD』とは対照的な1枚となっている。この変化の理由と制作の背景を5人が語ってくれた。

シンプルであればあるほどいろんなアイディアが出てくる(RYO)

  • 『spark』(通常盤)

    『spark』(通常盤)

  • 『spark』(初回限定盤)

    『spark』(初回限定盤)

――前作『NEO POP STANDARD』が全曲打ち込み主体だったのに対して、今回はバンドサウンド色がすごく濃いですね。
NAOTO(G)いくつか理由がありまして。まず、前作がああいうアプローチだったので、バンドサウンドを欲したということですね。それと、意外とこういうバンドっぽいことって、アルバム単位でやってなかったっていうのもあったり。いままでは打ちこみ+バンドとか、シンセサイザーとバンドが共存しているものでしたから。あと、僕の最近のブームっていうのもあると思います。シンプルで人間味のある、あんまりカッチリし過ぎてないものが、最近好きなんです。

――まず、NAOTOさんが作った曲に関しては、ギターリフが主軸となったサウンドが際立っていますよね。「Show Time」とか「マイペース」とか「リフラフ」とか。なんとなく70年代のハードロック的なザラつきも感じます。
NAOTO結構安易な話なんですけど、「バンドといえばリフなのかな?」と(笑)。音質も今風ではない、オフめのものにしています。空気感のある昔のドラムの音とかは、参考にしました。

――こういうリフもののロックってブルージーな風味になったり、王道のミクスチャー的なファンキーさを帯びたりするのが普通ですけど、全然そういうものにはなっていないのも、ORANGE RANGEらしいですよ。
YOH(B)たしかにそうですね(笑)。なんか、明るく聞こえますよね。
RYO(Vox)シンプルなものであればあるほどいろんなアイディアが出てくるんですよ。それも理由かもしれませんね。
YAMATO(Vox)みんなメンバー各々の主張は受け入れるタイプですので。否定から入らないと言いますか。そういう精神でずっとやってきたんです。
HIROKI(Vox)何か意見が出たら、とりあえず手を付けてみることが多いですかね。

――例えば、「Special Summer Sale」は、すごくいろんなサウンドの要素が入っていますよね。創作料理に長けているバンドだなと改めて思いました。
RYO「創作料理」っていう表現、いいですね。次の取材から使います(笑)。

――ぜひ使ってください(笑)。YOHさんが作曲した「オボロナアゲハ」と「そばにいつでも」も、まさにいろんな要素が絶妙にマッチしたオリジナルな風味ですよ。
YOHライブでもお客さんに楽しんでもらえたらいいですね。

得意球はたくさんあるけど、ストレートが投げれない(笑)(YAMATO)

  • (左から)RYO、HIROKI、NAOTO、YOH、YAMATO

    (左から)RYO、HIROKI、NAOTO、YOH、YAMATO

――「オボロナアゲハ」は、すごく気持ちよく踊れるはず。「サディスティックサマー」と並ぶ、今回のアルバムの強力なダンスチューンだと思います。
HIROKI「オボロナアゲハ」は、いろんなライブでやりながら、どんどん気持ちよくなっています。
YAMATO最初からリズミカルなので、意識しなくても身体が動いてしまいますね。

――いろんな切り口が楽しめるアルバムですね。ORANGE RANGEが得意球をたくさん持っていることがよくわかります。
YAMATO得意球を投げ分けるダルビッシュのように(笑)
HIROKIキレはないですけど(笑)。
YAMATOむしろストレートが投げれないっていう感じだし(笑)

――言語感覚が独特だから変化球になるのかも。「Show Time」や「マイペース」も、びっくりさせられるフレーズが盛り込まれているし……敢えて引用はしませんが(笑)
HIROKI俺が書いたところだ(笑)
YOH「もしも」の歌詞を丸々書いた人なのに(笑)

――「もしも」は、正統派に美しいラブソングなんですけどね(笑)。
HIROKIその楽曲に合うチョイスをすると、こうなるんです(笑)。
YAMATO茶化すのが大好きな人たちが書いてるっていうのも、こういう歌詞が出てくる理由なんでしょうね。真剣に怒られたとしても、部屋を出ると「〜だったよね?」ってすぐ茶化すんですよ(笑)

――生活指導室で叱られた後の中学生みたい?
YAMATOその感じのままです(笑)。真剣なところは真剣なんですけど、冗談半分で見るところもあるんですよね。

――「ソフトテニス」は、サウンドも歌詞も遊び心が詰まってますね。
HIROKIこの曲はお2人(YAMATOとNAOTO)が。
YAMATONAOTOが「どうしても“ソフトテニス”っていう文字を入れたい」って言ったんです(笑)

――なぜ「ソフトテニス」?
NAOTO「ソフトテニス」っていう言葉は、なんとなくエッチなイメージが僕のなかにあるんです(笑)
HIROKIお前、ソフトテニスの競技者に謝れ(笑)
NAOTOいや、むしろ褒めてる気持ちですよ(笑)。そういう僕の勝手なイメージが入っている曲ですね。

――今回のいろんな曲をライブで聴くのが楽しみです。9月から全国ツアーが始まるんですよね?
RYOそうです。内容は蓋を開けてみないとわからないけど、楽しくなりそうですね。
NAOTO前作の時は結構じっくり観るタイプのライブでしたけど、今回はワイワイと楽しんで、「明日も頑張ろう!」っていうものになればいいかなと。
(文:田中大)

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