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山崎あおい『どさん子、現役女子大生シンガー・ソングライターが歌う“夏の景色”とは?』

5月に開催されたオリコン主催イベント『oricon Sound Blowin’2013〜spring〜』でも心に響く歌声を披露してくれた山崎あおいが、新曲「夏海」をリリース。ちょっと切ないながらも、来年の夏こそは誰かと一緒に楽しみたい! との爽やかな前向きさを込めた、ひと夏のストーリーに共感の声が集まっている。

北海道出身だから“夏に対する憧れ”が特に強かったのかも

  • 「夏海」(通常盤)

    「夏海」(通常盤)

――5月に開催した『oricon Sound Blowin’2013〜spring〜』は、ご出演ありがとうございました。いかがでしたか?
山崎あおいまず、それまでやったことのなかったステージの広さに気合いが入りました。共演者の方々も、普段はお会いする機会のないジャンルの方ばかりで、特に桜木せいらちゃんとか同い年のアーティストと共演したのは初めてだったので、すごく新鮮でしたね。ゲストのSPYAIRさんのステージは、すごく熱いMCに心を撃たれて、自分は音楽が好きだと改めて実感して、気付いたら泣いていました。たくさんの刺激を受けたし、いち観客としても普通に楽しんでしまいました(笑)。実は、司会のザブングルの松尾(陽介)さんのファンで、中学時代から画像を集めていたので、お会いできたのもすごく嬉しかったです!

――新曲の「夏海」は、そのときにも披露されていた曲。できたきっかけは?
山崎高校2年生のときに作ったのですが、夏の初め頃に“誰と海に行く?”とか、“花火大会やお祭りに誰を誘う?”とか、そういう話題でクラス全体がソワソワしはじめて。でも私は、それに乗り切れないと言うか、置いてけぼりになったような気がしたんです。そういう夏の初めの匂いに切なさを感じる人は、口には出さなくても実は多いんじゃないかと思って、じゃあ私がそれを歌にしようと。

――大きいイベントの前に、こういう何とも言えない気持ちになるときってありますよね。
山崎北海道は夏の暑い時期が2週間くらいしかないので、その一瞬をどう過ごすかで、この時期は特にみんな盛り上がるんです。それに海って、車がないと行けない距離にあるから、彼氏や彼女がいる人でないと行く機会がないし。札幌には花火大会がひとつしかないので、年に一度の大イベントだし。そういう部分で、夏とか海に対する憧れもあるし、あっと言う間に過ぎてしまう儚さも感じていて。……北海道出身だから、特に感じたのかもしれませんけど。

――タイトルの「夏海」は、女の子の名前ですか?
山崎夏の景色がパッと浮かぶようなタイトルがいいと思っていたのですが、ちょうど私の友だちに、“夏海ちゃん”という子がいて。出会ったときからすごく綺麗な名前だと思っていたし、曲のイメージともピッタリだったので、いただきました。曲ができたとき、真っ先に聴いてもらったんですけど……「結局、私は来年まで彼氏ができないのかいっ!」って、つっこまれました(笑)。全国の“なつみ”ちゃんにも、ぜひ聴いてほしいです!

曲を聴くと思い出が甦るような“人生のBGM”になれたら

  • 「夏海」(初回限定盤)

    「夏海」(初回限定盤)

――高2のときに作ったと言っていましたが、アコギを弾きながらですか?
山崎いえ、私が曲を作るときは、いまもそうですが、まず頭の中で作るんです。「夏海」も、メロディーやサウンドのイメージを頭の中で膨らませて、だいたい形になってきたところでギターを持って音を出していきました。ギターやピアノを弾きながらだと、どうしても手癖が出て似たような曲ばかりになってしまうので、なるべくナチュラルに曲が生まれるように頭の中で作るようにしています。

――頭で思い描いていた通りになるものですか?
山崎いえ、いざギターを手にして自分で弾いてみると、「あれ?」って感じになります(笑)。なので、アレンジャーさんやディレクターさんにイメージを伝えて、具現化してもらうという感じです。それにアレンジャーさんの手によって、自分が想像しなかったものに変わっていくことも多々あって、それもすごく楽しいんです。「夏海」のときは、歌詞は切ないけどキラキラした感じで、湘南の海っぽい感じにしてくださいって。でも、わりと迫力も欲しくて、アコースティックギターだけれど厚みが感じられて、胸にグッとくるサウンドにしたいとも伝えました。実は、最初にこの曲をレコーディングしたのは曲ができたすぐ後で、いろんな方からアドバイスをいただきながら何度もレコーディングし直して、ブラッシュアップさせてこの完成形になりました。

――カップリングの「Pastime」は夕暮れの情景をポップなサウンドとともに表現していて、「Subway」は失恋をしっとりと歌っている。「夏海」も含めて、どれもすごく日常的で、リスナーの経験にスッとリンクする。そんな山崎さんの歌は、シンクロ系と呼ばれているそうですが。
山崎私は性格的に、そんなに熱血じゃないし、心に闇を抱えているわけでもないし……。だから、私が見てきた綺麗な景色やそのときの空気感とかを、そのまま曲にして残しているだけなんです。よく、聴いてくださる方の人生のBGMにしてほしいと言っているんですけど……「山崎あおいのこの曲を聴いたら、何年前の夏を思い出す」とか、「彼と別れたばかりの頃に、この曲で慰められていた」とか、私の曲とともにその人の思い出が甦るような曲をたくさん書けたらと思っています。みなさんの人生と寄り添っていけたら嬉しいです。

――この夏は、いくつかのイベントライブにも出演されますね。
山崎ライブをやっていると本当に楽しくて、無敵になれるんですよ! 普段の私はちょっとオドオドして、自分から積極的に発言するタイプではなくて。でもライブをやると、自分に自信が持てて怖いものがなくなる感覚があって。それを一度味わってしまったら、もうやめられないですね(笑)。この夏を思い切り楽しみたいです!

(文:榑林史章)

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