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前田敦子&中川翔子 映画『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』インタビュー

映画『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』でナレーションを担当した前田敦子は声優初挑戦。ポケモン映画7年めとなる中川翔子の今回のキャラクターはニンフィア。そんなふたりのスペシャル対談で発覚した意外な共通点とは――?

憧れの癒しの声が刻まれていくのはとても素敵なこと

――おふたりがこうやってお話しされるのは今日が初めてなんですね。
前田ハイ。いつもかわいらしい方だなぁと思っていましたけど、本当にイメージ通りでした。
中川ありがとうございます。私はあっちゃんに対してクールでキリッとしたイメージを持っていたのですが、お話してみると、ふんわりやわらかで女の子らしいなぁと思いました。

――そんなおふたりが今作で声優として共演されることになったワケですが、あっちゃんは声優初挑戦なんですね!
前田そうなんです。なのでお話をいただいたときはビックリしました。キャラクターの声を吹き込むとなるとプレッシャーが大き過ぎたかもしれないんですけれど、今回は「ナレーションで、前田敦子としてポケモンたちや観ている人たちを導いてください。観ている人の多くが子どもたちなので、やさしく楽しく呼ぶように語りかけてほしい」と言われたのでがんばれるかな? という感じではありました。

――実際にアフレコをやってみていかがでしたか?
前田私の声ってどちらかというとフラットなんですよね。“もっと上げて”“もっと元気よく”っていうのはよく言われていたので、テンションを上げてがんばりました!
中川まだ全体を観させていただいていないんですが、ナレーションを聴かせていただいて、こんなにかわいくてきゃしゃな女の子なのにお姉さんでもあり、そして母性もあり、大いなる神様でもあるんですよね。ポケモンの世界を空から見守っている気がしました。ポケモンの映画に、このような憧れの癒しの声が刻まれていくのはとても素敵なことだなと思いました。
前田うれしいです! ありがとうございます。

―― 一方のしょこたんは、ポケモン映画の常連と言ってもいいですよね?
中川いやぁ、なんと7年連続で出演させていただけるなんて、もうビックリです。ポケモンからは友情、愛、勇気、希望、人間とポケモンという種族が違っても心が通じ合えることだったり、いろいろなことを教わってきて――。もう(太陽の周りを)7回も地球が回ったんですね。
前田(笑)
中川でも今回のニンフィアが一番むずかしかったです。初めてみなさんの前に登場するポケモンに命を吹き込むということは、それで印象が決まってしまうというプレッシャーがありました。昨年の『劇場版ポケットモンスター ベストウィッシュ キュレム VS 聖剣士ケルディオ』では、ケルディオ役で、男の子らしさを目指してやっていたんですけれど、今回は対照的にピンクでフンワリな、女の子らしくやさしく。毎年ポケモンの映画でなにか人生のスイッチが入る子どもたちがたくさんいると思うと、いかに“しょこたん色”を消してニンフィアをステキに印象づけるかという戦いでした。私の声はもともとそんなにアニメ声ではないし、女の子らしい声でもないのでむずかしかったんですが、監督のおっしゃることがすごく的確で、一緒に作っていく瞬間がとても楽しかったです。ニンフィアの言葉でいろんなポケモンたちとコミュニケーションをとっていくのも楽しめました。
前田私も観させていただきましたが、いい意味で中川さんの声ってわからないんですよ。すごいなぁって思いました!
中川いや〜もう、うれしいですぅ。
前田しかも今、7年めって聞いて、これがプロなんだと思いました。ピカチュウたちと自然に対話している中川さんのステキな声があって、私だけの声だったらすごく不安だったんですけど、なんだかすごく安心させていただけました。

生まれてくる自分の子どもに早く教えたい(笑)

――物語もほっこりと温かい気持ちになれますね。
中川とっても賑やかで、ピカチュウやミジュマルなどおなじみのポケモンたちもたくさん出てくるんですけど、イーブイ・フレンズたちがイッキに登場してくるのですごくカラフルで、それぞれが個性豊かでみんなかわいくて。ときにはケンカもするかもしれないけれど、みんなで笑顔になれる瞬間をニンフィアが間に入って導いてあげる、そんなやさしいポケモンだったので、演じながらこれから生きてくなかでの人生勉強にもなりました。私は、コミュニケーションを取ることが人生の中で一番苦手でもあったので。ポケモンたちは鳴き声だけで心が通じ合うことができるワケだから、人にやさしく、笑顔で、今の瞬間を楽しむことがいかに大事かってことを教えられました。この映画を観た子どもたちがいつか大人になって、また子どもを持ったときに感じるモノってまた違うと思うんです。子どもに教えたいことが山ほど見つかる映画です。私、子どもいないですけど(笑)。

――そういえば最近“エア出産”のお話をされていましたよね。
前田えっ、なんですかそれは?(笑)。
中川最初は“自分がポケモン映画に出られるなんてウレシイ!”だったのが、この気持ちを生まれてくる自分の子どもたちに早く教えたいとか伝えたいに変わっていって、そうしたらもう3人くらい生まれちゃって。
前田あははっ!
中川3歳の長男、2歳の長女、10ヶ月の女の子。毎年(映画の)プロモーションの時期に生まれています。女の子の姉妹が、(私が)ニンフィアの役をやって、とても喜んでいます。
前田(笑)!

――ちなみにしょこたんの今日の衣装はニンフィアっぽいですよね。
中川もともとちょっとオタクなので、髪の毛を伸ばそうと思ったのもいろんなキャラクターの影響だったりします。ファッションに関しては、以前ギザみみピチューをやらせていただいたとき(『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ』)に、桃色のワンピースを買い集めたりしたんですけれど、今回のニンフィアは、あらためて女子はやっぱピンクだよなって思い出させてくれました。ニンフィアはとってもパステルでミルキーでほっこりしちゃうようなピンクなので、そんなお洋服を選んだりしているんです。今日もちょうど白にブルーにピンクでジャスト・ニンフィアスカートがあったので思わず着てきました。

――ファッションの話になったところで、あっちゃんは最近、ちょっと大人っぽくて女性らしいワンピースが多い気がしていますが。
前田そうですね。ワンピースが一番好きですし、時期的にもワンピースが一番着られる頃じゃないかな? と思って。今日はポケモンのイベントがあるので、みなさんきっとステキな色で来るだろうなと思って、カラフルにしてみました。

子どもの頃の自分を思い出せたことがうれしかった

――お互いにいろんな場所で活躍されているのを見て、刺激を受ける部分などはありますか?
中川あっちゃんは、いつも堂々としてピンとしていて、その芯の強さはなにが秘訣なのかな? ってすごく気になりますね。私はひとりっ子なので、たぶんひとりが向いていると思うんですけれど、ひとりでお仕事をしているとたまに不安になるんです。あっちゃんはみんなとコミュニケーションをとっている瞬間と、今こうしてひとりで活動している瞬間と、どっちの瞬間もブレずに“あっちゃん”じゃないですか。
前田とくにそういう意識をしたことはなくて、私自身のことは全然わからないんですけど、そのように見ていただけているのはすごくうれしいです。私、本当にマイペースなんですよ。
中川もともと強い子なんですかね?
前田いえいえ! 中川さんのほうがブレずにファンの方を裏切らずにずっと“しょこたん”であり続けていることがすごいと思います。
中川いやっ、いやいやいや。私のファンの方もちょっと特殊というか(笑)、様々なコスプレをしてきてくれたりフリーダムですし、男子のファンと女子のファンが結婚しちゃったりとかあるんですよ。
前田ええーっ!?
中川あっちゃんがすごいなと思うのは、“映画が好き”“女優になりたい”ってひとつの夢を発信なさっているところで、私もいずれはひとつの夢を定めなくちゃと思っていて。今はアニメのお仕事も歌のお仕事もやりたいんですが、将来は立派な熟女のシャンソン歌手になりたいなって思っているんです(笑)。
前田すご〜い! 長いスパンですね。

――最近ではジャッキー・チェンさんとCMで共演されましたね。
中川それも、最初はただの妄想でしかなかったことなんですよね。だから、どんなに落ち込んだりしても、生きてさえいれば実際に会えたりするかもしれないという希望を持ってほしいなと。まさに子どもたちに伝えたいなって心から思いました。
前田妄想って大事ですね。私も女優になる夢を妄想し続けています。あと、中川さんのブログを見ているとネコちゃんがいつも出てきていて。私もネコちゃんがここ1〜2年で3匹も増えました。
中川その増え方、すごいですね!

――あっちゃんはイヌ派でしたよね?
前田イヌ派だったんですけど、犬7匹のなかに突然ネコが1匹仲間入りしたら、すごく光り輝いて見えて、なんてかわいいんだろう! って(笑)。今は3匹家族になりました。ネコとイヌの共存を見ているのが好きです。

――で、しょこたんはネコ派ですよね?
中川今ネコが10匹で、カメも10匹……で、イヌも拾って来ちゃったんですよ。大人の雑種なんですけど。
前田え〜すごいっ!
中川ネコたちが日々の一番の癒しなので、いつかはかわいそうなネコが助かるような牧場を作るのがもうひとつの夢でもあります。それはまさにサトシとピカチュウの関係で、種族が違っても心が通じ合うんですよね。落ち込んだときに10キロもあるネコが膝のうえに乗ってきてくれたりすると“ありがとう”って思ったりします。
前田私もポケモンを観て育ってきたのでわかります。なので今回ナレーションをやらせていただいて、子どもの頃の自分を思い出せたことはうれしかったです。観てくださるみなさんも、温かい気持ちになってみんなで仲良く過ごせたらいいなと思います。
中川愛も勇気も希望もあって、それこそ国境も言葉も超えてみんなで笑顔になれる、それがポケモンというキーワードだと思います。世界平和が見えてきますね。

(文:三沢千晶/写真:草刈雅之)

映画情報

ピカチュウとイーブイ☆フレンズ

 ある夏の日。ピカチュウ、キバゴ、ヤナップ、ミジュマルは、お花畑でニンフィアと出会う。案内されて森の奥へ進むと、イーブイとその仲間たちが暮らす“イーブイハウス”があった。ピカチュウとイーブイたちはお泊り会を開くことに…………。

監督:湯山邦彦
出演者:大谷育江 中川翔子 前田敦子 平成ノブシコブシ
【公式サイト】
2013年7月13日(土)全国東宝系ロードショー
(C) Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C) Pokemon (C) 2013 ピカチュウプロジェクト

関連リンク

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映画『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』公式サイト

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