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反町隆史、現場の雰囲気は「主役次第」 主演ドラマ『今どきの若いモンは』への思い

 『GTO』『ビーチボーイズ』『ホットマン』など数々の大ヒットドラマの主演を務め、「相棒」シリーズでは7年にわたって“相棒”役を全うし(シリーズ歴代最長記録を更新)、不動の人気を誇る俳優・反町隆史。WOWOWにてきょう9日より放送・配信される『WOWOWオリジナルドラマ 今どきの若いモンは』では、同局のドラマ初主演で、”究極の上司”という新たな役どころに挑んでいる。

 吉谷光平の同名漫画が原作。「今どきの若いモンは」が口癖の“究極の上司”が主人公のお仕事ショートドラマ。その後に続く言葉で、若者の心を掴む、三ツ橋商事・営業2課の課長・石沢一(いしざわ・はじめ)を反町が演じる。新入社員で石沢の部下となるわりと根性のある“今どきの若いモン”麦田歩(むぎた・あゆみ)を福原遥、麦田の指導役で若手エースの舟木を中村海人(Travis Japan/ジャニーズJr.)が演じる。
――座長として意識されたことは?

反町キャスト・スタッフが通うのが楽しみだな、仕事がしやすいな、と思える現場というのはやっぱりいいな、と思いますし、それはやっぱり主役次第だと思うんですね。これまでいろいろな現場を経験してきて、現場の雰囲気作りというのを大切にしたいなと思っていました。

――具体的にどんなことを?

反町出演者の年齢がバラバラでしたし、接点を見つけづらいんじゃないかと思いましたけど、僕からもなるべく話しかけるようにして、撮影の合間に、どんなことに興味があるの? スポーツは何かやってる? 何が得意?といった何気ない会話から、徐々に打ち解けていったというのはありますね。

――反町さんが撮影現場全体をリードして、芝居に関しても相談しやすいムードを作り、撮影の合間に自分たちでリハーサルが始まることもしばしばあったそうですね。

反町作品を通して、みんなとつながっていける、というのは感じました。石沢課長の振り幅が大きいほど、作品として面白くなるな、と思っていたんですが、福原さんが常にド真ん中の芝居をしてくれたおかげで、僕もすごくやりすかったです。舟木役の中村くんは、序盤は先輩風を吹かすちょっと嫌なヤツを演じなくてはならなくて、やりづらそうだったんですけど、一生懸命トライしてくれて、みんなで話し合いながら撮り進めていくうちにみるみる成長していった。楽しい現場だったんじゃないかな、と思います。
――石沢課長を演じる上で意識したことは?

反町一番大事にしたことは、相手の立場に立って、同じ目線で考えたり、話ができたりするところ。僕も相手と同じ目線で芝居をするようしていました。今現在の石沢はそういう人物ではありますが、昔はちょっと違っていた。石沢の過去を描く回もありますが、彼もいろいろな経験をして、失敗もして、成長して、今があるというところは、個人的にも共感できるところでした。

――石沢課長が部下に投げかける口癖「……ったく、今どきの若いモンは」のその先の言葉には、驚きが待っています。一つの理想の上司像が描かれていると思いますが?

反町どんな人からも得るもの、学ぶものというのがあると思うんです。この人のココがすごいとか、この人はこういうところがいいなとか、人それぞれ違ったものを持っています。逆に言うと、人それぞれが持っている良いところを、自分が気づけるかどうかだと思うんですよね。






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