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“猫はずーっとかわいい”漫画作者伝えるメッセージ、成長したらかわいくない説に「No!」
「猫は成長するとかわいくなくなる説」に異を唱えたかった 猫はずっと“一番かわいい”
この漫画を描いたきっかけについてなごさんは、「大きくなった猫が、『かわいくなくなった』という理由で簡単に捨てられてしまうと、色んなところで見聞きしています。確かに、子猫のようなかわいらしさは薄れてしまうかもしれませんが、それ以上にかわいい部分が増えていくということを私は知っているので、『ずっとかわいいんだよ!』という気持ちをイラストにしました」と振り返る。
ツイートには、「亡くなってからも一番かわいい」というコメントも。
「その意見には心の底から同意しました。猫の数だけ“一番かわいい”があって、亡くなってもずっとその子の一番かわいいが残り続けるのだと思います」
“老猫”になった愛猫との「何でもない日々」を発信していきたい
「友人の友人がペットショップを経営しているのですが、店の前に子猫を置いていく人が少なくないそうです。殿も店の前に兄弟と一緒に捨てられていて、そのペットショップで一時保護されていました。それで友人から『子猫の里親を探している』と聞いて、会いに行ったその日に連れて帰ったんです」
保護猫は懐かせるのに時間がかかるケースもあると聞くが、なごさんはどのように関係を築いていったのだろうか。
「殿は初日から喉をゴロゴロ鳴らして私にべったりだったので、懐かせることに関しては苦労はありませんでした。きっと相性が良かったんでしょうね。実家にいた二匹の猫も保護猫でしたが、こちらは野良時代に相当酷い飢えを体験したのか、食べることへの執着がすごくて大変でした。食べ過ぎて吐いてしまうのに、飢えることが怖いのかずっと鳴いてねだるので、落ち着くまでの数日間はとても冷や冷やしたのを覚えています」
殿くんをかわいいと感じるポイントについては、「ヘタレでビビりでチャイムひとつで隠れてしまう子ですが、私の前では抱き上げても起きないくらい熟睡してくれるところがすごくかわいいです。普段は鳴き声も低いのに、甘えているときだけ子猫のように声が高くなるところも堪りません」と、なごさんは語る。
「“老猫”と呼ばれる年に入ったので、殿の健康に気をつけつつ、のんびりと暮らしていきたいです。そんな殿と過ごす何でもない日々を、思い出として発信できればと思っています」と、今後の展望も教えてくれた。
なご
Twitter:@ikng_0(外部サイト)
https://suzuri.jp/ikng_0(外部サイト)
猫と暮らすイラストレーター。イラストや漫画などのお仕事があれば、TwitterのDMまで。
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