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『好きなYouTuberランキング』1位はHIKAKIN、2位は草なぎ剛が

 19日に放送されたNHK 総合『プロフェッショナル 仕事の流儀 新しい仕事スペシャル』に、YouTuberのHIKAKINが登場。初となるテレビの密着取材で、日々投稿される動画へのこだわりを垣間見せていた。いまや若者にとって、YouTubeはテレビよりも身近な存在にあり、昨今のアンケートでは、小学生・中学生男子の将来の夢として「YouTuber」が上位にランクインするほど。そんな状況の中、今回ORICON NEWSでは、好きなユーチューバーについてユーザー1,000人に調査を行った。

大人から子どもまで支持を集めたHIKAKINが1位

  • 「好きなYouTuber」1位のHIKAKIN(C)ORICON NewS inc.

    「好きなYouTuber」1位のHIKAKIN(C)ORICON NewS inc.

 ORICON NEWSでは、10代から50代の男女に調査。計1,000人の一般ユーザーが選んだ好きなYouTuberは以下の結果となった。

 YouTuberの草分け的存在とも言うべきHIKAKINが、貫禄の総合1位。10代から50代まで、すべての年代で1位に輝いた。
 HIKAKINは、ヒューマンビートボックスの動画で注目され、エアロスミスやNE-YO、アリアナ・グランデといった海外アーティストとも共演。さらに商品紹介の動画やゲームの実況動画、プライベート動画でも人気を博し、自身もテレビCMや番組などに出演。最近では、実兄・SEIKINと一緒に『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)でパフォーマンスを披露したり、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演するなど、テレビでも活躍中だ。

 そんなHIKAKINについてユーザーは、「ちゃんとYouTuberとして視聴者と向き合い動画を作っている」(大分県/10代/女性)、「毎回大胆な挑戦をして視聴者を楽しませてくれる。人が不快になることはやらないので好感がもてる」(宮城県/50代/女性)、「商品レビューもあまり辛口にならず、観ていて安心」(沖縄県/30代/女性)など、彼のYouTuberとしての姿勢や人柄の良さを高く評価。さらに「子どもが夢中で観ている」(千葉県/50代/女性)、「子どもを笑顔にさせる好青年。嫌味がない」(埼玉県/30代/女性)など、子ども受けが良く、親世代からも信頼が厚いのも彼の強みと言えるだろう。

2位は初心者YouTuber草なぎ剛、大人世代の入り口にも

  • 愛犬も人気、2位の草なぎ剛(C)ORICON NewS inc.

    愛犬も人気、2位の草なぎ剛(C)ORICON NewS inc.

 2位には、昨年衝撃のYouTuberデビューを果たした草なぎ剛がランクイン。言わずと知れた国民的アイドルグループSMAPの元メンバーで、昨年11月にAbemaTVで放送された『72時間ホンネテレビ』出演を機に、YouTuberとしての活動をスタート。「この人がYouTuberに!?」と世間が驚いたのは記憶に新しい。

 デビューして約3ヶ月という短期間で、チャンネル登録者数66万人を突破。本人の圧倒的知名度に加えて、自身の趣味や愛犬をフィーチャーしたゆるい内容の動画が人気を集めているようだ。ユーザーからは「とにかく明るくて、観ていて楽しい。歌とギターも本当に好きでやっているのが伝わる」(大阪府/30代/女性)、「テレビとはまた違った姿が観られる。(愛犬の)くるみちゃんとのやり取りが特に好き」(岩手県/40代/女性)といった声が。さらに「草なぎさんが始めたからYouTuberを知りました」(奈良県/50代/女性)という意見もあるように、大人世代のYouTubeの入り口となったこともうかがえる。

「キャラが面白い」「ノリが良い」等身大であることも人気の要因

 3位は、HIKAKINと並ぶ人気YouTuberとして名高いはじめしゃちょー。2015年にYouTubeのテレビCM「好きなことで、生きていく」に出演して話題となり、その後、雑誌やテレビなどの媒体にも露出。写真集も2冊発売されるなど、アイドル的な人気を誇っている。ユーザーの中には「顔がカッコイイ」(東京都/10代/女性)と“ルックス推し”の人も多く、さらに「キャラが面白くて、どの動画も観ていて面白いし、元気をもらえる」(兵庫県/20代/女性)、「動画の内容が笑える」(東京都/20代/女性)、「いつもバカを大真面目でやるところが大好き」(神奈川県/10代/男性)など、キャラクターや企画の面白さも人気となっている。

 4位のFischer’sは、同じ中学校の同級生で結成された7人組パフォーマー集団。「メンバーがみんな仲良いし、どの動画を観ても面白いから」(北海道/10代/女性)、「学生のノリで素な感じが良い。変に世間を意識せず、自分たちが楽しいことをしようという感じ」(熊本県/30代/女性)など、同級生特有の楽しそうなノリが共感を呼んでいるようだ。

英会話やメイク動画など、“ためになる系”の配信者も

 5位の吉田ちか(バイリンガール)は、その名の通りバイリンガルの女性で、2014年にはYouTubeのテレビCMにも出演している。「楽しく海外の文化や英語を学べるから」(長野県/10代/女性)、「語学教室では習えない、リアルな英会話を教えてくれるから」(石川県/20代/女性)など「勉強になる」という意見が多く、ランクインした中ではもっとも“アカデミック”なYouTuberと言えるだろう。

 6位以下は、しばなん、ヒカル、ふくれな、ラファエル、吉田朱里(NMB48)らの名前が挙がった。ヒカルやラファエルなど、明るいノリで商品を紹介したり、体を張った実験をする“おもしろ系”ユーチューバーがいる一方で、メイク動画を配信する吉田朱里のように、自分の得意分野を視聴者に教える“ためになる系”のYouTuberもいる。いま、YouTubeを観ている若者たちの中から、将来どんな個性的なYouTuberが出てくるのだろうか?

(文:水野幸則)

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