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大泉洋&松田龍平 SPECIAL INTERVIEW 仕掛けてくることにどう受けるのかが課題―― でも、お互いにそういうことを楽しんでいる

誰もが意外に思うほどこのふたりのコンビは息がピッタリあっていた……。前作の大ヒットをうけて、スクリーンに再び帰ってきた『探偵はBARにいる2 〜ススキノ大交差点〜』。カッコ悪いところがカッコよくておもしろい―― そんな最高のバディを演じる大泉洋&松田龍平が、映画の外でも息のあったトークで楽しませてくれる!

僕の言うことの逆をするので腹立つんですよ(笑)[大泉洋]

――『探偵はBARにいる』といえば、前作では大泉さんが雪の中に埋められている登場が印象的でした。今回は、スキージャンプ場から登場しますね。今回も大変な撮影だったんじゃないでしょうか。
【大泉】 最初はやはり怖かったです。でも、だんだん慣れてくるんですよ。最後の方にはあまり怖いと思わなくなっていました。もう信じるしかないですからね。もちろん、命綱みたいなものはあるんですけど、周りのスタッフさんは、命綱もつけずに僕の目の前を横切ったりしていました。でも、僕は高所よりも閉所がダメで。だから実は前作で、トランクに入れられるシーンのほうが怖かったんです。「すぐ開けるなら最後までは閉めないでください!」って懇願していました(笑)。

――今回は路面電車でのアクションシーンもありましたね。
【大泉】 電車のシーンはぜんぜん怖くなかったんですが、予期せぬところでガラスが割れたり、突発的なことがありました。ガラスは本当は割れる予定ではなかったんですけど、できあがった映像を観ると、仕込んでいてもああはいかないなってくらいにキレイに割れていました。撮影現場で監督は喜んでいましたよ。

――前回に続いて、今回も大泉さんのサウナシーンもありましたね。以前はCMの撮影で腹筋をメイクで書いたなんてエピソードもありましたが……。
【大泉】 映画の撮影を前に、今回もサウナのシーンがあると言われまして……。撮影がハードなので身体づくりは本当につらいんですが、今回も作らせていただきました。

――松田さんは、冬の北海道での車の運転を実際にされたそうですが、大泉さんはすごく怖がっていたそうですね。
【松田】 前日にちゃんと練習する時間があったのですが、いざ撮影になると、大泉さんがすごくうるさいんですよ(笑)。
【大泉】 いやいや、龍平くんが「怖いんで気を付けてください」とか言ってくれた方が逆に僕も安心できるんです。でも、「僕は運転がうまいんですよ」と言ってくると、もう余計怖いわけです。だから「心配いりませんよ」と言われると、余計に事故しないか不安でうるさく言っていまうんです。前回の撮影でも、冬の道の怖さを北海道以外の人は知らないし、とにかく親みたいにうるさく言ってたんですけど、結局、車が本当に滑って「あ、ほんとだー」っていう……。
【松田】 大泉さんの反応を見ていると、楽しくなってしまうんですよね。
【大泉】 基本、僕の言うことの逆をしてくるんで、腹立つんですよ(笑)!

――じゃあ、大泉さんがその裏をかいてみようとかはないんですか?
【大泉】 なんでそんなことしなくちゃいけないんですか(笑)。これをやったらあの人がこうするから、それだったらこうしようとか……。もう僕は龍平くんが何をしてくるかが楽しみだし、その瞬間にどう返すかを考えるだけです。

余裕を持って「遊び」が入れられた[松田龍平]

――でも、そんなふたりの間柄が画面から伝わってきますね。
【松田】 僕のシーンは、セリフがちゃんと書かれていないことが多いんですよ。でも、実際の現場ではセリフがないと成立しないことも多くて。だから、何をしゃべったらいいかなと自分で考える場面が、前作に比べても多くなっています。それを楽しんでやれたらいいなと。前作よりも自分で作っていく感じがあったと思いますね。
【大泉】 龍平くんは、発想が常におもしろい人なんです。だから僕は羨望の眼差しで見てました。実は龍平くんのシーンは、セリフはおろか、ト書きにも何も書いていない箇所すらあって。なかでも一番印象に残ったのは、僕とゴリさん演じるオカマのマサコちゃんが最後に会うシーンがあって、僕にはセリフがあったんですけど、龍平くんにはないんです。で、どうするのかなって思ったら、延々と酒を飲んで、カラんでくるんです。そういうシーンがすごくおもしろくって。僕は、龍平くんの仕掛けてくることにどう受けるのかっていうのが課題でも楽しみでもありました。
【松田】 お互いにそういうことを楽しんでいるというのはありましたよね。
【大泉】 生っぽいっていうんですかね。その場でできあがるやりとりはおもしろかったです。もし、これが同じく舞台出身の役者同士だったら、こういう雰囲気にはならないと思うんです。僕と龍平くんは役者としての質が違うから、いいシーンができる。そこが映画のいいところだなと思いました。
【松田】 大泉さんもいろいろ仕掛けてくるんですよ。僕が演じる相棒の高田はいつも寝てばかりの役なんです。そんな高田を大泉さんが、アドリブで、あの手この手で起こしてくるのがおもしろくて。スタンガンを使ったり、口を押えて息を止めさせたり、いきなり変な言葉をかけてきたりとか。いろいろなパターンでくるので、そういう感じもおもしろい。で、今回は前作を経て、お互いを知ったうえで、また作り上げていくというのがよかったです。前作ではまだ、ふたりに探り探りの部分もあったので。今回は余裕を持って「遊び」が入れられたのかなと。
【大泉】 スタンガンのシーンの何がおもしろかったって、龍平くんは起きたあとにスタンガンを持って、平然と「あー、これかー」って言ったんですよ(笑)。普通スタンガンで起こされたら怒るでしょ(笑)。

――そういえば、前作でベッドシーンがあったらいいなって言ったら、本当に今回、ベッドシーンが撮影されたそうですね。
【大泉】 そんなこと僕は言ってないですよ(笑)。僕がベッドシーンを要求して実現したというわけではない!本当は龍平くんにやってもらいたかったぐらいで……。

――でも、ベッドシーンもあることで、より大人の探偵ものという面も出ていてよかったと思いますが……。
【大泉】 僕も男ですから、『探偵〜』を同じ男が観て「いいなー」と思ってもらえるのはうれしいです。カッコ悪いところもダメなところもあるけれど、仲間に対して情に厚いところがあったり、魅力的なキャラクターだと思います。でも、やっぱりベッドシーンをやりたいと言った覚えは……。

――では、『探偵はBARにいる』のパート3を期待しているファンはたくさんいると思うのですが、もしパート3があれば、どんなシーンがあるといいなと思いますか?
【松田】 1も2も大人の色気のある女性がヒロインでしたよね。だから、今度やるとしたら、アイドルグループのメンバーとかもいいんじゃないかと。アイドルからの依頼から始まる物語とか。
【大泉】 僕はいよいよ龍平くんにベッドシーンを演じてもらいたいです。高田がドロッドロの恋に身をやつすとか。もう、今回の僕の倍くらいのベッドシーンがあったらいいなと(笑)。

――それは期待してもいいでしょうか?
【大泉】 ええ、それはもう!って、パート3のことですか?ベッドシーンのことですか?もちろんパート3のことですよね。ベッドシーンは期待されても困ります!この映画を観た方がおもしろいって言ってくださって、それがいろんな人にクチコミで広がっていったら、また次回が作れると思います。やっぱり、映画って、そういう広がり方が一番だと思うんですよね。

(文:西森路代/撮り下ろし写真:逢坂 聡)

映画情報

探偵はBARにいる2 〜ススキノ大交差点〜

  仲良しのオカマ・マサコちゃんが殺された。一向に進まない警察の捜査に世間の関心も薄れる中、探偵は高田を呼び出し調査へと繰り出すが、仲間たちの対応はなぜかぎこちない。それもそのはず、事件の背後にはカリスマ政治家・橡脇孝一郎と、政界&裏社会の思惑が渦巻いていたのだ。そんな中、探偵のもとに人気ヴァイオリニスト・河島弓子が現れる。大切なファンだったマサコちゃんのために犯人を自力で捕まえると息巻く弓子に対し、自分の“依頼人”となり大人しくするよう説得する探偵だったが、弓子のトンデモない性格に振り回され、3つの集団から追われるハメに……。数々の危険をくぐり抜け、しだいに事件の核心へと迫る探偵&高田。だがその先には、やるせない真実と切ない愛、そして弓子を巻き込む新たな事件が待ち受けていた……。果たして事件に隠された真相とは?探偵は、今度こそ依頼人を守り通せるのか?

監督:橋本一
出演:大泉洋 松田龍平 尾野真千子 渡部篤郎
【映画予告編】 【OFFICIAL SITE】
2013年5月11日(土)全国公開
(C)2013「探偵はBARにいる2」製作委員会

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『偵はBARにいる2 〜ススキノ大交差点〜』映画公式サイト

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