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ゆず、デビュー20周年で新たな一歩! 一番のピンチと意外なNGルールを告白!?

 今年でデビュー20周年を迎えたゆず。ベストアルバムを発売し、ドームツアーも終えた彼らは、早くも新たな一歩を踏み出した。「謳おう」EP、「4LOVE」EPという2つの新作を携え、北川悠仁と岩沢厚治が向かう先とは? これまでの活動の中で一番のピンチだったという10周年の思い出、そしてバラエティでの意外な“NGルール”まで!? 二人がじっくり語ってくれた。

感謝の気持ちに繋がる、「最新のゆずを届けたい」という思い

――ベストアルバム発売、ドームツアーと、ゆずの20周年イヤーのお祭りが続く中、2枚の「謳おう」EPと「4LOVE」EPが2週連続で発売されます。それぞれに、どこか懐かしいのに未来への地図のような部分も描かれていて、ゆずらしさと新しさの両方を感じました。
北川悠仁 20周年は、活動にちょっとした句読点をつける意味でいろんなことをやっているんですが、やればやるほどファンの皆さんへの感謝の気持ちが湧いてくるんです。それが “最新のゆずを届けたい”という思いに繋がっていて…。去年のツアー『ゆずのみ』のリハーサルの時から作り始めた「カナリア」が、最終的に僕たちの新たな可能性や未来を切り拓くような世界観の曲になったので、それをどういう形で届けるか考えたことが、EP制作のきっかけになりました。

――EPというと、レコード盤のイメージがあるんですが。
岩沢厚治 僕も最初どういうものかよく知らなくて。シングルでもミニアルバムでもない、4曲を収録して1作品とみなすCDや配信の形態を、昔のEPレコードに倣って“EP”と呼ぶことになっているらしいです。この間、レコード会社のスタッフに教わりました(笑)。
北川悠仁 今回は、僕たちの原点である“弾き語り”を基本にして、そこから未来が見えるような、新しくて懐かしいような感覚を目指しました。「謳おう」EPはアコースティック曲を軸にした4曲を収録しています。

――北川さんが詞曲を担当した「天国」(「謳おう」EP収録)は一発録りなんですね。
北川悠仁 タイトルがタイトルなので、あまり綺麗に作りすぎちゃうと、本当に昇天してしまうような感じがあって(笑)。最初に作っていた時は聖歌みたいになっちゃったから、もっと“生身の人間が天国を想う”という感じにしたくて切り替えました。

――どのように制作されたんでしょう。
北川悠仁 まず僕がアコギと歌での弾き語りを録ってから、サブリーダーに寄り添ってもらう感じで、正確には3発録りました。それからいいところを繋いだかな。
岩沢厚治 僕はそこから何発か、寄り添いました(笑)。だから皆さんがイメージするような“せーの、ドン”という感じじゃないんです。昔の『ゆずマン』ってアルバムがそうだったように、僕らの弾き語りにバンドを足したような。
北川悠仁 でも面白いもので、一発録りも今やると新鮮なんです。僕らがデビューしたばかりの頃は全然新鮮じゃなかったことが、巡り巡って今やると新しく感じられる。一つのことを続けていると、その時々でいろんな発見がある。

――岩沢さんの「保土ヶ谷バイパス」(「謳おう」EP収録)は書き下ろしですか?
岩沢厚治 断片としては少し前からありましたね。「謳おう」EPに収録されている曲は、「タッタ」も「カナリア」もアコースティックなんだけれど強い。その中では、バランスを取るための存在なのかなと思っています。

――もう一方の「4LOVE」EPのコンセプトは?
北川悠仁 これは、「愛こそ」という曲ありきで作りました。「謳おう」EPと比べると、ポップさや色彩感のようなものを意識して曲を決めていった。僕らの活動の真ん中にあるのは“ソングライティング”で、歌詞やメロディを作ることがまず一大事なんだけど、それゆえに出来た楽曲をどういう風に世間の空の下で響かせるか。そのことにも必死になっているんです。なので今回、EPという新しい形で音楽を届けられることには、すごくワクワクしています。

「“ほっこり”だけじゃつまらない」、ポピュラリティと刺激を目指して

――お二人にとって、20周年はどんな意味を持っていますか?
北川悠仁 簡単にいうと“収穫祭”ですかね。デビューして、冬の時代も経験して、雨に打たれ、風に吹かれ、いろんなことがあった。でもその結果“こんなにたくさんの実がなりました”ということを、応援してくれた皆さんに届ける時期。この実りを味わってもらうとともに、また新たな種を蒔いてもいて、それがこのEP盤なのかなと。
岩沢厚治 ドームツアーというお祭りを一つ終えたばかりで、祭りの後って本当は寂しいものなんですよ。でもこの2枚が、“僕たちはまだまだ続きますよ”っていう気持ちを代弁してくれている。20周年って、本当はただの区切りでしかないんですよ。ゆずが現在進行形であることを、音楽でお届けできるのが何より幸せなことだなと思います。

――つまり、20年の実りをぎゅっと詰め込んだのがベストアルバムだと。
北川悠仁 今回ツアーを回っていて嬉しい誤算だったのが、ベストを手にとって、初めてゆずのライブに来てくれた人が多かったこと。あとは、例えば2人組がいて、1人はもともとファンだけど、もう1人はただ連れてこられただけ。ツアーTシャツも訳がわからないまま着せられちゃった、みたいな感じの人でも、帰る頃にはすっかりノリノリだったりとか(笑)。

――だってあの「夏色」のコール&レスポンスに見られる様式美は、“これを知らないの、人生損してない?”ぐらいの楽しさがありますから(笑)。しかも、初めての人にも優しくて、年々アップデートもされて。子供からおばあちゃんまで巻き込める、世界最強のコール&レスポンスだと思います。
北川悠仁 嬉しいです(笑)。僕らがずっと目指しているのが、初めて来た人でも絶対に楽しませたいってことだから。あとは、三世代に楽しんでもらえるグループでありたいってこともある。でも、そういうポピュラリティやエンタテインメント性は保ちつつも、ちゃんとアートしていたい気持ちも強いんです。さっきも言いましたけど、僕らにとって一番大事なのは作品作りなので。だって、“ほっこり”だけじゃつまらないでしょ? 音楽を聴いて、ライブに行って、ただほっこりできるだけじゃ嫌じゃない? 俺は嫌なんだよね(笑)。やっぱり、ちゃんと刺激的でもありたい。

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