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【SMAP連載21】中居正広のメッセージ「それじゃまた」に込めた想い

“通常運転”の安心感と、歌詞に込められた気持ち

 元日には、草なぎ剛と香取慎吾のラジオ『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm)が、いつもと変わらないゆるさでオンエアされ、彼らの“変わりながら変わらずいられる”得意のポーズに出会えて、安心できた。中居は、『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ)の4時間スペシャルでも、マシュマロキャッチが得意だというゲストに、「草なぎは14個できます!」などと話したり、こちらも通常運転だった。

 年末のラジオで、中居は、「(2016年はメンバーにとっても)習ったことのない1年」で、“いっぱいいっぱい迷惑をかけすぎちゃった”ことを反省し、悔やんでいるようだった。でも、「それじゃまた」の歌詞には、ムダな努力はやっぱりムダだけど、でも何か残るものがあるはずだし、2つ3つバカをみても続けてたいから、やるだけやったと気がすむ日まで続けるだけ、とある。1997年、ライブ『SMAP 1997“ス”』で香取は、「それじゃまた」の自分のソロパートを歌いながら涙していた。その理由を彼は自著『しんごのいたずら』で、亡くなった祖母が、横浜スタジアムで香取が祖母のために用意していた席に座っているのが見えたためだと説明していた。

中居「どうしてこの言葉を選んだのか?」、答えは曲の中に?

 2011年に『カミスン!』(TBS系)という音楽番組が始まったとき、インタビューで中居は、「音楽については詳しくないから。素人目線での質問になっちゃうかもしれないけれど、歌詞は気になります。どうしてこの言葉を選んだのかな、とか」と話していて、実際、番組でも歌詞について質問することが多かった。だから、今、敢えて「それじゃまた」という言葉をチョイスした彼の心は、この曲の歌詞の中にあるのではないかと思っている。

 “結果がどうであっても 参加することに意義があると信じ”
 彼ら5人が歩んでいるのはいつも、誰も教えてくれない、誰も導いてくれない道である。ファンもまた、5人をそっとしておきたいけれど、でも終わらせたくないという思いで、習ったことのない道を進んでいる。ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランは、「友よ、答えは風に吹かれて」と歌ったが、歌手であるSMAPにとっても、未来の答えは曲の中にあるのかもしれない。
(文/菊地陽子)

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