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Wエンジン×ニコラス・エドワーズ対談！ 日本の歌がうますぎる美男子シンガー登場!!
「日本人の心にグッとくる」とWエンジンも絶賛！ ニコラスが作詞した曲
ニコラスJeff Miyaharaさんというヒットメーカーの方と一緒に作っていったのですが、僕も作詞を担当させて頂きました。テーマは“恋の醍醐味”。相手に気持ちを伝えたいのに、なかなか伝わらないもどかしさというのを曲で表現してみました。
チャン日本人の心にグッとくるような言葉のニュアンスや言葉のチョイスをされてますね。実際に経験したことを歌詞にしてるんですか？
ニコラス恋に限らず、今までの人生の中で伝わらない想いだったり、手に入れたいのに入らないもどかしさってありますよね。そういったことを僕自身も経験してきたので、それを曲にしてみました。
チャン確かにもどかしい経験をした思い出を思い起こさせてくれるようなたまらない曲でした。
ニコラス正解をあえて曲の中には込めずに、それぞれ聴いた方がこの曲の物語を完成させて欲しいという思いで歌っています。
えとうアメリカ魂？ それとも日本魂？ どっちで歌ってます？
ニコラス言葉の壁や文化という人間が作り出したものを一度無くしてみると、どの国にも芯にあるものは共通していると思えるというか。誰かを愛したい、誰かに愛されたいという根本的な欲望は万国共通だと思うので、日本とかアメリカという考え方ではなく一人の人間として歌っています。
えとう素敵！ ところで11月30日にアルバムを発売、そして12月3日にはEXシアター六本木でライブがありますね。
ニコラス聴いてくださる方が楽しんでくれて、共感してもらえるような人生のサウンドトラックになればいいなと。それが自分が生まれた理由なんじゃないかなと思ってるので、これからも誰かの人生の支えになれるように頑張ります。
えとうちょっと……僕、感動しちゃいましたよ。感動は国境を越えると確信しました！
チャンライブも楽しみにしてます！
ニコラス是非遊びにきてください！
Wエンジン“惚れてまう”、シングル「Freeze」の魅力とは？
えとう「Freeze」を誰が歌ってるか知らされずに聴いたら、英語の上手い日本人が歌ってると思ってしまうくらい、日本語の発音が綺麗やしね。あと5オクターブ出るだけあって、高いキーのところもスーッと耳に入ってくるから聴き心地がいいんです。
ニコラス日本語で歌い始めた頃は“タ行”が難しかったですし、聴くにたえない感じでした。でも、あえて難しい発音や歌いづらいキーの曲に挑戦していくことで、上達していったというか。僕の周りにはダメだししてくれる人がたくさんいるので、そのおかげでどんどん上達できたんじゃないかなと思います。自分では気づけないことも多いですから。周りの環境には恵まれていると思います。
えとう環境に恵まれていると思えるのがすごいよね。
チャン歌詞も僕のようなモテない男でも共感できました！
ニコラスありがとうございます（笑）。
チャンでも、こんな切ない経験されたんですか？
ニコラスもちろんです！ 欲しいものが手に入らないのが恋愛じゃないですか！
チャンこんなにカッコイイのに本音を歌ってくれるのがいいですよね。
えとう難しい日本語で作詞してるところもすごい。
ニコラスそのために日本語を勉強してますから。僕にとって音楽は、人と人を繋げるためのツールなんです。まだまだ目標としてる歌い方や表現の仕方には遠いですけど、どんどん成長していけたらと思っています。
ニコラスが“惚れてまう”あのアーティストのこの1曲
ニコラスアンジェラ・アキさんのアルバム『HOME』に収録されてる「Rain」を聴いて衝撃を受けました。ピアノと歌だけのシンプルな曲なんですけど、聴いた瞬間に感情に国境は無いんだと確信できたんです。自分がなりたいアーティスト像が、この曲を聴いたことで見つかったというか。
えとうなんて素敵なんだろう音楽って。
ニコラスコブクロさんの「蕾」は人生を変えた曲なんですけど、僕のアーティストとしての生き方を変えてくれたのは、アンジェラ・アキさんの「Rain」なんです。
チャンアンジェラ・アキさんにお会いしたことは？
ニコラスまだ無いんです。でも会ったら失神しちゃうと思います（笑）。
（写真／草刈雅之 文／奥村百恵）
