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【嵐ライブレポート】9年ぶりアリーナツアー、5人の気持ちがこもった「ただいま」

 人気グループ・嵐が、約9年ぶりとなるアリーナツアー『ARASHI“Japonism Show”in ARENA』を開催。8月10日の神奈川・横浜アリーナ公演で、約17万4,000人を動員したツアーを締めくくった。いまやドームが主戦場となった国民的アーティスト・嵐がアリーナ公演を行うとあって、大きな話題となったこのツアー。5人からの気持ちが込められたステージの模様をレポートする。

昨年のツアーから大きく新化、冒頭には嵐の想いのこもった曲が

 今回のツアーは、昨年のアルバムツアー『ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism』のテーマ “原点回帰”を引き継ぎながらも、アリーナサイズの会場ならではの“ショー”としての見せ方にこだわった内容に。前ツアーのソロで披露した、メンバー各自が取り組んだ“新たな挑戦”も、アリーナツアーに合わせブラッシュアップされた。技能をさらに進化させたパフォーマンスはより個性的な演出が施され、“ソロ”としての扱いではなく、あくまでライブの一部として披露する形に。会場も花道は一切なく、アリーナの移動はトロッコ&ムービングステージのみ。つまり、限界まで客席を広げ、彼らの“1人でも多くのお客さんを!”という想いを具現化したものとなった。

 いよいよ開演。大歓声に包まれる中、シルエット姿の5人が登場。記念すべき1曲目は、シンプルにアカペラで始まる「ただいま」だ。この曲は、9年ぶりのアリーナツアーが決定した際に、メンバー発案で作られた楽曲。近年はドームがある都市に限られていたツアーだったが、今回はそれを9年前まで毎年訪れていた会場にまで広げた嵐。この曲は、そんな“会いにきたよ”“帰ってきたよ”というメッセージを込めたものだ。メインモニターには歌詞が投影され、メンバーの過去映像が映し出される。会場には、嵐からの“ただいま”、そしてファンからの“おかえり”の想いが満ちた、感動的な光景が広がった。

 「帰って来たぞー!」と松本潤が叫び、間髪入れずに鉄板のデビュー曲「A・RA・SHI」へ。本ステージからムービングで一気にBステージへ移動した後は、各メンバーからアリーナツアーの趣旨を盛り込んだ口上挨拶が述べられた。アニメーション映像を挟み、火薬の特効によるド派手なスタートを切ったのは「Sakura」。ここからアクセントダンス、「Japonesque」と和テイストの演出が続き、「ワイルド アット ハート」へ展開。伝統的な和の世界観と「ワイルド〜」の洋ロックテイストをつなげるアレンジが秀逸だ。

アリーナならではの演出も 櫻井のドラムは観客参加型に

 ここで、二宮和也のタップダンスによる“タップブリッジ”へ。二宮は、階段を昇降しながらのタップなどを見せ、ドーム公演時に修得した確かな技を雰囲気たっぷりに演出した。そのまま「イン・ザ・ルーム」のイントロを1人アカペラで歌い出すと、シンプルなステージから一転、5人が大人の色気で見せる。アウトロが変則的なリズムになったかと思うと、そのまま色のないモノクロの世界へ。この“モノクロダンス”は、アリーナサイズの会場だからこそ導入できたというナトリウム灯による幻想的なライティング。古い無声映画のようなその世界で、5人がダンスで魅了した。その後、メインステージの大階段部のカーテンが開くと、聴こえたのは「復活LOVE」のイントロ。印象的なギターのカッティングに合わせ、モノトーンの世界が一気に色彩を取り戻す。鉄板の締めは相葉の「おかえり」だ。

 「あとは翔くん、よろしく!」と口々に4人がステージを後にすると、今度は櫻井翔のドラムによる“パーカッションブリッジ”。櫻井が「ここからは俺の時間だぜ!(笑)」と宣言し、コーナー解説からスタートする。ドームツアーではソロ曲と共に披露されたドラムラインだが、今回は参加型に進化。観客もハンドクラップで一定のリズムを刻み、櫻井のドラム、打楽器部隊が次々にリズムを重ね、一体となって壮大な“パーカッション”が完成した。

 嵐のメンバー4人がノリノリで合流すると、続くは「Lucky Man」。「What’s up party people!」と叫ぶところから、前半、櫻井が担当するラップパートを、この日は相葉が担うサプライズ演出。「まだまだ行けるだろう! 飛べー!!」という松本の声に大歓声が応えて始まった「Troublemaker」、キラキラとした“光”を象徴するようなライティングの中、5人の美しいユニゾンが響き渡った「Daylight」へ続き、前半の曲が終了した。

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