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東出昌大&NICO Touches the Walls、マニアで変態な一面とは

 映画『ヒーローマニア-生活-』で主演を務める東出昌大と、同映画の主題歌「ストラト」を手掛けたNICO Touches the Wallsの対談が実現。撮影と楽曲秘話など映画が10倍楽しくなるエピソードのほか、子どもの頃のヒーローやそれぞれの“マニアな生活”について語り合った。

“生・東出昌大”の初印象は「デカい!僕らが子どもみたい……」

――東出昌大さんとNICO Touches the Wallsさんが会うのは今回が2度目だそうですが。初めて会ったときの印象は?
東出昌大 初めてNICO Touches the Wallsさんを拝見したのは音楽番組で演奏しているときだったんですが、やっぱりカッコいいなって思いました。自分と同じ人前に出る仕事でも全然違うんだなってステージにいる姿を見て実感したし、役者とミュージシャンってなかなか接点がないのでお会いできたこと自体が光栄でしたね。
光村龍哉 ありがとうございます。僕は初めて東出昌大さんを知ったのはNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』なんですよ。そのときからすごくカッコいい方だと思っていて、まさかこうしてご一緒にお仕事をできると思っていなかったから、こちらこそ光栄です。

――“生・東出昌大”の感想は?
東出昌大 とりあえず“デカい”でしょ?
光村龍哉 テレビで観たときから背が大きいとは思っていたけど、実際に会ったらさらに大きかったです(笑)。僕らも身長は低くはないんだけど、東出昌大さんと一緒に並んで写真を撮ったら、なぜか後楽園のヒーローショーみたいな感覚になってしまって。
対馬祥太郎 僕らが子どもみたいになっちゃうよね(笑)。しかも撮影のとき東出昌大さんがみんなの肩をグッと掴んでくれて、俺の右肩にものすごくデカい手があったっていう。身長だけじゃなく手も大きくて、包み込んでくれるような温かさを感じました。
坂倉心悟 あと知的な感じがします。本とかお好きなのかなと。
東出昌大 本はよく読みますね。
古村大介 僕は素朴な方っていう印象をずっと持っていたけど、お会いしたら意外に男っぽくて体育会系かなって思った。部活は確か……。
東出昌大 剣道です。
古村大介 ですよね。そういう筋の通った感じというか。印象は柔らかいけど、芯があってシャキッとした生活をしている感じがしました。

――そんな東出昌大さんですが、映画『ヒーローマニア-生活-』では、かなりヘタレ役を演じています。
東出昌大 相当ヘタレです(笑)。そこらへんは原作の漫画『生活』が持っている、変態性ってところが出ているのかなと。でも、何か主張のある内容でなくコメディなので現場の空気も明るく朗らかで、ドタバタありアクションありで演じていても楽しかったですよ。

――ちなみに、共演した窪田正孝さんや小松菜奈さんからは「東出昌大さんは天然」と言われていましたが。
東出昌大 そう言われて僕もびっくりしました。天然って自覚はないんですけど。
光村龍哉 そういうことってありますよね。僕らはまだ東出昌大さんの天然な部分を見ていないけど、これから仲良くしていただければ見られるかもしれない。楽しみです(笑)。

――NICO Touches the Wallsさんたちから観た映画の印象は?
対馬祥太郎 ある種の変態的な現実と非現実が混ざり合った世界だなと。でも最終的にはそれぞれがどんな道を選ぶかってところが核になっているから、ただ面白いだけじゃなく考える部分もあるなと思いました。
古村大介 僕は東出昌大さん演じる中津たちが部屋でたむろっていると場面が好き。あの雑然とした雰囲気にすごく日常感があって、身近に感じましたね。
坂倉心悟 僕は突っ込みたくなる場面がたくさんあって、それが楽しかった。例えば戦闘シーンで東出昌大さんがハンマーで殴られたとき、マスクが飛ぶじゃないですか。“あれ、何で飛んだの?”とか、すごく気になっちゃって。
東出昌大 それ、かなり通な見かたですよ(笑)。
光村龍哉 僕はスピード感があって面白い映画だったので、あっという間に観終わっちゃいました。でも自分自身の生活とクロスオーバーする部分もあって、バンド活動や曲を作っているときの気持ちに置き換えてみることができたんですよ。だから主題歌を作るときも、自分たちは映画の中の1つというか、そういうつもりで自然に書けました。

NICO Touches the Walls「ストラト」ミュージックビデオ

NICO Touches the Walls オフィシャルサイト(外部サイト)
東出昌大 オフィシャルサイト(外部サイト)

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