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台湾出身のリュウ・ピンイエン、実業家としても活躍のアーティストに迫る!
芸能界での地位を捨て、単身留学、帰国後は起業し実業家としても活躍
スクリーンの中の美しい彼女を見ると想像できないが、以前61キロにまで太ったことがある。ネット上には妊娠したのかとまで書かれ、それを目にした彼女は「妊娠しているわけないじゃないの」とディスプレイに向かって叫んだそうだ。結局1年足らずで贅肉とサヨナラできたそうだが、そのときを振り返り、「人生で一番太っていた期間」と語る。運動不足に、夜更かしや飲み会などで生活のリズムが狂ったことで体重がピークにまで達した原因となった。それからは減塩減油と運動で減量できたそうだが、それは見た目のためではなくて、健康のためだとし、彼女自身は「自分のお肉はそれほど嫌いじゃない」と言う。
芸能プロダクション設立当初は赤字……会社経営の酸いも甘いも経験
台湾と中国に芸能プロダクションを持つ彼女は、若いながらも台湾の芸能界では、超の字がつくほどやり手である。彼女は会社を開いた当初を思い返し笑いながらこう語る。「数学が苦手な私が、会社を開いたときの一番大きい問題は会計についてでした。当時現在の経理部長に帳簿をつけてもらっていたんだけど、会社を創立したとき、1ヶ月目の収支報告書が全部赤い字で書かれていたんです。それを見た私は、てっきり株式と同じようにストップ高を意味すると勘違いし、経理部長に『ほら全部赤い字で書かれているよ、会社設立当初からこんな感じなら、悪くないんじゃないの』って嬉しそうに言ったら、苦笑いを浮かべた部長に『それは赤字って意味、それだけ損しているの』って返されたなんてこともありました」。こんな失敗を重ねながら、それでも努力を続けたことが今の成功につながっている。
台湾の芸能界は小さいが故に競争も激しく入れ替わりも早い。そんな激しい世界の中で彼女は懸命に新しい可能性を探し求め、自身のチャレンジであり、夢でもあるデビュー12周年のソロアルバムに取り組んでいる。そしていつか日本に赴き、より幅広く多種多様な芸能界にチャレンジしたいと願っている。