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ディズニー最新アニメ『ズートピア』こだわりの“毛”表現の特別映像
同作は、動物たちがまるで人間のように暮らすハイテク文明社会「ズートピア」を舞台にするファンタジーアドベンチャー。登場する動物たちの種類は64にも渡り、体の大きさや動き、そして“毛”の表現も驚くほどリアルなのが特徴。たとえば、ヒロインであるウサギのジュディはもふもふとしたやわらかそうな毛、ホッキョクグマは一見白いが1本1本が透明な毛。という具合に実際の動物に忠実に表現されている。
キャラクター様相部門のスーパーバイザーのミシェル・ロビンソン氏は「羊毛の本物らしさを出すため、毛のなかに干し草や葉っぱをほんの少しだけ加えている」という。こうした細かいアイディアによって、ヒツジの毛にリアルな質感を与えている。また、キャラクター・テクニカルアニメーションのデイヴ・コモロフスキ氏は、ベルウェザーをはじめとする本作の毛の表現について「毛を触るという動作は、CGで描く場合とても複雑になるため、かつては避けようとしていた動作です。しかし、私たちはこの映画のために新テクノロジーを開発しており、それを描くのもかなり容易になっています」とコメントしている。