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男の趣味連載【HOBBULOUS LIFE】Vol.3 DIY(=Do IT Yourself)コーヒー <前編>キャンプで楽しむ

―「いくつになってもワクワクしていたい」 そんな男心を満たしてくれる、コアで粋な“男の趣味”に迫る連載企画。深堀りするほど虜になり、いつしか人生の相棒になる… “一生ものの遊び“を手に入れよう―

今回の“一生ものの遊び”は、極めるほどに奥深さを知る、究極の嗜好品

好きな空間で、好きなことをしながら、おいしいコーヒーを楽しむ

好きな空間で、好きなことをしながら、おいしいコーヒーを楽しむ

  • 淹れ方の奥深さを楽しむ

    淹れ方の奥深さを楽しむ

  • コーヒー豆の奥深さを楽しむ

    コーヒー豆の奥深さを楽しむ

 今回の“男の趣味”は、身近だけれど追求するほどに奥深さが楽しめるコーヒー。ここ数年、本格的なドリップコーヒーを提供する店が大きなウェーブを起こしているのは周知のこと。その本格的なコーヒーを、自分の好きな空間で、自分の好みの味で、自分でじっくりと淹れて楽しむ、つまり“DIY(=Do It Yourself)コーヒー”を楽しむ人たちが増えている。彼らを魅了するその理由とは。
 <前編>では、アウトドア系アイテムを多く揃えているブランド「HALF TRACK PRODUCTS」の代表・土屋雄麻さんに、彼が愛する「キャンプ×DIYコーヒー」の楽しみ方と魅力について聞いた。<後編>では、日本におけるスペシャリティコーヒーのパイオニアであり「堀口珈琲」の代表・堀口俊英さんに、「DIYコーヒー」を楽しむために欠かせない、「本当においしい1杯の淹れ方」のいろはを聞く。

<後編>はこちら
プロに聞く「本当においしい1杯の淹れ方」
  • 趣味人:土屋雄麻さん

    趣味人:土屋雄麻さん

  • 案内人:堀口俊英さん

    案内人:堀口俊英さん

<前編>趣味人:土屋雄麻さんの「DIYコーヒー×キャンプ」LIFE

What is Charm? ―魅力―

  • 友人のコーヒー専門店の豆を愛飲

    友人のコーヒー専門店の豆を愛飲

時間と共に変わる“自分の好み”とじっくり向き合える
 豆選びからこだわる「DIYコーヒー」は、自分の好みの味と向き合えることが魅力だそう。「昔は苦味の強いコーヒーが好きでしたが、好みが変わってきて、今は酸味が感じられるものが好きです」と語る土屋さん。コーヒー店を経営する友人に相談しながら豆を買っているという。「趣味でも仕事でも、定番を決めない」という土屋さんは、コーヒーでも「好きな味わいのものだけを飲み続けるより、他もいろいろ試したいです。好みが変わったり、新たな好みの発見があったり、それが楽しみのひとつです」。
魅力的なアイテムが男の“コレクション願望”を満たす
 豆のほかに惹かれる要素のひとつが、ミルやドリッパー、サーバーなどの関連アイテム。種類も豊富でデザイン性が高いものが多く、インテリアとしても栄えるため、コレクション願望がくすぐられるそう。もちろん、おいしいコーヒーを淹れるための器具としても、細かなところまでこだわれるのが面白いとか。「ドリップ式やプレス式など、毎回シーンに合ったドリッパーを選んだり、デザイン重視で気分や雰囲気に合うものを選んだりと、味を楽しむ以外でも遊べるのが魅力です。キャンプにも、毎回違うものを持っていきます」。
  • 気分やシーンで変えるドリッパー

    気分やシーンで変えるドリッパー

  • こだわりのガスコンロとケトル

    こだわりのガスコンロとケトル

時間だけはある。そこでコーヒーを飲むことだけに集中する贅沢さ
 「DIYコーヒー」を始めたきっかけは、大好きなキャンプにあるという。「時間だけはいっぱいある、そんなキャンプ中に何をしようかなと考えたとき、ゆっくりじっくりと好きなコーヒーを淹れて過ごすのもいいなと思いました」。キャンプで迎えた朝に、何をするわけでもなく、仲間とのんびり過ごしながら飲む1杯が格別だそう。「寒い時期のキャンプでは体も温まるし、朝のひんやりとした空気の中でコーヒーの香りを嗅ぐと、すっきりとして気持ちがいいです」。

静岡県大井川の中流にある、一番好きなキャンプ場「不動の滝オートキャンプ場」。 山の谷間の支流にあり、静かで素敵なところ

静岡県大井川の中流にある、一番好きなキャンプ場「不動の滝オートキャンプ場」。 山の谷間の支流にあり、静かで素敵なところ

好きなものしかない、そんな空間で味わう格別さ
 自分が愛する物に囲まれて楽しめるのも、「DIYコーヒー」の魅力。土屋さん自身もアウトドアアイテムなどの開発・販売をしているだけあり、「作った人のこだわりや思いを想像しながら、物を使うのが好き」という。「物選びは見た目重視」と言いつつ、面白いものやユニークポイントに惹かれたこだわりのアイテムが、愛用のキャンプ道具の中にはたくさんある。お気に入りのテントや寝袋、木のテーブル、チェア、ガスコンロ、オーディオ機器。それら好きなものだけに囲まれた空間で本格的なコーヒーを楽しむのが贅沢なひと時。「キャンプに行けないときは、庭にテントを張って、そこでコーヒーを飲みます」というほどのハマり具合。

お気に入りのキャンプアイテムが勢ぞろい

お気に入りのキャンプアイテムが勢ぞろい

Person ―人物―

心に残る1杯は、ひとり登山キャンプでのコーヒー
 「昔はバイクに道具をすべて積み込んで、一人でキャンプに行っていました」と言う土屋さん。思い立ったときに、ふらりと旅に出る気楽さが好きだという。そんな土屋さんが人生で一番心に残っている1杯は、いつものようにふらりと一人でキャンプに行った雲取山で飲んだコーヒー。「夕暮れに、テントの中から外の景色を見ながら、自分で淹れたコーヒーを飲んだときです。その状況といろいろな思いが合わさって、すごくおいしく感じました」。
どこにいても気を使ってしまう。だからキャンプが好き
 友人が多く、70〜80人の仲間を集めたキャンプイベントを年に一度開催するという土屋さん。友人と過ごすのが好きな一方で、「旅行や友人の家に泊まる、自分の家に友人が泊まるというのは、あまり好きじゃありません。迷惑をかけないようにと気を使ってしまい、心からのんびりできないから」だとか。その分、キャンプは誰の家でもなく、好きなだけ気を使わずに過ごせるのが魅力。「キャンプでは時計を見ないですよね。気がつけば日が落ちて暗くなっていて、気がつけば明るくなっている。シームレスに一日が過ぎていく、その感じが好きです」。

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