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太川陽介×蛭子能収 スペシャル対談『いまだにわからない… × ほとんど何もしていない』

2007年から放送されている人気バラエティ『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)で長年の迷コンビぶりがすっかり板についている太川陽介と蛭子能収。そんなふたりさえ驚いたという同番組の映画化に際して、破天荒エピソードや密かに抱いていたお互いへの感情などをたっぷりと語り合ってもらった。そのなかでは「蛭子さんが死んだら番組をやめる」(太川)という最大限の愛情も飛び出した!

いつも一緒にいるコンビだと思われている

――『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』が映画になるんですね!
太川まず、ビックリしたよね。
蛭子本当ですよ。これを1800円払って観に来ていただけるのだろうか……。

――いやいや(笑)! 舞台は台湾になっていますし、内容もすごく楽しかったですよ。
蛭子そうですか? それならよかった(笑)。

――それにしても、この作品は本当に多くの人に支持をされていますが、たくさんの反響が届いているのではないですか?
太川街中で声をかけられることが増えたよね。なにより、別の旅番組のロケをしていても、「蛭子さんは一緒にいないんですか?」って聞かれるんですよ。すっかり僕たちコンビだと思われているよね。
蛭子僕も街中を歩いていると「バスだ、バス!」って言われますよ(笑)。でも、僕も太川さんもお互いのプライベートには一切触れないよね。
太川うん。お互いの連絡先も知らない。
蛭子でも、1年に3回、この番組があったとしたら、4日は一緒にいるから3×4で、えっと……年に18日くらい一緒にいるんだ。
太川その掛け算だったら12日でしょ。ああ、前乗り(ロケの前日に現地の近くで泊まること)や、旅の撮影が終わった翌日を含めてね。
蛭子そうそう。普通の友人より多く会っているかも。
太川しかも一緒にいる時間が長いぶん、濃いからね。早朝から夜寝るまでずっと一緒だから、自分の性格を隠しようがないんですよ。きっと、常にお互いの裸をさらしているようなもんだよね。

――太川さんだけが知っている蛭子さんは、どんな姿ですか?
太川蛭子さんはね、突然燃えるんだよ。いきなりテンションがあがるの。でもそのスイッチがどこにあるか全然わからない! 急に走り出したり、突然やる気を出したり……。何がきっかけかいまだにわからないんです。

蛭子能収の映画的なアクシデントは…

――台湾ではどこでスイッチが入りましたか?
太川……台湾では、スイッチはずっとオフだったね。
蛭子……そうですね(笑)。台湾といっても、いつもと全く変わらなかったからなぁ。
太川変わったのは国と、撮影カメラが4Kになったくらい。あとは何も変わっていない!
蛭子映画をみたんですけど、映画的なアクシデントは俺が転んで痛がっていたところかな。
太川映画は起承転結が必要だからね。まさにあそこは転ぶだけに“転”だったね(笑)。
蛭子でもあれはけっこう痛かったんですよ!

――そういった試練を乗り越えての旅だったんですね。
蛭子そうなんです。……なんて言ったりして(笑)。
――(笑)では、蛭子さんだけが知っている太川さんの姿を教えてください。
蛭子太川さんはね、とにかくご飯にこだわるよね。昼食とひるめしと夕食と……。
太川朝食と昼食と夕食ね(笑)。
蛭子そうそう。そこはきちんと摂らないとって、いつでもどんなときでもちゃんと気にしているんですよ。
太川いやいや、これは自分のためじゃないんだよ。みんながそろそろお腹がすいているだろうと思って仕切るの。僕が食べたいわけじゃないよ。
蛭子まぁ、食べられないときもあるからね。
太川そう。あとはマドンナに対しての礼儀。お腹がすいて機嫌悪くなったらお互いイヤでしょ?
蛭子そうだったのかぁ。僕は腹減っても機嫌悪くならないけどね。
太川たしかに蛭子さんはならないね。

行き当たりばったり!?台湾“路線バス”旅の様子

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